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深澤 剛靖; 高橋 智子; 米澤 稔; 神白 唯詩; 峯尾 幸信; 羽原 多賀子; 小松原 康敏; 平松 伸章; 羽原 正
第31回情報科学技術研究集会発表論文集, 0, p.123 - 129, 1995/00
国際原子力情報システム(INIS:International Nuclear Information System)はIAEAとその加盟国の協力により作成される文献データベースであり、現在約180万件のデータが収録されている。設立後20数年を経たINISの今後の新たな展開と方針決定の基礎データを得るため、実際のINIS利用者を対象に、利用者ニーズ調査を加盟87ヵ国で一斉に実施した。本報告では、日本のINIS担当機関である日本原子力研究所が日本科学技術情報センターの協力を得て実施した国内調査の結果をもとに、INISデータベースの利用動向について述べる。
小松原 康敏
情報の科学と技術, 39(5), p.153 - 159, 1989/00
数あるニューメディアの中で、最近、情報伝達媒体として脚光をあびているCD-ROMのうち、国立国会図書館の和書の目録情報データベースであるJ-BISCの使用経験を報告する。J-BISCは取扱い操作が簡便であり国内で広くゆきわたっているパソコンに対応しているなど、他のデータベースに見られない優れた点がある。しかし、情報検索専門家以外の利用者層の拡大に伴なう検索機能の見直しや、プリンター機種拡大などの問題点が残されていることを指摘する。
小松原 康敏
Terminal, 2(3-4), p.23 - 28, 1987/04
抄録なし
峯尾 幸信; 小松原 康敏; 板橋 慶造; 米澤 稔
1st Pacific Conf.on New Information Technology, p.195 - 203, 1987/00
図書資料の収集提供業務を効率的に行なうために、ミニコンピュータを利用したオンライン図書館データ処理システムを開発した。このシステムは、雑誌管理、図書管理および閲覧貸出の3つのサブシステムから構成されるもので、昭和59年度から運用を開始した雑誌管理サブシステムでは、1200種の雑誌の受入処理を中心に、製本管理や清算処理を行なっている。図書管理サブシステムでは、図書の購入処理および目録データの作成を行なうもので61年度から稼動している。また、閲覧および貸出業務を処理する閲覧貸出サブシステムは、62年度から運用を開始する予定となっている。本システムの導入により、雑誌の受入作業や清算処理の省力化と迅速化が進んだだけでなく、図書の目録データの作成ならびに修正作業が容易に行えるようになるなどの効果が表れている。
海老沼 幸夫; 小松原 康敏
日本原子力学会誌, 25(9), p.691 - 695, 1983/00
被引用回数:0 パーセンタイル:0.02(Nuclear Science & Technology)所外を対象としたINISデータベースの検索サービスは、原研が(財)原子力弘済会を通してバッチ方式で実施してきた。この方式は広く全国の利用者から利用されてきたが、オンライン化の要望も高かった。そこで、日本科学技術情報センターが運営しているJOISによって、INISのオンライン利用を来年初めから開始する方向で原研との間で連絡調整が進行している。オンラインサービスの開始を契機にINISの利用がさらに増大することが期待できるが、これまでの所内の利用状況と使用経験を通して両方式の効果的な使用法を紹介した。(学会からの依頼記事)
小松原 康敏
ドクメンテーション研究, 32(8), p.375 - 382, 1982/00
原研で行なっているバッチ方式のINIS RS'サービスの稼動状況を報告するものである。最初に、INISデータベースと検索システムについて簡単に紹介する。次に、約2年間に処理した322件の検索プロファイルの特徴を明らかにするために調査した以下の事項について報告する。すなわち、1)予備検索の実施割合、2)重み検索の実施状況、3)各プロファイルの検索語使用個数の分布と検索項目の使用頻度、4)検索適合率、5)検索語数と理論積次数との相関関係および、6)出力件数の分布状況などである。集計は所内処理分と所外分とに分けて行ない、両者の相異点が明らかになるよう配慮した。
小松原 康敏
Terminal, 2(3-4), p.23 - 28, 1982/00
1981年から開始した原研INISオンライン検索サービスのシステムを紹介し、アンケート方式で調査した同サービスの利用者の反応を報告する。調査項目は、応答速度、検索項目の使い方、出力結果の表示法、INIS以外のデータベースの利用希望などであった。長鎖の結果、全体的には80%の利用者がオンラインサービスに満足しているものの次項のような改善の希望が指摘された。それは、端末応答速度および出力方式の改善、マニュアルの記述法の改良などであった。また、データベース量を現行の5年分から10年分に拡大するよう要望する声も強かった。またINIS以外のデータベースのオンライン利用の希望は74%の利用者が望んでおり極めて高いものであった。
