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石川 貴嗣*; 藤村 寿子*; 深澤 宏司*; 橋本 亮*; He, Q.*; 本多 佑記*; 保坂 淳; 岩田 高広*; 甲斐田 俊*; 笠木 治郎太*; et al.
Physical Review C, 101(5), p.052201_1 - 052201_6, 2020/05
被引用回数:4 パーセンタイル:45.12(Physics, Nuclear)Photoproduction of the omega meson on the proton has been experimentally studied near the threshold. The total cross sections are determined at incident energies ranging from 1.09 to 1.15 GeV. The 1/2 and 3/2 spin-averaged scattering length and effective range between the CO meson and proton are estimated from the shape of the total cross section as a function of the incident photon energy: = (-0.97 + (0.07 ) fm and = (+2.78 ) + (-0.01 ) fm, resulting in a repulsive force. The real and imaginary parts for and are determined separately for the first time. A small -wave contribution does not affect the obtained values.
佐甲 博之; 原田 寛之; 坂口 貴男*; 中條 達也*; 江角 晋一*; 郡司 卓*; 長谷川 勝一; Hwang, S.; 市川 裕大; 今井 憲一; et al.
Nuclear Physics A, 956, p.850 - 853, 2016/12
被引用回数:12 パーセンタイル:65.66(Physics, Nuclear)We are designing a large acceptance heavy-ion spectrometer at J-PARC based on a Toroidal magnet to measure hadrons, lepton pairs, and event-by-event fluctuations. We are also designing a closed geometry spectrometer to measure hypernuclei to study weak decays and magnetic moments. In this presentation, the preliminary version of the designed acceleration scheme, as well as the spectrometers and their expected performance and physics results are presented.
佐甲 博之; 杉村 仁志; Ahn, J. K.*; Han, Y.*; 長谷川 勝一; Hwang, S. H.*; 市川 裕大; 今井 憲一; 木内 隆太*; 小沢 恭一郎; et al.
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research A, 763, p.65 - 81, 2014/11
被引用回数:5 パーセンタイル:38.03(Instruments & Instrumentation)J-PARCのHダイバリオン探索実験のためGEMとゲーティンググリッドを使用したTPC試験器を開発した。性能評価のため、実験室試験とビーム試験を、Ar-CHとAr-CFにて行った。検出効率は510 cps/cmまでのビームレートにおいて98%、310 cps/cmのレートにおいて90%であった。ドリフト長5-20cmにおける水平位置分解能測定値0.19-0.49mmに基づき、本実験の磁場1Tにおける位置分解能は0.3mm以下と見積った。ゲインが1.610の時、イオンバックフローの割合は5%と測定され、さらにGEMの電圧調整により3%まで抑えられた。ビームレート510cps/cmにおいてゲート使用時のバックフロー2.710scmによる位置歪みは0.2mm以下になった。一方、ゲート開の場合のバックフロー1.310scmに対応する位置歪みは2mmであった。本実験における位置歪みは要求値の1mmよりも小さい0.30.2mmと評価された。本実験における荷電粒子のエネルギーロスより平均30倍高い環境下で本実験と同程度の期間、GEMを連続動作させることができた。
佐甲 博之; 中條 達也*; 郡司 卓*; 原田 寛之; 今井 憲一; 金田 雅司*; 金正 倫計; Liu, Y.*; 永宮 正治; 西尾 勝久; et al.
Nuclear Physics A, 931, p.1158 - 1162, 2014/11
被引用回数:23 パーセンタイル:80.23(Physics, Nuclear)J-PARCで将来計画として重イオンプログラムが議論されている。計画の主目的はウラン等の核子当たりのエネルギー約10GeVの重イオンビームを用いた高バリオン密度におけるQCD相図の探索である。特に電子,ミュオンの研究、多重ストレンジ粒子やチャーム粒子等の希粒子の探索に重点を置く。重イオンの加速機構として、新重イオン線形加速器とブースターリングを既存の3GeV RCSシンクロトロンや30GeVメインシンクロトロンと組み合わせる設計を議論している。重イオン計画の概要と、加速機構の設計、物理の目的と実験装置の概念設計について報告する。
Adare, A.*; Afanasiev, S.*; Aidala, C.*; Ajitanand, N. N.*; 秋葉 康之*; Al-Bataineh, H.*; Alexander, J.*; 青木 和也*; Aphecetche, L.*; Armendariz, R.*; et al.
Physical Review C, 83(6), p.064903_1 - 064903_29, 2011/06
被引用回数:184 パーセンタイル:99.44(Physics, Nuclear)200GeVと62.4GeVでの陽子陽子の中心衝突からのの横運動量分布及び収量をRHICのPHENIX実験によって測定した。それぞれエネルギーでの逆スロープパラメーター、平均横運動量及び単位rapidityあたりの収量を求め、異なるエネルギーでの他の測定結果と比較する。またやスケーリングのようなスケーリングについて示して陽子陽子衝突における粒子生成メカニズムについて議論する。さらに測定したスペクトルを二次の摂動QCDの計算と比較する。
Adare, A.*; Afanasiev, S.*; Aidala, C.*; Ajitanand, N. N.*; 秋葉 康之*; Al-Bataineh, H.*; Alexander, J.*; 青木 和也*; Aphecetche, L.*; Aramaki, Y.*; et al.
