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論文

高速炉の原子炉容器内観察・補修技術開発; 高速実験炉「常陽」の復旧に向けた取り組み

小林 孝良

日本原子力学会誌ATOMO$$Sigma$$, 54(10), p.664 - 666, 2012/10

高速実験炉「常陽」では、原子炉容器内の実験装置の取扱において起ったトラブルを受け、ビデオカメラやファイバスコープを用い、高温・高放射線量の原子炉容器内部の状況を把握するとともに、プラント機能復旧のために必要となる技術開発を進めてきた。本稿では、これまで進めてきた観察・補修技術開発の意義と得られた成果、そして今後の復旧への取り組みを紹介する。

報告書

もんじゅ2次系床ライナの機械的健全性について

一宮 正和; 堂崎 浩二; 上野 文義; 森下 正樹; 小林 孝良; 奥田 英一; 嵐田 源二

JNC TN2400 2000-005, 103 Pages, 2000/12

JNC-TN2400-2000-005.pdf:3.98MB

もんじゅ2次系床ライナについて、漏えいナトリウムの燃焼による熱荷重条件に対するライナの機械的健全性を、溶解塩型腐食による減肉を考慮したうえで、非弾性解析及び部分構造模擬試験により評価した。非弾性解析の結果、減肉が著しく進行しても、ライナに生じるひずみ値は材料固有の延性限度内にあるため、ライナに貫通性損傷が発生することはなく、その機械的健全性が確保されることを確認した。また、部分構造模擬試験の結果、非弾性解析による推定値を大幅に上回るひずみを与えても損通性損傷はなく、機械的健全性を維持することを確認した。

論文

高速実験炉「常陽」の炉心高性能化計画(MK-III計画)

有井 祥夫; 冨田 直樹; 前田 彰; 小林 孝良; 伊東 秀明; 飛田 公一; 山下 芳興

日本原子力学会誌, 38(7), p.577 - 584, 1996/00

 被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Nuclear Science & Technology)

高速実験炉「常陽」は、燃料・材料の照射施設として、わが国のFBRの実用化に向けた高性能燃料・材料の開発ばかりでなく、外部機関から多種多様な照射試験への対応が要求される。このような状況の下に、炉心の高中性子束化、照射運転時間の増大および照射技術の高度化計画(MK-III計画)の検討を進めてきた。本稿では、このMK-3計画の概念と炉心及び冷却系設備等の設計結果について報告する。なお、設計の改造は、稼働中のプラントであるという制約条件を踏まえて行うものであり、その概要についても報告する。

論文

An Upgrading Program of the Reactor Code Performance of JOYO (the MK-III Program)

有井 祥夫; 冨田 直樹; 小林 孝良; 山下 芳興

Proceedings of International Conference on the Physics of Reactors (PHYSOR '96), 0 Pages, 1996/00

「常陽」のMK- 3計画は,炉心の高中性束化,照射運転時間の増大及び照射技術の高度化によって「常陽」の照射炉としての性能を向上させるものである。これまで,稼働中の原子炉であることによる機器設備改造上の制約の中で,照射性能を最大限に向上させるための検討項目の摘出とその解析評価及び設計を行ってきた。炉心の高中性子束化に関しては,広範なパラメータ・サーベイを行い,高速中性子束が現行炉心の約1.3倍となる炉心仕様を決定するとともに,中性子束化による原子炉出力の増大に対応する冷却系の改造方策を策定した。なお,制御棒の移設と炉心の拡大により,照射場も従来の約2倍を確保できる。また,所要照射機関の短縮を図るため,照射運転時間を増大させるための設備改造等についても検討を行った。現在,MK-3炉心での運転を1999年に開始すべく,移行炉心の検討や製作を進めている。

報告書

オフライン荷重センサーの開発; 焼結体による荷重測定素子の特性測定(その2)

