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小沢 正基; 篠田 佳彦; 佐野 雄一
Nuclear Technology, 148(3), p.348 - 357, 2005/00
被引用回数:3 パーセンタイル:23.52(Nuclear Science & Technology)使用済み核燃料中の希少元素FPを選択的に元素分離する方法としての触媒的電解採取法の技術的現状をまとめる。分離手法としてのin situ electrochemistryの特色、触媒としてのPd及びFeの効果を示す。分離後の希少元素FPの放射化学的特徴と利用可能分野を指摘し、FPの分離を組み込んだ新しい再処理の概念を示す。
松本 史朗*; 内山 軍蔵; 小沢 正基*; 小林 康利*; 白土 克之*
Radiochemistry, 45(3), p.219 - 224, 2003/05
湿式再処理技術として商用再処理施設で採用されているPUREXシステムにおけるルテニウムとテクネチウムの化学挙動について概説する。特に、PUREXシステム溶液系におけるテクネチウムの原子価状態,酸化還元反応,TBP(リン酸トリブチル)分配挙動,工程内移行挙動などについて述べる。なお、本報告は日本原子力学会研究専門委員会「PUREXシステムにおけるルテニウムとテクネチウムの化学」の活動成果の一部をまとめたものである。
小沢 正基; 池田 泰久*
サイクル機構技報, (16), p.169 - 171, 2002/09
分離核変換技術開発に関する東工大/サイクル機構共催セミナーの概要を報告する。東工大から4件、サイクル機構から3件の発表があり、100名を超える参加者があった。新世紀にふさわしい核燃料サイクルのありかた、分離変換技術開発の方向性,課題等について議論した。
大滝 明; 小野 清; 小沢 正基; 平尾 和則
JNC TN9400 2002-035, 43 Pages, 2002/06
本報告書は、FBRサイクル実用化戦略調査研究におけるFBRサイクル導入シナリオ構築の一環として実施した。水素利用社会におけるハードパスとソフトパスとの新たな協調概念の検討結果について報告するものである。本研究では、環境保全政策と水素利用を21世紀の潮流として捉え、将来の水素利用社会を想定した資源とエネルギーフロー概念、核燃料サイクルとソフトパス (分散電源、燃料電池自動車、化学プラント等) との協調概念をそれぞれ検討した。また、核燃料サイクルの貢献が期待される分野として、原子力によるCO2 フリーエネルギー(電力、水素等)に加え、水素利用の普及に伴って需要増加が予想される白金族系元素を使用済み燃料の再処理廃液から回収するシナリオを提案し、その需給ポテンシャルについて試算した。さらに、代表的な回収元素の放射能特性の評価、利用促進課題の摘出を行った。今後は、環境に配慮した資源とエネルギーの供給システムを提案するために、回収元素についてはFBRサイクルを含めた供給ポテンシャルや経済性を評価する。また、エネルギー供給については、電力と水素の需給を通じて、火力や原子力のような大規模設備とコージェネレーション等の分散型設備が協調的に機能するシステム概念を具体化し、それに必要なインフラストラクチャー概念の検討を行う予定である。
小沢 正基; 池上 哲雄
7th Information Exchange Meeting on Actinideand Fi, 16, 413 Pages, 2002/00
将来の核変換の対象あるいは有効利用の対象となる、高レベル廃液中の長寿命核分裂生成物(LLFP)及び希少元素FPの、触媒的電解採取法による分離研究の概要及び利用性についての検討を報告する。
小沢 正基; 池田 泰久*
日本原子力学会誌, 44(9), 677 Pages, 2002/00
分離変換技術開発に関する東京工業大学,サイクル機構共催セミナーの概要を報告する。東京工業大学から4件、サイクル機構から3件の発表があり、100名を超える参加者があった。新世紀にふさわしい核燃料サイクルのありかた、分離変換技術開発の方向性,課題等について議論した。
小沢 正基
日本原子力学会誌, 44(9), 679 Pages, 2002/00