Physical Review C, 83(4), p.044912_1 - 044912_16, 2011/04
被引用回数:8 パーセンタイル:49.7(Physics, Nuclear)重いフレーバーのメソンの崩壊からの電子の測定は、このメソンの収量が金金衝突では陽子陽子に比べて抑制されていることを示している。われわれはこの研究をさらに進めて二つの粒子の相関、つまり重いフレーバーメソンの崩壊からの電子と、もう一つの重いフレーバーメソンあるいはジェットの破片からの荷電ハドロン、の相関を調べた。この測定は重いクォークとクォークグルオン物質の相互作用についてのより詳しい情報を与えるものである。われわれは特に金金衝突では陽子陽子に比べて反対側のジェットの形と収量が変化していることを見いだした。
佐藤 進; 佐甲 博之; 今井 憲一; 杉村 仁志; 足立 智; 新山 雅之; 小沢 恭一郎
no journal, ,
J-PARCハドロンホールにおける中間子ビームを用いてや共鳴の観測実験を行う場合、生成される複数の荷電粒子を捉えることにより事象の再構成を行うことが望ましい。また、中間子ビームを用いて生成されたの散乱長等を測定する場合にも、複数の荷電粒子の飛跡検出が必要となる。一方で、例えば中間子を用いて粒子を生成すると、その反跳運動量は500MeV/c程度の高い値になる。これらの粒子がビーム軸方向に放出された場合には、磁場をビームに垂直に印加して運動量を測定するのが効率的であると推測される。これに伴い、磁場に平行に電場を印加し電離電子をドリフトさせる、3次元飛跡検出器TPCを開発することを試みる。また、高いイベントレートでの検出のために、ゲート機能の可能性についても検討を行う。
佐藤 進; 佐甲 博之; 今井 憲一; 杉村 仁志; 足立 智; 木内 隆太*; 谷田 聖*; 三輪 浩司*; 小沢 恭一郎*
no journal, ,
J-PARCハドロンホールにおける中間子ビームを用いて、(1405)やpp共鳴の観測実験を行う場合、生成される複数の荷電粒子を捉えることにより、事象の再構成を行うことが望ましい。また、中間子ビームを用いて、生成されたの散乱長等を測定する場合にも、複数の荷電粒子の飛跡検出が必要となる。一方で、例えば中間子を用いて、粒子を生成するとその反跳運動量は500MeV/c程度の高い値になる。これらの粒子がビーム軸方向に放出された場合には、磁場をビームに垂直に印加して運動量を測定することが、効率的であると推測される。これに伴い、磁場に平行に電場を印可し電離電子をドリフトさせる、標的内蔵型の3次元飛跡検出器TPCを開発することを試みている。現在、その3次元飛跡検出器TPCの試験器が完成し、性能試験を行っている。現状について報告する。
佐藤 進; 佐甲 博之; 長谷川 勝一; 杉村 仁志; 市川 裕大; 小沢 恭一郎; 木内 隆太*; Hwang, S. H.*; 今井 憲一
no journal, ,
GEM基板を電子増幅部に用いたTPC飛跡検出器を開発しているが、GEM基板にゲート機能を合わせて持つような動作手法を開発している。今回は、エッチングを用いた穴形成をしたGEM基板の作成を試みた。既存のTPCの試作機(ワイヤーを用いたゲート機能を持っている)の形状に合わせるにより、試験が行いやすい形状にした。又、幾つかの穴形状が試験できるように、エッチングの方法を工夫した。透過度を向上するため、できるだけ薄い薄膜を用いて製作した。
佐甲 博之; 原田 寛之; 今井 憲一; 永宮 正治; 小沢 恭一郎; Saha, P. K.; 西尾 勝久; Hwang, S.
no journal, ,
核子あたり10GeV/cのJ-PARCエネルギーにおける重イオン衝突では、原子核密度の10倍程度の高バリオン密度に達すると予想されており、臨界点等、QCD相構造解明が期待されている。このような状況を踏まえ、将来的な重イオン実験のスペクトロメータの設計を進めている。この実験では、レプトン対測定により高バリオン密度の情報を直接とらえることを目指している。さらに相転移に感度のあると考えられている事象揺らぎ、多重ストレンジハドロン生成、Hダイバリオン、ハイパー核等のエキゾティックハドロンの測定を目指している。スペクトロメータはビーム軸との角度30度以上の後方を覆うソレノイドスペクトロメータと双曲磁石を用いた30度以下のダイポールスペクトロメータから構成される。ハドロン識別はTime-of-flightカウンタ、電子識別はRing Imaging Cerenkov Detector、光子の再構成は電磁カロリーメータ、ミュオン測定は鉄absorberとトラッカーにより行う。これらのGEANTによるシミュレーションの結果を示す。
佐藤 進; 佐甲 博之; 三明 康郎*; 稲葉 基*; 中條 達也*; 小沢 恭一郎*; 喜屋武 奨之*; 江角 晋一*; 野中 俊宏*
no journal, ,
We are proposing an experiment to study phi mass modification through k k decay in p + A collisions at J-PARC. We exect to obtain several hundred thousands of phi to k k decays in p+C and p+Cu collisions with 30 GeV proton beams. The phi mass modification is sensitive not only modification but also to the branching ratio due to the small Q value. In this presentation, we discuss the physics of phi in nucleus, the design of the experiment, and the research and development status and plan of the kaon identification detectors.