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Biswas, K. K.*; 大浦 千春*; 樋口 可南子*; 宮崎 裕士*; Nguyen, V. V.*; Rahman, A.*; 内宮 博文*; 清末 知宏*; 小柴 共一*; 田中 淳; et al.
Plant Physiology, 145(3), p.773 - 785, 2007/11
被引用回数:37 パーセンタイル:66.14(Plant Sciences)植物ホルモンオーキシンに対する新しい変異体を分離するため、アンチオーキシンとして知られるPCIBを用いて根の伸長を指標にスクリーニングを行った。量子ビーム等を利用して11系統の変異体が得られた。遺伝学的なマッピングにより、これらはやといったこれまで知られているオーキシン関連の遺伝子座を含め少なくとも5つの独立した遺伝子座に存在することが明らかになった。と名付けた, 及びは根の伸長試験で2,4-ジクロロフェノキシ酢酸にも抵抗性があることがわかった。のポジショナルクローニングにより、遺伝子がDUF298というこれまでオーキシンとの関連性が知られていなかった機能不明のドメインを持つタンパク質を暗号化していることが明らかになった。またこのタンパク質は核局在シグナルと思われる配列を持ち、DUF298ドメインを介してdefective in cullin neddylation 1(DCN-1)というタンパク質と相同性を有していた。さらに、本研究の結果は、PCIBがオーキシンやオーキシンに関連する因子の同定に有効であることを示している。
鈴木 裕士; 宮崎 岳郷*; 川村 秀紀*; 秋庭 義明
no journal, ,
中性子及びX線回折法により、ユニバーサルジョイント用クロスピンの浸炭焼入層の残留応力分布を測定した。平面応力状態を仮定した応力評価法,X線応力測定結果から求まる格子定数分布を用いた三軸応力評価法、さらに、炭素量から推定できる格子定数分布を用いた三軸応力評価法を試みた。それぞれの結果はよく似た傾向を示したが、X線応力測定結果及び炭素量から格子定数を求めた三軸応力評価の場合は、クロスピンの半径方向に圧縮残留応力の存在が認められた。本結果は過去の報告例ともよく似た傾向であり、浸炭層には試料面法線方向に圧縮残留応力が発生している可能性のあることを示した。
大野 豊; Biswas, K. K.*; 宮崎 裕士*; 清末 知宏*; 鳴海 一成
no journal, ,
われわれはこれまで、アンチオーキシンとして知られるPCIB(パラクロロイソ酪酸)を用いて根の伸長を指標に変異体のスクリーニングを行ってきた。その結果、少なくとも3種類の新奇変異体を得ることに成功した。その中の一つであるは、根の伸長試験において、PCIBのみならず2,4-Dにも感受性が低下した変異体であった。その原因遺伝子は、DUF298(Domain of Unknown Function 298)という機能不明のドメインを持つタンパク質をコードしていた。このタンパク質は核局在シグナルと思われる配列を持ち、プロトプラストを用いた一過的発現解析で、核に局在することが確認された。また、このタンパク質はDUF298領域を介してDCN-1(DEFFECTIVE IN CULLIN NEDDYLATION 1)タンパク質と相同性を有していた。しかし、オーキシン応答マーカーである及びを用いた2,4-D感受性試験では、野生型との間で明確な違いが観察されず、がこれまでに知られている作用機構とは異なる機構で2,4-Dの感受性に関与している可能性が示唆された。
大野 豊; Biswas, K. K.*; 中曽根 光; 宮崎 裕士*; 清末 知宏*; 鳴海 一成
no journal, ,
根の伸長試験により、合成オーキシン2,4-Dに耐性のある新規変異体()の分離に成功した。ボジショナルクローニングによりAAR3遺伝子は、DCN1タンパク質とPONYドメインを介して類似している核局在のタンパク質をコードしていることが明らかになった。本研究によりDCN1様タンパク質が根における2,4-D応答を制御していることが示唆された。