嶋守 重人; 小林 孝良; 鈴木 惣十; 金城 勝哉; 奥田 英一; 加納 茂機

PNC TN9410 94-351, 97 Pages, 1994/09

PNC-TN9410-94-351.pdf:3.41MB

オフ・ライン荷重センサーの開発に関して、「焼結体による荷重測定素子の特性測定(その1)(PNC SN9410 90-082)」で得られた基礎的特性データに基づき、原子炉環境下における実用化の観点から特性測定(II)及び(III)として以下の試験及び検討を行った。(1)特性測定(II)1)初期条件調整圧縮試験2)形状パラメータ圧縮試験3)斜角圧縮試験4)圧縮クリープ試験(2)特性測定(III)1)初期条件調整圧縮試験2)高温平行圧縮試験3)高温斜角圧縮試験特性測定(II)により、測定素子は530$$^{circ}C$$程度以下の原子炉環境下においてオフ・ライン荷重センサーとして実用に供しうるとの見通しが得られた。さらに特性測定(III)では、ルースパーツ対策としてカバーを接合した測定素子の特性データ取得し、実用の可能性を確認した。一連の特性測定試験と並行して、原子炉内における荷重測定素子としての実用化検討と汎用生の検討も加えた。本報告書では、特性測定(II)及び(III)の期間に得られた成果を第1編、第2編で報告するとともに、第3編に実用化に関する検討結果を報告する。

報告書

PROFIT計画 「常陽」高度化MK-III計画 資料集

中本 香一郎; 圷 正義; 鈴木 惣十; 宮川 俊一; 小林 孝良; 冨田 直樹; 伊東 秀明

PNC TN9080 92-005, 70 Pages, 1992/04

PNC-TN9080-92-005.pdf:1.39MB

本資料は、PROFIT計画推進会議(平成3年度開催)ならびに「常陽」技術評価専門委員会(平成3年12月開催)で使用したMK-3計画関連OHPを資料集としてまとめたものである。

報告書

実験炉部技術課試験研究成果速報; Vol.6, No.1 平成元年4月$$sim$$6月の成果概要

大戸 敏弘; 有井 祥夫*; 小林 孝良*; 沢田 誠*; 島田 裕一*; 曽根 徹; 舟田 敏雄*

PNC TN9410 89-118, 153 Pages, 1989/08

PNC-TN9410-89-118.pdf:3.32MB

本報告書は、実験炉部技術課が担当している試験研究のうち、平成元年4月から6月の間に技術課内部資料(技術課メモ)として速報された成果の概要をまとめたものである。各成果は、その内容別に下記の項目に分類される。 ○高速実験炉の炉心特性の測定と解析・評価 ○高速実験炉のプラント諸特性の解析・評価 ○高速実験炉における中性子束・ガンマ線及び崩壊熱の測定と解析 ○燃料性能実証試験のための設置変更準備 ○使用済燃料貯蔵設備増設のための設置変更作業 ○分析技術に関する研究開発 ○計算機コード・マニュアルの作成と整備 ○MK-3計画に関する検討 ○その他の試験研究及び解析・評価作業の成果 本報告書は、多岐にわたる分野の試験成果の速報であり、各項目の詳細な解析・評価及び検討結果については、別途作成される報告書を参照されたい。

報告書

実験炉部技術課試験研究成果速報; Vol.5, No.4 平成元年1月$$sim$$3月の成果概要

大戸 敏弘; 有井 祥夫*; 小林 孝良*; 沢田 誠*; 島田 裕一*; 曽根 徹; 舟田 敏雄*

PNC TN9410 89-089, 185 Pages, 1989/05

PNC-TN9410-89-089.pdf:3.9MB

本報告書は、実験炉部技術課が担当している試験研究のうち、平成元年1月から3月の間に技術課内部資料(技術課メモ)として速報された成果の概要をまとめたものである。各成果は、その内部別に下記の項目に分類される。(1)高速実験炉の炉心特性の測定解析・評価 (2)炉心変形挙動の解析・検討 (3)高速実験炉のプラント諸特性の解析・検討 (4)高速実験炉における中性子束・ガンマ線及び崩壊熱の測定と解析 (5)燃料性能実証試験のための設置変更準備 (6)使用済燃料貯蔵設備増設のための設置変更作業 (7)分析技術に関する研究開発 (8)計算機コード・マニュアルの作成と整備 (9)MK-3計画に関する検討 (10)その他の試験研究及び解析・評価作業の成果本報告書は、多岐にわたる分野の試験成果の速報であり、各項目の詳細な解析・評価及び検討結果については、別途作成される報告書を参照されたい。