分離分野での最もトピカルなテ-マ、f-元素(アクチニド(An),ランタニド(Ln)元素)の相互分離プロセスの創成とLLFPの分離・精製・工学利用に関し,大洗工学センタ-にて講演会「長寿命核種の核変換のための新分離プロセスの創成について」を開催し、最先端の研究現状と方向性を、グロ-バルな視点から論議した。
小沢 正基; 岸 剛陸*
Nuclear Technology, 130, p.196 - 205, 2002/00
マイナーアクチニド分離プロセスを備えた将来の先進的バックエンドサイクルにおける抜本的な廃棄物の低減化を目的に、電解採取法による硝酸溶液からの妨害白金族イオンの除去並びに電解触媒存在下における廃有機溶媒の電解分解・無機化を検討した。本論文はそれぞれの実験データに基づき、その成立性を議論する。
小沢 正基
GLOBAL2001, 0 Pages, 2001/00
環境負荷低減性を改良するために、長寿命MAの分離核変換技術開発が進められている。MAの分離については、従来はPUREX法にTRUEX法などの新抽出プロセスを付加せざるを得ず、経済性の観点からの改良が指摘されてきた。本論文は高極性の希釈剤にTRU抽出剤CMPを溶解した新溶媒により、U,Pu、Np及びAmを溶解液から、同時/一括抽出分離する抽出プロセスの成立とPUREX工程の削除可能性を示唆するものであり、分離プロセスの核不拡散性や経済性の向上に大きく寄与することができる。
小沢 正基; 石田 倫彦; 佐野 雄一
TECHNETIUM-2002(The 3rd Russian-Japanese seminar on Technetium), p.82 - 85, 2001/00
溶媒抽出プロセスにおけるテクネチウム(TcO4-)の抽出分配特性と化学反応の特徴を、既発表の東海再処理工場におけるデータを基に議論する。テクネチウムを含む希少元素FPの選択的な、二次廃棄物の発生を抑制しうる分離法として、サイクル機構が開発している触媒的電解採取法による電解群分離技術とそれによる高レベル廃液からの基礎的分離挙動を述べる。FPの分離をベースとするリサイクル・利用システムを提案する。
小沢 正基; 岸 剛陸*
Nuclear Technology, 130, p.196 - 205, 2000/05
被引用回数:4 パーセンタイル:32.52(Nuclear Science & Technology)マイナーアクチニド分離プロセスを備えた将来の先進的バックエンドサイクルにおける抜本的な廃棄物の低減化を目的に、電解採取法による硝酸溶液からの妨害白金族イオンの除去並びに電解触媒存在下における廃有機溶媒の電解分解・無機化を検討した。本論文はそれぞれの実験データに基づき、その成立性を議論する。
小沢 正基
PNC TN8440 98-041, 39 Pages, 1998/06
高レベル放射性廃液中の長寿命核種の分離に関する本協力は、フランス原子力庁(CEA)との間で1991年に調印された「先進技術に関する協力協定(Advanced Technology Agreement)に基づいている。協定の有効期間は当初1991年6月14日1996年6月13日であったが、1996年に更に5年延長され、現在に至っている。「核種分離」は本協定のうちの「核料サイクルの廃棄物に関連する革新技術」のカテゴリーに属し、カバーする技術的範囲は、マイナーアクチニド(MA)や長寿命核分裂生成物(LLFPs)の分離・消滅にまつわる戦略的研究、新抽出剤によるMA/FPs分離、MA/Ln分離及びLLFPsの分離に関するお互いの研究情報の交換及び共同研究である。研究情報の交換は専門家会議を通して行った。具体的な情報交換の項目と件数は次の通りであった。 本協力では、「分離」における基礎化学から再処理システムまで、幅広く議論している。過去7回の専門家会議においては双方から、質の高い最新の情報が提供され、互いの研究開発に大きな刺激となった。また本協力を通して、4人の研究員の相互派遣による共同研究が実現し、著しい成果を挙げることができた。本報告は「動燃」におけるCEAとの分離技術に関する協力を総括し、「核燃料サイクル開発機構」移行後の協力を展望するものである。
小沢 正基; 駒 義和; 野村 和則; 佐野 雄一; 田中 康正
5th International Communication Meeting about Extinction Technology Separate, 0 Pages, 1998/00
