Failure of graphite short bars with hemispherical seats

菊地 賢司; 佐野川 好母; 大熊 嗣男*; 井川 博雅

Eng.Fract.Mech., 19(6), p.1013 - 1024, 1984/00

https://doi.org/10.1016/0013-7944(84)90147-4

両端で球面座と球面接触する黒鉛短柱の破壊強度を調べた。このような構造は、VHTR炉心支持ポストにみられる。その結果、球面接触部の半径の組み合せ、黒鉛短柱の細長比、黒鉛短柱の傾き角が破壊強度に及ぼす効果が明らかにされた。また、体積効果や酸化による細長比の変化について議論している。

サポートポストの圧縮破壊試験

菊地 賢司; 大熊 嗣男*; 佐野川 好母

JAERI-M 9109, 25 Pages, 1980/10

JAERI-M-9109.pdf:1.6MB

多目的高温ガス実験路の炉心を構成する燃料体、可動反射体は、1領域当たり3本の黒鉛よりなるサポートポストによって支持される。また、サポートポストにより形成される高温プレナムは、各領域から流出してくる高温Heガスを混合させる機能も有している。これらのポストは原子炉の寿命中には取り替えられることもなく高温雰囲気中で使われるため、特にその健全性が重要な問題となる。本報告は、サポートポストの軸長/主断面二次半径、傾き角、球面座半径が、ポストの圧縮破壊強度に及ぼす影響を調べたものであり、供試材は等方性黒鉛である。