報告書

オンラインカバーガスモニターの確性試験(I) : 装置の製作および性能試験

飯島 稔*; 小林 孝良*; 秋山 孝夫*; 高荷 智*

PNC TN941 82-92, 42 Pages, 1982/04

PNC-TN941-82-92.pdf:1.58MB

試作オンラインガスクロマトグラフの基礎試験結果に基づき改良型のオンラインカバーガス計測装置を設計,製作し,その作動試験,性能および耐久性について試験を実施した。主な結果は次の通りである。1)データータイプライター,X―Yプロッターおよび監視盤のデーター表示,警報発信等の諸機能は,設計仕様上の性能を十分満足しうることを確認した。2)合成標準ガスを用い45日間の連続計測を2回実施し,オンラインカバーガス計測装置のソフトウェア関係は,正確に動作することを確認した。3)相対感度較正法は,従来の絶対較正法と同等の検量線勾配が得られることがわかった。また,較正に要する時間および標準ガス試料調製に要する時間は絶対較正法と比べ,それぞれ1/4および1/6と大幅に短縮できた。4)本試験中に3件のトラブルが発生したが,いずれも初期的な単純故障で定期点検により回避できるものであった。

報告書

タグガスの濃縮と分析(第2報) : 改良型濃縮装置の深冷吸着試験

小林 孝良*; 秋山 孝夫*; 高荷 智*

PNC TN941 81-91, 57 Pages, 1981/04

PNC-TN941-81-91.pdf:7.61MB

タグガス濃縮装置の冷却法の改善ならびにタグガス処理能力の向上を目的として,改良型濃縮装置を製作し,濃縮装置の性能試験,大型濃縮筒の吸着特性試験ならびに共吸着アルゴンの分離試験を実施した。主な結果は次のとおりである。(1)冷媒として液化窒素のみを使用して,-180$$sim$$+360$$^{circ}C$$の温度を制御し得るコンパクトにまとまった改良型濃縮装置を製作した。この装置の冷却性能試験および温度制御性能試験を行い,仕様を十分満足し得ることを確認した。(2)濃縮筒の大型化により,タグガス処理能力をPhase(I)試験の約50倍(2.7m$$times$$3/hr)に向上し得たこと,ならびに極低濃度領域におけるクリプトンの濃縮性能を大巾に改善し得たことなど,所期の目的を達成できた。(3)濃縮筒の大型化に伴って残留アルゴン量が多くなり,これがクリプトンおよびキセノンの同位体比測定を妨害することが認められた。これを避けるためには,深冷吸着システムを一段追加すればよいことがわかった。(4)改良型濃縮装置を用いて市販アルゴン中のクリプトンおよびキセノンを濃縮し,これを測定した結果,それらの濃度は各々3$$times$$10$$times$$3ppbおよび8$$times$$10$$times$$-4ppbであった。これらのクリプトンおよびキセノンは,タグガスの測定上無視し得る濃度であることがわかった。本試験研究の結果は,原型炉「もんじゅ」の破損燃料位置検出系の計画に反映される。

報告書

ナトリウム分析作業月報; 1981年3月分

小林 孝良*; 時田 光彦*; 飯島 稔*; 秋山 孝夫*

PNC TN936 81-03, 34 Pages, 1981/04

PNC-TN936-81-03.pdf:0.98MB

本作業月報は,ナトリウム分析室における3月分の作業実績をまとめたものである。高速実験炉部一次系ナトリウム1試料,一次系カバーガス2試料,二次系カバーガス4試料およびグリッパ付着物1試料の分析を行なった。蒸気発生器開発部,50MW蒸気発生器試験室ナトリウム1試料,カバーガス2試料および較正用標準ガス3試料の分析を行なった。蒸気発生器開発部,蒸気発生器安全性試験室ナトリウム1試料の分析を行なった。高速増殖炉開発本部漏洩ナトリウム4試料の分析を行なった。ナトリウム技術部,ナトリウム技術開発室セシウムトラップ試験ループのナトリウム4試料および洗浄溶液12試料の分析,ならびにナトリウム浸漬試験ループ-1のナトリウム1試料の分析を行なった。55年度の依頼分析処理状況をまとめて第5章に述べてある。その他分析機器等の保守,点検などについて述べてある。

