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橋本 昭司; 富田 定次郎*; 鈴木 伸武; 川上 和市郎
Radiation Physics and Chemistry, 13(3-4), p.107 - 113, 1979/00
染料廃水の電子線による酸化処理に関する研究を、5段直結された二重管気泡塔より成る流通式反応器を用いて行なった。実験は市販のアントラキノン染料(アシッドブルー40)を用い、室温で、入口染料濃度を50から100ppm、液供給速度を1.5から10l/min、バブリングガス中の酸素濃度を0~100%の範囲で変化させ、また線量率は0.1および0.15Mrad/secで行なった。その結果、この方式の反応器の使用により高線量率の照射にもかかわらず、液中の溶存酸素濃度を高く維持できることがわかった。脱色及び置換ベンゼン環の崩壊はバブリングガス中の酸素濃度と共に増大し、25%の場合では100%の酸素ガスを用いた場合とほぼ同じになった。また置換ベンゼン環の崩壊量は酸素消費量に比例することがわかった。