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論文

Modeling of plasma current decay during disruptions caused by massive impurity injection

大脇 浩和*; 杉原 正芳; 畑山 明聖*

Plasma and Fusion Research (Internet), 1(3), p.016_1 - 016_6, 2006/03

大量不純物入射に伴うディスラプション時のプラズマ電流減衰の数値モデルを作成した。このモデルはジュール加熱と不純物による放射損失のパワーバランスから熱クエンチ後のプラズマ温度と電荷状態を決定するものである。本モデルをITERの冷却水流入事象やディスラプション緩和を模擬したJFT-2Mの大量N$$_{2}$$ガス入射実験に適用したところ実験結果をうまく説明する結果が得られた。

論文

Modeling of plasma current decay during the disruption

大脇 浩和; 杉原 正芳; 河野 康則; Lukash, V. V.*; Khayrutdinov, R. R.*; Zhogolev, V.*; 小関 隆久; 畑山 明聖*

Europhysics Conference Abstracts (CD-ROM), 29C, 4 Pages, 2005/00

ディスラプション時のトカマク装置への電磁力負荷を評価するうえで最も重要な、プラズマ電流の減衰過程を評価する数値モデルを構築した。このモデルでは、粒子の輸送とリサイクルを考慮した密度の微分方程式によって密度を評価し、ジュール加熱パワーと不純物の混入による放射パワーとのバランス$$P_mathrm{joule}(T_e)=P_mathrm{rad}(T_e)$$によって電子温度とプラズマ抵抗を決定する。加えてプラズマ平衡・輸送・回路方程式を解くコードDINAを用いることで、プラズマ電流減衰の時間発展を矛盾無く求める。不純物混入量,粒子の閉じ込め時間,リサイクリング率は、おおよそ実験で想定される値をパラメータとして与えることで、JT-60Uのプラズマ電流波形を模擬できた。また、この3つの物理量がプラズマ電流の減衰過程に与える影響を調べた。

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