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樋口 利彦*; 葉田 可林; 天正 清
Soil Science and Plant Nutrition, 30(2), p.125 - 136, 1984/00
被引用回数:35 パーセンタイル:84.15(Plant Sciences)水稲根により吸収された炭酸の多くは地上部へ移動し固定され、一部は葉鞘より大気へ排出される。COの水稲体地上部への移動および大気への排出過程のメカニズムを明らかにする目的で前報に引続きトレーサー実験によって検討を加えた。水稲は小麦と異なり、COをより早く経根的に吸収し、主として葉鞘部で同化固定する。呼吸阻害剤2、4-DNP、NaNの処理では、水稲、小麦共に地上部へのCO移行に影響はなかった。水分吸収抑制剤マンニトールは、水稲には影響はなかったが、小麦には顕著な影響が認められた。水稲と小麦の根中ガス容積を調べた結果、水稲は小麦の10~15倍を示し、CO経根吸収における水稲の特異性は、よく発達した通気組織系に原因があると推察した。なおCOの排出部位は主として葉鞘部の気孔と考えられるが、葉鞘部内表皮からもありうることを示唆した。
岡崎 正規*; 平田 栄一*; 天正 清
Soil Science and Plant Nutrition, 29(4), p.489 - 497, 1983/00
被引用回数:13 パーセンタイル:61.84(Plant Sciences)湛水土壌中におけるTTCの還元活性を調べるため、線照射土壌を用いて検討し、微生物、細胞外デヒドロゲナーゼおよび還元性物質の3者がその還元に関与していると思われる結果を得た。
柴部 禎巳; 葉田 可林; 天正 清
Radioisotopes, 29(10), p.493 - 494, 1980/00
一定温度で水を供給すればイネは発芽する。この水を重水でおきかえると、イネの発芽は抑えられる。重水が低濃度であれば、発芽時期がずれる形の発芽遅延がみられる。高濃度(80~99.7%)では、発芽はほとんどおさえられてしまう。この場合、種子は生理的形態的に損傷をうけているのではなく、発芽が抑制された種子から重水をのぞき、軽水の系にもどすと発芽する。
天正 清
化学と生物, 15(10), p.636 - 638, 1977/10
RIトレーサー利用研究の一例として、イネによるCOの経根吸収をめぐる問題を「今日の話題」として紹介した。
天正 清
Isotope News, (277), p.6 - 7, 1977/00
イネによる微量無機成分の吸収にみられる特異性について、RI技法による研究成果の二、三を解説した小文である。
岡崎 正規*; 和田 秀徳*; 天正 清; 高井 康雄*
日本土壌肥料学雑誌, 47(7), p.289 - 295, 1976/07
水田土壌作土層からの鉄、マンガンの溶脱機構をFe、Mnをトレーサーとして実験室モデルで検討を加えた。すなわち、各種水田土壌を湛水静置して得られる土壌溶液について、イオン交換分離、除菌等の処理を行なった後、標識水酸素化鉄、標識二酸化マンガンの溶液能力を調べた。その結果、鉄、マンガンとも、同位体交換によるとみられる溶出作用が大きな役割を占めるが、一部土壌については水溶性の代謝産物、恐らくフェノール性物質によると思われる溶解作用を認めた。
岡崎 正規*; 和田 秀徳*; 天正 清; 高井 康雄*
日本土壌肥料学雑誌, 47(4), p.148 - 151, 1976/04
水田土壌作土層からの鉄の溶脱機構をFeとトレーサーとして、実験室モデルで検討した。その結果、浸透水中のFeイオンと沈着Fe(OH)との急速な同位体交換と、水溶性の還元性代謝産物によるとみられるFe(OH)の溶解作用とが重要であることを認めた。さらに、これら2要因のいずれが優越するかは、土壌の種類、とくに遊離鉄と有機物の含量によって変動することを明らかにした。
天正 清
Radioisotopes, 24(3), P. 103, 1975/03
