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直江 崇; 二川 正敏; Kenny, R.*; 大槻 真人*
Journal of Fluid Science and Technology (Internet), 9(1), p.JFST0002_1 - JFST0002_12, 2014/01
高速液体水銀マイクロジェット(300m/s)の壁面衝突に伴うキャビテーション損傷の形成について評価するための基礎研究として、本研究では、直径2.5mmの水銀液滴が低速(5m/s)で固体壁面に衝突する挙動を詳細に観察すると共に、液滴の飛散挙動についてVOF(Volume of Fluid)法を用いた数値解析を実施し、両者の結果を比較した。数値解析では、表面張力を考慮すると共に、水銀-固体-気体系の動的接触角を実測した結果(103156)を基に速度の関数として入力した。実験では水銀が衝突後に円盤状に変形しながら拡散した後、表面張力により衝突点に集まった後、上方へ浮き上がる挙動が観測された。解析結果は、この実験結果とよく一致した。また、この解析では壁面に負荷される衝撃力の応答には、表面張力の影響はほとんど見られないことを示した。表面張力を考慮しても最大衝撃力は約10%増加する程度であった。
久木田 豊; 刑部 真弘; 田中 貢; 大槻 真人*; 川路 正裕; 小泉 安郎; 田坂 完二
Journal of Nuclear Science and Technology, 22(8), p.678 - 680, 1985/00
被引用回数:1 パーセンタイル:24.58(Nuclear Science & Technology)ROSA-IV・LSTFを使った最初の Operational Transient 試験として、実炉(PWR)のタービントリップを模擬した試験を行なった。タービントリップ後、LSTFの一次系平均温度は約565Kの温態停止状態へすみやかに移行し、PWRのタービントリップをLSTFを使って、実験的に良く模擬できることがわかった。また、RELAP5/Modlコードは、LSTF試験の挙動をよく予測でることもわかった。さらに、LSTF試験結果は、コードにより予測されるPWRのタービントリップ挙動と定性的に一致した。
直江 崇; 二川 正敏; Kenny, R.*; 大槻 真人*
no journal, ,
キャビテーション崩壊時に放出されるマイクロジェットの噴出角度が流動により変化することをこれまでに明らかにしている。そこで、水銀キャビテーション崩壊時に放出されるマイクロジェットの衝突による衝撃力に対する衝突角度の影響について検討するための基礎実験として、水銀液滴を自由落下によりガラス標的に衝突させ、標的に負荷される衝撃力、及び液滴の飛散挙動と衝突角度との相関について高速度撮影、及び衝撃力計測により評価した。また、液滴衝突に伴う衝撃及び液滴飛散挙動に及ぼす動的接触角の影響について、実験と数値解析の比較から考察した。標的角度の増加に伴い、飛散挙動が変化し、壁面への衝撃力が低減されることを示した。また、衝突時の衝撃力及び飛散過程では、動的接触角に依存しない傾向があることがわかった。一方、水銀液滴が飛散後の中心に集まる過程では、動的接触角によって挙動が変化することを示した。