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報告書

電磁法データの2次元比抵抗構造解析

大里 和己*; 山根 一修*

JNC TJ7440 2000-005, 45 Pages, 2000/03

JNC-TJ7440-2000-005.pdf:2.72MB

1.目的 本報告書は、高周波数CSMT法/MT法データを用いて、2次元インバージョン解析作業を行った結果を取りまとめたものである。調査測点は岐阜県土岐市,瑞浪市及び御嵩町に渡る。解析測線は調査地域内に7本設定されている。既存の解析結果(電磁法による地上物理探査 1999年3月:JNC TJ7420 99-007)と合わせ、調査地域の比抵抗構造を詳細に求めることを目的とする。2.方法 地表浅部からの比抵抗構造を求めるため解析周波数の上限を96KHZとした。また、最低周波数を10HZとすることで、当該地域に広く分布する花崗岩の形状把握を目的とした。解析にはMT2次元インバージョンを用い、解析モードはTMモードを採用した。解析の結果、花崗岩と、その上部層である新第三紀以降の堆積層の構造を把握することができた。その結果、地形の凹部はチャネル域と対比されると推定される。花崗岩体も一様な比抵抗構造ではなく、比抵抗分布に多様性があり、断裂構造と関連があるものと考えられる

報告書

スパーカー震源を用いた弾性波トモグラフィデータの取得作業

大里 和己*; 山根 一修*; 中田 晴弥*

JNC TJ7420 99-019, 108 Pages, 1999/09

JNC-TJ7420-99-019.pdf:5.68MB

1.目的 本調査は弾性波トモグラフィ調査技術開発の一環として、スパーカー振源を用いて深度1,000m程度までを対象とした弾性波トモグラフィデータを取得したものである。本調査の目的は、スパーカー振源を用いた弾性波トモグラフィの調査可能な範囲(深度と孔間距離)を検証するとともに、データ解析技術開発のための基礎的データを得ることである。本報告書は、これらの調査内容についてまとめたものである。2.方法 岐阜県瑞浪市明世町月吉にある核燃料サイクル開発機構東濃地科学センターの正馬様洞鉱業用地におけるMIU-1号孔及びMIU-2号孔を利用して、弾性波トモグラフィを実施した。MIU-2号孔には試錐孔内用振源であるスパーカーを降下し、MIU-1号孔には受振器として用いたハイドロフォンを降下して測定を行った。トモグラフィデータの取得は、2区間で行なった。まず、深度222.0から148.0mの区間にハイドロフォンを2.0m間隔で展開した。スパーカーによる発振は、272.0$$sim$$200.0mの区間において2.0m間隔で発振を行った。次に、深度1,000$$sim$$762.5mの区間にハイドロフォンを2.5m間隔で展開した。これに対応するスパーカー深度は1,000mから762.0mの区間であり、2m間隔で発振を行なった。 また、スパーカー振源を用いた弾性波トモグラフィの調査可能な範囲を検証する目的のもとに、ハイドロフォンを深度1,000.0$$sim$$945.0m及び深度272.0$$sim$$228.0mの2区間に展開して、重合試験を行った。これは、スパーカーの発振の回数を重ねることで、測定データのS/N比向上の効果を確認するものである。その結果、振源と受振器の距離が、およそ150m以上離れると、地震波形は不明瞭となり、スパーカーの発振回数を増やす必要があることが判明した。

報告書

地質環境モデル化手法に関する文献調査

大里 和己*

JNC TJ7420 99-014, 105 Pages, 1999/03

JNC-TJ7420-99-014.pdf:5.27MB

1.目的 一般に、ある領域を対象とした地質環境調査においては、地質構造や地下水の水理、地球化学特性といった地質環境に関するデータを取得する技術と、取得されたデータを解析して地質環境の3次元モデルを構築する技術が必要である。これらの調査技術を合理的に組み合わせて地質環境調査技術の体系化を図る研究の一環として、地質環境モデル構築技術の現状を把握することが本件の目的である。2.方法 以下の項目に関して文献調査を実施する。(1)地質環境モデル化手法に関する情報の収集以下に記す各分野の地質環境モデルを構築する技術に関する情報収集を、各種学会誌などの文献調査により実施する。1)地質構造モデル物理探査を中心としたデータから、地下の3次元地質構造モデルを構築する技術。2)水理地質構造モデル地質構造モデルを基に、地下水流動解析を行うために必要な透水性に関する情報を加えた水理地質構造モデルを構築する技術。3)地下水の地球化学モデル地表から地下深部までの地下水の水質形成機構や酸化還元電位をモデル化する技術。(2)モデルを用いて地質環境を総合的に把握する手法に関する情報の収集(1)で記した各分野の地質環境モデルを用いて(あるいは組み合わ せて)、地質環境を総合的に把握した事例について文献調査により情報の収集を実施する。3.結果

