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山本 洋一; 向山 武彦; 菊池 充*; 若原 道夫*; 大熊 輝夫*
第14回核物質管理学会 (INMM)日本支部年次大会論文集, p.131 - 137, 1993/11
コブラ封印は、現場検認用封印システムとして米国サンディア国立研究所が開発してきたものである。その検認方法は、封印取付時と査察時に記録した封印の光学パターンを目視比較するものであるが、この方法では査察官への負担が大きくなり、また主観的な判断となり得る場合もある。そこで、原研では簡単にしかも数値として客観的に検認結果の得られる電子式封印検認器の開発を行ってきた。これまで開発したモデルでは処理速度の制約から検認アルゴリズムは単純なものを用いているため、照射光量レベルの変化や検認器封印嵌合部のガタの影響を受けて検認精度が低下する弱点があった。今回開発した手法は、近年の演算プロセッサの処理速度の向上を考慮し画像処理技術を採用して上記弱点を克服し、検認精度を高めることができた。2台の試作機による検認試験の結果、本手法がコブラ封印の現場検認のために十分有効であることが確認できた。