報告書

ナトリウム分析作業月報; 1981年2月分

時田 光彦*; 小林 孝良*; 飯島 稔*; 秋山 孝夫*; 高荷 智*

PNC TN936 81-02, 15 Pages, 1981/03

PNC-TN936-81-02.pdf:0.33MB

本作業月報は,ナトリウム分析室における2月分の作業実績をまとめたものである。高速実験炉部一次系ナトリウム1試料,・二次系ナトリウム1試料,FFDLアルゴンガス1試料の分析を行った。蒸気発生器開発部,50MW蒸気発生器試験室水素測定用標準ガス1試料の分析を行った。ナトリウム技術部,ナトリウム技術開発室セシウムトラップ試験ループのナトリウム4試料,洗浄液1試料および金属片123試料の分析を行った。その他分析機器等の保守,点検などについて述べてある。

報告書

ナトリウム分析作業月報;1981年1月分

小林 孝良*; 時田 光彦*; 飯島 稔*; 秋山 孝夫*; 高荷 智*

PNC TN936 81-01, 13 Pages, 1981/02

PNC-TN936-81-01.pdf:0.3MB

本作業月報は,ナトリウム分析室における1月分の作業実績をまとめたものである。「高速実験炉部」炉心ナトリウム1試料の分析を行なった。「ナトリウム技術部」ナトリウム技術開発室セシウムトラップ試験ループのナトリウムおよび溶液各2試料の分析を行なった。その他分析装置,機器類の保守,点検および不具合,故障などについて述べてある。

報告書

ナトリウム分析作業月報; 1980年3月分

小林 孝良*; 桑名 宏一*; 飯島 稔*; 飛田 和弘*; 滑川 優; 高荷 智*

PNC TN936 80-03, 28 Pages, 1980/04

PNC-TN936-80-03.pdf:0.81MB

本作業月報は,ナトリウム分析室における3月分の作業実績をまとめたものである。「高速実験炉部」「常陽」一次系ナトリウム6試料,一,二次系カバーガス3試料の分析を行なった。「ナトリウム技術開発室」ナトリウム1試料および金属試験片169試料の分析を行なった。その他分析装置,機器類の保守,点検および不具合などについて述べてある。昭和54年度の依頼分析処理状況のまとめを第5章にのべてある。

報告書

ナトリウム分析作業月報; 1980年2月分

小林 孝良*; 桑名 宏一*; 飯島 稔*; 高荷 智*; 飛田 和弘*; 滑川 優; 畝本 敏行*

PNC TN936 80-02, 24 Pages, 1980/03

PNC-TN936-80-02.pdf:0.67MB

本作業月報は,ナトリウム分析室における2月分の作業実績をまとめたものである。「高速実験炉部」「常陽」一,二次系ナトリウム4試料,一,二次系カバーガス6試料の分析を行なった。「ナトリウム技術開発室」金属試片66試料の分析を行なった。「照射燃料集合体試験室」差圧検出用フィルター6試料の分析を行なった。「技術解析室」微少金属片の分析を行なった。その他分析装置,機器類の保守,点検及び不具合などについて述べてある。

報告書

ナトリウム分析作業月報; 1980年1月分

小林 孝良*; 桑名 宏一*; 飯島 稔*; 飛田 和弘*; 滑川 優; 畝本 敏行*; 鈴木 実*; 水谷 友律*; 高荷 智*

PNC TN936 80-01, 20 Pages, 1980/02

PNC-TN936-80-01.pdf:0.46MB

本作業月報は,ナトリウム分析室における1月分の作業実績をまとめたものである。「高速実験炉部」(イ)炉心ナトリウム2試料の分析を行なった。(ロ)トランスファーローター供給アルゴンガス2試料の分析を行なった。「ナトリウム技術開発室」(イ)ナトリウム1試料の分析を行なった。(ロ)金属試験片275試料の分析を行なった。「照射燃料集合体試験室」(イ)燃料集合体洗浄液1試料の分析を行なった。「廃棄物処理課」(イ)処理溶液15試料の分析を行なった。その他分析装置,機器類の保守,点検及び不具合などについて述べてある。