口頭

ボーリング孔閉塞技術の開発

池田 幸喜; 島田 邦明*; 大里 和己*

no journal, , 

高レベル放射性廃棄物の地層処分にかかるボーリング孔は、調査から処分場閉鎖後のモニタリングまで長期間に渡り使用されるが、最終的には閉塞する必要がある。ボーリング孔の閉塞が適切でなければボーリング孔自体が水みちとなり、地層処分の前提である天然バリアによる安全確保に大きく影響する。したがって、ボーリング孔の閉塞技術を開発するため、現状技術の調査・評価を行い、当該技術の課題(閉塞材料の選定,閉塞手法,閉塞後の検証方法など)を抽出し、課題解決に向けた技術開発手順を検討した。

口頭

沿岸域の地質構造調査に向けた海底電磁法技術の高度化開発,4; 幌延沿岸域における適用試験

吉村 公孝*; 岡崎 幸司*; 大里 和己*; 中嶋 智*; 大澤 健二*; 藪内 聡; 山中 義彰; 茂田 直孝

no journal, , 

陸域から海域にかけて連続的に地下深部までの地質環境に関する情報を得る物理探査手法については、適用可能な既存技術のみでは得られる情報が十分ではないため、陸域あるいは海域で適用可能な手法の組合せなどにより、必要な質・量の情報を取得できるよう技術の高度化を図る必要がある。このため、このような沿岸域を対象とした物理探査手法の高度化を目的として、北海道幌延町で陸域から海域にかけて連続した電磁法探査の適用試験を実施した。適用試験の結果、得られた比抵抗構造から陸域から海域に渡る褶曲構造を推定することができた。また、海岸線付近から陸域にかけての深度1km以浅に認められる高比抵抗部分は、塩分濃度が異なる地下水の分布を示唆するものと考えられる。このように沿岸域における地質構造や地下水性状に関する情報を得ることができ、沿岸域における地質環境調査技術としての本電磁法探査技術の有効性を示すことができた。

口頭

幌延地域の沿岸域電磁法調査,1; 調査の概要

吉村 公孝*; 岡崎 幸司*; 大里 和己*; 大澤 健二*; 山岡 昌信*; 中嶋 智*; 茂田 直孝; 藪内 聡; 山中 義彰*

no journal, , 

北海道幌延町において、陸域から海域にわたる沿岸域に存在する断層などを調査対象とした調査技術の体系化のため、電磁法探査の高度化試験を実施した。試験の結果、沿岸域深部の2次元比抵抗分布を得ることができ、沿岸域において電磁探査が実施できることを示した。得られた比抵抗分布から、陸域から海域にかけての褶曲構造や断層構造さらには地下浅部の地下水の塩分濃度分布に関係すると考えられる情報が得られた。一方、既往の調査で存在が示唆されている沿岸域に分布する断層のうち、比抵抗分布から把握することが困難なものもあった。これについては、3次元探査・解析を適切に実施することにより得られる比抵抗分布の精度向上が期待でき、断層構造を推定できる可能性があると考えられる。

口頭

幌延地域の沿岸域電磁法調査,2; 調査結果とその解釈

大里 和己*; 山岡 昌信*; 中嶋 智*; 吉村 公孝*; 岡崎 幸司*; 茂田 直孝; 藪内 聡; 山中 義彰*

no journal, , 

高レベル放射性廃棄物の地層処分に関する研究開発において、沿岸域に適用可能な地質環境調査技術の整備は重要である。広域かつ地下深部までを対象とした地質環境調査技術の一つである電磁法探査については、国内の沿岸域を対象として本格的な調査が実施された例がない。このため、電磁法探査技術の高度化開発を進めており、今回、これまでに開発してきた電磁法探査技術の適用試験を北海道幌延町の沿岸域において実施した。本試験の結果、海域から陸域にかけて連続する範囲の2次元及び3次元比抵抗分布を得ることができ、我が国の沿岸域において電磁探査が実施できることを示した。また、2次元比抵抗分布から、反射法地震探査断面図や海底地質構造図などの既存データと対比して地質構造の解釈を行った。その結果、海域から陸域にかけての背斜構造が確認できた一方、地層境界や推定される断層の位置を比抵抗の違いとして把握することはできなかった。電磁法探査の高度化開発における今後の課題として、海域用受信器の構造強化や海域測定データの品質向上、3次元解析の精度向上などが挙げられる。

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