小松原 康敏
情報管理, 22(9), p.700 - 709, 1979/00
検索式を確定する過程で行なわれる予備検索結果に対する検索依頼者の判定を、電算機システムにフィードバックして計算された索引語重み値を本検索に使用することによって、適合率を高めることが可能な情報検索システムを説明する。この手法は、重みしきい値を設定するだけで適合率を向上させることができるので、検索語および検索式の修正作業が軽減されることを実際の検索式を例に述べる。また、索引語重み検索方式と検索語重み方式の特質の比較結果と、索引語重み検索方式を実用規模の検索システムに組み込む際の問題点を指摘する。
小松原 康敏; 清水 昭郎
情報管理, 21(8), p.573 - 585, 1978/08
INIS atomindex をデータベースとする原研INIS-SDIシステムの概要を報告する。最初にINISシステムの仕組、個々のデータの内容と構造、データを記録する磁気テープフォーマットを解説する。次に、原研SDIシステムが、検索索式確定サブシステムと定期SDIサブシステムの二つのサブシステムから成り立っていることに特徴があることを説明する。さらに、個々のプログラム内での処理方法や、検索タグ項目、ディスクリプタ数字コード、検索語評価リストなどを解説する。最後に、原研SDIシステムの開発が、ユーザーをはじめとするシステムの利用者から寄せられた意見を取り入れながら着実に進められてきたこと、その結果、ユーザーが本システムの実用性を高く評価していることをアンケート結果にもとづいて報告する。
清水 昭郎; 小松原 康敏
日本原子力学会誌, 20(7), p.497 - 504, 1978/07
被引用回数:0INIS Atomindexの主題別収録率、主要国別寄与率および文献の形態別分布を紹介する。また、原研において、アンケート方式で調査したINIS-SDIサービスに対する利用者の反応を報告する。これによると、利用者の80%がこのサービスを有効だとし、特に74%が文献調査に費やす時間・労力の節約に寄与し、85%が検索された文献の半数以上が新規文献情報であると評価している。データーベースについては、INISのみで十分とする者が55%、Chemical Abs.の検索サービスを望むものは24%である。そして、サービスの継続希望者は90%にも及んでいる。INIS-SDIサービスは利用者に支持されたといえる。おわりに、利用者の要望事項の中から、RS,データーベースのタイムラグおよび利用者が直接利用できる検索システムについて簡単に解説する。
小松原 康敏
ドクメンテーション研究, 25(4), p.157 - 165, 1975/04
計算機にインプットされた文字型データに軽微なエラーが含まれている場合、入力データと辞書ファイルとをマッチングすることにより正しいスペクトルに自動的に修正する実験プログラムを作成した。作成したプログラムが想定した機能を有することを実証するために、INISで実際に使用されているデスクリプターを例に小規模なテストを行なった。このプログラムでの修正法ならびに実験方法、実験結果を中心に解説し、あわせて、INISの実例についても考察を加えた。
小松原 康敏
ドクメンテーション研究, 23(9), p.287 - 293, 1973/09
一般に、主題インデクシングはもっともspecificに、検索に当っては再現性を高めるためによりgenericなディスクリプターによる検索が可能であることが望まれる。そのためINIS磁気テープでは、インデクサーが付与したディスクリプターに、それぞれのワードブロックにおけるgenericなタームを計算機が自動的に付加(up-post)している。これらインデクシングされた各文献のディスクリプター数、計算機によって付加されたターム数、主題分割(split)数を計算機でカウントし、分類別、各国別に集計しインデクシングの特徴を調査した。
小松原 康敏; 清水 明郎*; 成井 惠子
第7回情報科学技術研究集会発表論文集, p.11 - 17, 1971/00
電子計算機による和書冊子体目録の作成, II; カナ文字目録の実用性について
小松原 康敏
ドキュメンテーション, 1(7), p.1 - 3, 1971/00
国際原子力情報システム(lnternatio mlNuclear lnformation System:略称INIS)は,国際原子力機関(IAEA)加盟国で作成される平和利用に関する原子力資料の流通について,IAEAに中心機関を如き加盟国全体の協力によって,その有効利用をはかることを目的とした情報システムである.以下簡単に,INISの活動の概要を紹介する.
成井 恵子; 小松原 康敏
図書館界, 22(3), p.107 - 111, 1970/00
COSATI目録規則は,米連邦科学技術審議会の科学技術情報委員会(Committee on Scientific and Technical Information,略称COSATI)が,全国的な規模で使用できる基準として提案したもので,正式には,「政府科学技術レポートの記述目録に関する基準」といわれるものである。この基準は1963年に定められ,1966年に改定された。