報告書

タグガスの濃縮と分析(第1報); タグガス濃縮装置の試作と深冷吸着試験

秋山 孝夫*; 小林 孝良*; 時田 光彦*; 高荷 智*

PNC TN941 79-58, 96 Pages, 1979/06

PNC-TN941-79-58.pdf:3.59MB

タギング法による破損燃料位置検出システム開発の一環として,カバーガス中の微量Kr,Xeを濃縮捕集する方法および濃縮ガス中のKr,Xeの同位体比を測定する方法を確立することを目的とする。このため自動式タグガス濃縮装置を試作し,Ar中のKr,Xeの濃縮捕集試験ならびに向位体比測定法についての試験を行なった。主な結果は次の通りである。基礎試験装置を約10倍スケールアップした全金属製の自動式深冷吸着波縮装置を試作し,その機能・性能共に満足しうることをたしかめた。フィードガス中に濃度0.1ppb含むKr,Xeを本深冷吸着法により,各々9800倍,34,500倍に濃縮できることを確認した。さらに濃縮率を高めるためには,フィードガス量を増加することによって,何倍にも濃縮できる見通しを得た。市販Arガス中のKr,Xeを本波縮装置により波縮捕集し,これを質量分析計で測定した結果,Kr,Xe濃度は各々0.2$$sim$$1.3$$times$$10$$times$$-1ppb,6$$times$$10$$times$$-3ppb程度であることがわかった。質量分析計によるKr,Xeの同位体比測定条件を定めた。本機の測定精度は同位体濃度1ppmのとき,2.5%であった。

論文

Measurement and Calculation of Radiation Sources in Primary Cooling System of JOYO

鈴木 惣十; 飯沢 克幸; 大谷 暢夫; 小林 孝良*

ANS Topical Conference on Theory and Practicesin Radiaqtion and Shielding, , 

2次元離散座標輸送コードDOT3.5により高速実験炉「常陽」の1次冷却材Na放射化量を計算し測定値との比較を行った。さらにDOT3.5で求めた中性子束からCP(放射性腐食生成物)挙動解析コードPSYCHEを用いてCPの1次冷却系機器配管への付着量・ガンマ線量率分布を計算し実測値との比較を行い本解析手法の精度を評価した。1次冷却材中の22Na,24NaのC/Eは1.2$$sim$$1.3,またCP付着量・ガンマ線量率のC/Eは,夫々0.5$$sim$$2.0,0.7$$sim$$1.3であり,DOT3.5,PSYCHEコードシステムによる遮蔽評価用線源生成解析手法の妥当性が確認できた。

口頭

ナトリウム冷却型高速炉の原子炉容器内観察・補修技術の開発,7-1; 高速実験炉「常陽」の原子炉容器内観察・補修技術の現状

北村 了一; 前田 幸基; 小林 孝良

no journal, , 

高速実験炉「常陽」の原子炉容器内は、停止中も約200$$^{circ}$$Cのナトリウムが充填され、$$gamma$$線量率は最大約300Gy/h(実測値)に達する。また、原子炉容器内へのアクセスルートも限られ、原子炉容器内観察・補修装置には、耐熱性,耐放射線性,遠隔操作性が要求される。「常陽」では、平成19年に発生した炉内干渉物による燃料交換機能の一部阻害を契機に、復旧に向けて原子炉容器内観察・補修技術開発を進め、さまざまな観察・測定・試験を実施し、これらの結果に基づいて復旧計画を検討した。平成26年度頃の燃料交換機能の復旧を目標に、UCSの交換及びMARICO-2試料部の回収を行い、高速炉の原子炉容器内観察・補修技術の確立に資するとともに、耐熱性,耐放射線性,遠隔操作性が要求される環境下での観察・補修技術へ供する。

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