使用済燃料中の全アクチニド及び長寿命核種の制御に向けて、PUREXとTRUEXで構成するアクチニド主分離プロセス、サブシステムとしての電気化学ステップによる長寿命核種分離プロセス及び放射性廃溶媒の無機減容化プロセスの現状、到達レベル及び課題をまとめる。
小沢 正基; 佐野 雄一; 田中 康正; 鹿倉 栄
Proceedings of 5th International Conference on Recycling, Conditioning and Disposal (RECOD '98), 0 Pages, 1998/00
将来の高度化際処理施設から排出される放射性の無機/有機廃棄物を可能な限り低減化する為、電気化学的手法によるマイルドで安全性に優れた方法を提案する。一つは高レベル廃液(又は溶解液)から有用かつ除染性を妨害する白金族イオンを電解採取する方法、二つ目はCMPO、TBPなどの廃有機物を電解触媒により酸化し炭酸ガス、水、無機リン酸に分解する方法である。電気化学を酸化、還元の二面から適用することで、二次廃棄物の発生しないプロセスが構築できる。
佐野 雄一; 小沢 正基; 田中 康正; Kato, A.*
Proceedings of 5th International Conference on Recycling, Conditioning and Disposal (RECOD '98), p.717 - 722, 1998/00
使用済燃料溶解液及び高レベル廃液からのTc及び白金族等有害元素の回収・除去技術開発の一環として、電解還元法による硝酸水溶液及び高レベル廃液からの、Pd,Ru及びRe(Tcの模擬物質)の回収・除去について検討を行った。その結果、硝酸濃度の減少とともに各元素の除去率が上昇すること、系へのPdの添加により2.5N硝酸溶液からRuを99%以上除去できること、種々の還元剤、錯化剤の添加による各元素の除去率への効果等が明らかとなった。また、模擬高レベル廃液を用いた電解還元試験より、模擬高レベル廃液中からRu, Te, Se, Rh, Pd等を回収できることを確認した。
小沢 正基
化学と工業, 50(6), 865- Pages, 1997/06
再処理廃液中のセシウムイオンに対し選択的な抽出能を有する、新しい大環状化合物、カリックスワウラン、の特性を最新の文献からレビューした。
塩浦 隆夫; 小沢 正基
PNC TN8420 97-002, 74 Pages, 1997/02
今後の再処理並びに核種分離研究に資するため、第4回群分離・消滅処理国際情報交換会議の口頭発表29件とポスターセッション13件の計42件の発表論文のうち関連する論文を17件抽出し、抄訳及び実験データのデータベース化を行った。本報の構成は、会議の全体概要と抽出した各論文の抄訳からなる。各論文の抄訳はタイトル、著者名、所属機関、キーワード、要旨、主な図表、抄録者氏名からなり、発表順に並べられている。なお、各論文抄訳の作成は、当部内のワーキンググループにより実施した。
駒 義和; 小沢 正基; 田中 康正; 野村 和則
Proceedings of International Conference on Actinides (Actinides '97), 0 Pages, 1997/00
再処理高レベル廃液から三価アクチニドを回収する方法として、CMPO-TBP混合溶媒を使用する溶媒抽出法であるTUREX法を改良する研究を行った。TUREX法の操作条件の最適化及びソルトフリーの一環として、高酸濃度供給によるRuの高除染化、ソルトフリー試薬による選択的逆抽出について検討した。また、TUREX法に三価アクチニドとランタニドを分離する機能を付加した改良フローシート(SETFIC3)について、ホット試験を行い、Am・Cmの高回収化、塩析剤としてのHANの適用性について検討した。
小沢 正基; 田中 康正; 大原 知佐子*; 田沼 宏之*
Proceedings of International Conference on Future Nuclear Systems (GLOBAL'97), p.1232 - 1237, 1997/00
PUREX-TRUEXから成る総合的アクチニド分離体系において、電気化学反応を利用する廃棄物低減に関する研究を実施した。具体的には「電解還元反応」を利用した放射性プロセス液からの貴金属の折出除去、及び「電解酸化反応」を利用した廃有機化合物(抽出剤)の分解処理に関する研究である。