Redioisotopes誌の農生文献トピックス欄に掲載予定のもので、海洋生態系における微量元素に対する放射化分析の適用例として、水銀とセレニウムを取り上げ、セレニウムがメチル水銀に対し解毒作用を有するとする見解など、ここ数年来の研究を紹介する。
天正 清
近代農業における土壌肥料の研究,第4集, p.65 - 71, 1973/00
日本土壌肥料学会開催(47.4)のシンポジウム「土壌中における重金属の行動について、とくに水田土壌中における有効性」で報告した内容をとりまとめたものである。土壌から植物への各種微量元素の移行について、トレーサー法、放射化分析、土壌のガンマー線照射などのRI技法によって検討を加えた。その結果、I、As、Mn、Cs、Geなど、いくつかの微量元素について湛水土壌・水稲系に特異性がみられることを明らかにした。これらの微量元素をその特異性の発現機構にもとづいて、1)土壌起因直接発現型、2)土壌誘因間接発現型、3)植物誘因生涯発現型、4)植物誘引根系発現型の4群に頻別して論述した。
天正 清
Radioisotopes, 21(6), p.373 - 382, 1972/01
土壌の滅菌処理は、土壌微生物とその関連領域の研究において不可欠の研究手段であることは言うまでもないが、農業上の実用技術としても、土壌伝染性病虫害や連作障害の防除などのために重要である。
天正 清
化学と生物, 10(6), p.381 - 382, 1972/00
土壌はきわめて複雑な無機・有機不均質の複合体であり,微生物や植物の生育培地として,多様な生態系を形作っている. この土壌の特性,すなわち複雑で精妙な理化学的諸性質にはなるべく影響を与えないで,微生物活動のみを停止させることは,研究上しばしば要請される技術的課題である.たとえば,土壌における物質循環,とくに可給態成分の挙動,あるいは植生に対する微生物作用の役割と意義を明らかにしようとする場合などである.
天正 清
日本アイソトープ会議報文集, S4(1), p.276 - 278, 1972/00
湛水土壌においては,その水分状態,とくに還元的土壌条件のために,無機成分の挙動には,畑地土壌とは異なった独特な現象が認められている。たとえば,硝酸態窒素の脱窒,乾土効果による土壌窒素の無機化,リン酸の肥効増大,あるいは硫化物や二価鉄,還元型マンガンの生成など,これらの現象は水稲作における土壌管理や施肥など農業技術の観点からも重要な事柄である。さらに植物生理,あるいは植物栄養の観点からすると,水稲茎葉中の極めて高いケイ素含量にみられるように,イネによる無機成分の吸収には,なお一般畑作物とは異なるイネ独自の生理的特性も考えうるであろう。したがって湛水土壌・水稲系においては,畑土壌・畑作物系とは異なる特異性が,微量無機成分の挙動についても予測されるのであるが,ー方湛水土壌という極めて特殊な土壌条件のもとでの挙動を究明することは,同時に土壌植物系全般にわたるような基本的問題の解決にも手がかりを提供しうると考えられる。
天正 清; Ko-Ling Yen*
Soil Science and Plant Nutrition, 18(5), p.173 - 178, 1972/00
抄録なし
天正 清; ワタナベイワオ*
Soil Science and Plant Nutrition, 16(5), p.192 - 194, 1971/00
抄録なし
天正 清
JARQ, 5(3), p.26 - 32, 1970/00
抄録なし
天正 清; Ko-King Yeh*
Radioisotopes, 19(12), p.574 - 579, 1970/00
ヨウ素毒性が水稲の開田赤枯病の原因であるという見解を実証するため,放射化分析とトレ一サ法とによって研究を行なった。
天正 清; K0-Ling Yeh*
Soil Science and Plant Nutrition, 17(3), p.127 - 130, 1970/00
抄録なし
天正 清; K.Yeh*; S.Mitsui*
Soil Plant Food, 6, p.176 - 183, 1961/00
抄録なし
天正 清; K.Yeh*; S.Mitsui*
Soil Science and Plant Nutrition, 1, p.152 - 156, 1961/00
抄録なし