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論文

グラフト重合により作製したイミノ二酢酸型吸着材の鉄とマンガンの除去性能

田中 和也*; 安齋 修宏*; 瀬古 典明; 玉田 正男

JAEA-Review 2006-042, JAEA Takasaki Annual Report 2005, P. 50, 2007/02

鉄及びマンガンを除去するために従来法として、凝集沈殿法や気曝酸化法などがあるが、除去後の用水中の鉄・マンガン濃度は数10ppbが限界である。また、イオン交換樹脂法などもあるが、還元状態の第一鉄(Fe$$^{2+}$$)を直接捕集するため、ライン中に簡便に通液できるなどの利点がある反面、除去処理速度が遅いという問題がある。本研究では、イオン交換樹脂と比較して100倍程度速い捕集速度を持つ繊維状捕集材を放射線グラフト重合法により合成し、鉄・マンガンの模擬液及び実地下水を用いてこれらの捕集除去性能を評価した。摸擬液を用いたビーカースケールの試験では、従来のイオン交換樹脂の場合、空間速度10h$$^{-1}$$(空間速度=1時間あたりの通液量/樹脂及び捕集材体積)程度が最大であるが、グラフト重合法により作製した繊維状捕集材は空間速度300h$$^{-1}$$においても通液させることが可能であることがわかった。さらに、4cm$$phi$$$$times$$50cmのカラムを2本並列装填可能な実験デモ機を製作し、実地下水を用いた除鉄,除マンガンの性能評価を行ったところ、空間速度によらず、捕集除去効率に差異のないことがわかった。

口頭

地下水中の鉄・マンガン除去用吸着材の開発

田中 和也*; 瀬古 典明; 玉田 正男; 安齋 修宏*

no journal, , 

鉄及びマンガンは地殻の主要構成成分として多量に存在し、天然水中にも広く分布している。本発表においては、放射線グラフト重合により布状のイミノ二酢酸型金属捕集材を合成して、鉄イオン(Fe$$^{2+}$$),マンガンイオン(Mn$$^{2+}$$)の吸着特性を評価し、実地下水を用いた鉄,マンガン吸着除去及び捕集材の繰り返し使用特性について検討した。その結果、吸着材1gあたり2.1mmolの官能基量を有するイミノ二酢酸型吸着材吸着材を合成できた。また、バッチ試験による吸着特性試験では、pH5.5, pH3.5のいずれの場合も、鉄の分配係数がマンガンに対して8から15倍高い結果が得られた。また、繰り返し使用の耐久性評価を行ったところ、5回の繰り返し使用で初期の80%に減少した。

口頭

草津温泉水からのスカンジウム捕集に関する研究

瀬古 典明; 保科 宏行; 笠井 昇; 玉田 正男; 桐生 俊幸*; 山口 容史*; 山本 秀雄*; 田中 和也*; 安斉 康宏*; 安齋 修宏*; et al.

no journal, , 

平成18年から19年度に経済産業省の地域新生コンソーシアム研究開発事業「温泉水中のスカンジウム捕集に関する研究開発」で得られた結果について、スカンジウム回収用の捕集材の合成,捕集材を充填した捕集装置の運転に関する成果報告を行う。具体的には、捕集材合成では、照射と反応を別工程で行う反応装置を開発し、日産12kgの製造を可能にした。捕集装置の運転では、空間速度が250h$$^{-1}$$以下では、4.5m$$^{3}$$の温泉中のスカンジウムを95%以上、13m$$^{3}$$の温泉水中のスカンジウムを50%以上回収できることがわかった。

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