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小杉 一正; 福嶋 峰夫; 明珍 宗孝
Proceedings of 11th International IUPAC Conference on High Temperature Materials Chemistry (HTMC-11), 0 Pages, 2003/00
将来の再処理技術の一候補として、酸化物電解法の検討を実施している。本手法においては、Uを二酸化物の形態で陰極に析出させて回収する。この際に、二酸化ウランと貴金属元素の塩化物中の酸化還元電位が近いことから、析出するウラン中に貴金属元素が混入することが問題となる。低電流密度電解によるウランと貴金属元素の電解挙動を明らかにするため、実験室規模の試験を実施した。その結果について報告する。
小杉 一正; 福嶋 峰夫; 明珍 宗孝; 水口 浩司*; 大森 孝*
Proceedings of 11th International IUPAC Conference on High Temperature Materials Chemistry (HTMC-11), 0 Pages, 2003/00
将来の再処理技術の一候補として、酸化物電解法の検討を実施している。本法では、使用済燃料に含まれるRh、Pd等の白金族FPをU、Puの回収前に塩中から除去する必要がある。しかし、白金族元素の析出電位は、酸化ウランの析出電位と接近しているため、その分離が困難である。Rh、Pdを用いたUOとの分離試験を行い、Rh、Pdの析出挙動、UO電解への影響などを調査した。
小山 智造; 小杉 一正
Advisory Group Meeting onSpent Fuel Treatment, 0 Pages, 2000/00
我が国の再処理関係の近況について紹介する。東海再処理工場や六ヶ所再処理工場の現状、実用化戦略研究及び湿求乾式の開発状況を概抬した。東海再処理工場が現在休止中であること、六ヶ所運開が2005年に延びたこと、実用化研究は現在フェーズIで各手法の比較研究を行っておりフェーズIIの5年間で更に絞り込みを行うこと、湿式の先進技術として共抽出、晶折、MA分離を、乾式法として酸化物電解、金属電解、フッ化物揮発法に取り組んでいる旨紹介した。
大森 栄一; 鈴木 弘; 加藤 良幸; 北谷 文人; 小杉 一正; 菊地 直樹
動燃技報, (107), p.55 - 64, 1998/09
平成9年3月11日に発生したアスファルト固化処理施設の火災爆発事故では、午前10時頃に発生した火災の後、同日夜8時頃に爆発が発生した。この爆発により施設の窓や扉などが破損して開口部ができ、施設の閉じ込め機能が失われた。事故後、施設内被害状況や運転記録の調査を行い、各種試験、解析を実施し爆発原因の検討を行った。その結果、火災時の水噴霧が不十分でドラム内部のアスファルトが酸素不足の室内で可燃性ガスを発生したこと、換気フィルタの閉塞による換気不足により可燃性ガスが室内に滞留したこと、その後槽類換気系からの押し出し空気により酸素が供給されたこと、加熱したドラムの自然発火により可燃性ガスと空気の混合気体に着火したことが火災後に爆発を生じた原因である可能性が高いものと評価した。
大森 栄一; 鈴木 弘; 加藤 良幸; 小杉 一正; 菊地 直樹; 山内 孝道
Topical Meeting on Safety of the Nuclear Fuel, p.128 - 146, 1998/04
1997年3月11日に起こった東海再処理工場アスファルト固化処理施設の火災・爆発事故において、事故後原因究明班を組織して原因の究明作業を行った。爆発による被害状況、試験、解析の結果、爆発原因の検討、考えられる爆発シナリオの検討について発表する。爆発被害状況については、アスファルト充てん室内のドラム、壁や機器の状況、近隣の部屋の代表的被害、換気系ダクトやフィルタの被害状況などを写真に基づいて説明する。施設内部屋境界部材の破壊圧力の解析結果及び換気ダクトの圧力解析結果を紹介する。爆発原因の検討、及び考えられる爆発シナリオの検討については、上記の施設内被害状況と試験結果を基に、爆発原因物質の検討、爆発様態の検討、爆発地点の検討、爆発の経緯などを議論する。
小山 智造; 柴田 淳広; 佐野 雄一; 大森 栄一; 鈴木 弘; 加藤 良幸; 北谷 文人; 小杉 一正; 須藤 俊幸; 菊地 直樹; et al.
日本原子力学会誌, 40(10), p.740 - 766, 1998/00
被引用回数:1 パーセンタイル:15.05(Nuclear Science & Technology)アスファルト固化処理施設の火災爆発事故について、科技庁の事故調査委員会及びフォローアップ委員会に報告してきた内容を紹介する。火災原因は現在も検討を続けており完全に究明できた状況ではないが、エクストルーダ内での物理的発熱と、ハイドロパーオキサイドやパーオキサイドを経由した空気中の酸素を取り込んでの酸化反応等による化学的発熱の可能性が高いと考えられる。爆発原因は加熱されたドラムから発生した可燃性混合ガスが、換気系フィルタの閉塞により滞留し、槽類換気系の逆流空気により酸素濃度が上昇し爆発範囲内の予混合気体を生成し、自然発火したドラムにより着火したものと考えられる。事故による放射性物質放出量は核種で14GBq、核種で610-4910-3GBq、これらによる公衆の預託実効線量当量は最大で110-3210-2mSvと評価した。
小杉 一正
PNC TN8410 96-178, 40 Pages, 1996/03
平成7年度入社核燃料技術開発部先端技術開発室新入職員の担当研究テーマの1年間の研究成果をまとめたものである。乾式法による有用元素回収に関して、元素分離工程の調査及び検討を行い、あわせて、不溶解残渣及び乾式電解法に関する文献の調査の結果をとりまとめた。
明珍 宗孝; 小杉 一正; 和田 幸男; 山田 一夫; 清宮 弘; 石川 博久
PNC TN8410 96-071, 86 Pages, 1996/03
高レベル放射性物質研究施設(CPF)において有用金属回収試験(第4回ホット試験)を実施した。鉛抽出法と灰吹法を組み合わせた乾式元素分離法により不溶解残渣から白金族元素を回収する方法についての実証を行った。その結果、白金族元素を主成分とする合金粒を得た。
明珍 宗孝; 小杉 一正; 和田 幸男
Proceedings of 4th OECD/NEA OMEGA Information Exchange Meeting, 0 Pages, 1996/00
高レベル廃棄物中の不溶解残渣からの白金族元素等の有用金属回収に関する研究について、総合的に報告する。特に回収工程のうちの鉛抽出法、オゾン酸化処理法及び溶媒抽出法に関する試験結果を中心に発表する。