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河村 繕範; 廣瀬 貴規; 谷川 尚; 中島 基樹; Gwon, H.; 宮田 訓; 佐藤 聡
no journal, ,
日本国内機関は、ITERのテストブランケット試験計画に水冷却固体増殖方式のリード極として参加している。2014年11月にTBM取り決めを締結し、2015年2月に概念設計レビューを受け、3件のカテゴリ-1の解決課題の指摘を受けた。この課題の解決は次の設計段階へ進む上でのホールドポイントになっており、解決に向けて注力している。また、日本のシステムの固有の課題として低放射化フェライト鋼の流れ加速腐食について研究を進めており、最近の進捗について紹介する。
廣瀬 貴規; 谷川 尚; 中島 基樹; Gwon, H.; 宮田 訓; 佐藤 聡; 河村 繕範; 山西 敏彦
no journal, ,
テストブランケットシステム(TBS)はITERにおいてエネルギー変換および燃料トリチウム増殖機能の実証を担う重要なシステムである。わが国は原型炉ブランケットのモックアップとして、水冷却固体増殖(WCCB)方式のブランケットを開発している。ITERにおける炉内試験のためには、ITER機構を中心とした国際委員による設計審査を受ける必要があり、現在、初段の概念設計審査を完了し、予備設計への移行段階にある。本稿では、WCCB-TBSの構成を概説するとともにその開発状況について報告する。