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論文

Numerical analysis of thermoelectric instability in tokamak divertor

林 伸彦*; 滝塚 知典; 畑山 明聖*; 小笠原 正忠*

Journal of Nuclear Materials, 266-269, p.526 - 531, 1999/00

 被引用回数:3 パーセンタイル:28.64(Materials Science, Multidisciplinary)

トカマクダイバータにおける熱電不安定性を、ダイバータ5点モデルを用いて数値的に調べた。熱電不安定性はSOL電流によって引き起こされる熱的不安定性である。解析した結果、ダイバータプラズマの温度がある温度以下になると、ダイバータプラズマの対称な平衡は熱電不安定性により不安定になる。この時、安定な非対称平衡が存在した。SOL電流が熱電不安定性を引き起こすとともに、ダイバータ非対称性を自発的に引き起こすことを示した。非対称平衡では、SOL電流はダイバータプラズマの温度が高い側から低い側に流れ、ダイバータ板に入射する熱流速は温度の高い側の方が低い側に比べて大きい。熱流速の非対称性は、高リサイクリングで低加熱パワーの場合に大きくなる。

論文

Onset condition of thermoelectric instability in divertor tokamaks

林 伸彦*; 滝塚 知典; 畑山 明聖*; 小笠原 正忠*

Nuclear Fusion, 38(11), p.1695 - 1709, 1998/11

 被引用回数:10 パーセンタイル:34.7(Physics, Fluids & Plasmas)

トカマクダイバータにおける熱電不安定性の発生条件を、スクレイプオフ層(SOL)とダイバータプラズマを模擬する5点モデルによって、解析的及び数値的に調べた。熱電気的に流れるSOL電流が熱電不安定性を起こし、ダイバータプラズマの温度があるしきい温度以下になると、SOLとダイバータプラズマの対称な平衡が不安定になることが明らかになった。このしきい温度は、ダイバータ放射損失による熱的不安定性のしきい温度に等しいかそれ以上であり、SOL温度とダイバータ放射損失量に依存する。しきい温度以下では、安定な非対称平衡が得られた。ダイバータプラズマ温度の非対称が大きくなると、SOL電流は不安定性を起こさなくなり平衡を安定化しさえする。その結果、SOL電流が熱電不安定性によって、自発的にダイバータ非対称性を起こすことが示された。

論文

Analysis of biasing induced divertor asymmetry using a five-point model

林 伸彦*; 滝塚 知典; 畑山 明聖*; 小笠原 正忠*

Journal of the Physical Society of Japan, 66(12), p.3815 - 3825, 1997/12

 被引用回数:5 パーセンタイル:47.57(Physics, Multidisciplinary)

ダイバータバイアスによって誘起されるダイバータ内外非対称性を調べるために、トカマクのスクレイプオフとダイバータプラズマを模擬した5点モデルを開発した。非対称性に対するダイバータバイアスの効果を、ダイバータプラズマが低リサイクリングと高リサイクリングな状態で調べた。低リサイクリングなプラズマでは、バイアスは非対象性に対してほとんど効果がない。一方、高リサイクリングなプラズマでは、バイアスは非対称性を制御することがわかった。その傾向として、ダイバータプラズマは陰極側に比べ陽極側でより高密度・低温になる。

報告書

Analysis of divertor asymmetry using a simple five-point model

林 伸彦*; 滝塚 知典; 畑山 明聖*; 小笠原 正忠*

JAERI-Research 97-018, 35 Pages, 1997/03

JAERI-Research-97-018.pdf:1.08MB

ダイバータの内外非対称性(内外のダイバータ板における温度・熱流などの非対称性)が実験により観測されている。この現象を解析するために、ダイバータ配位のトカマクにおけるスクレイプオフ層(SOL)を模擬した簡易5点モデルを開発した。このモデルは、SOL電流、ダイバータ領域におけるガス排気・注入、ダイバータバイアスの効果を取り入れている。ガス排気・注入およびダイバータバイアスによりダイバータ非対称性が制御できることが明らかになった。さらに、ガス排気・注入、ダイバータバイアスなどの外部制御がない場合でも、SOL電流が非対称なプラズマを形成することを示した。

論文

An Implicit Monte Carlo method for simulation of impurity transport in divertor plasma

鈴木 明子*; 滝塚 知典; 清水 勝宏; 林 伸彦*; 畑山 明聖*; 小笠原 正忠*

J. Comput. Phys., 131, p.193 - 198, 1997/00

 被引用回数:8 パーセンタイル:49.88(Computer Science, Interdisciplinary Applications)

ダイバータプラズマにおける不純物イオンの電離/再結合過程を模擬するために、新しい「陰解的」モンテカルロ法を開発した。この方法では、時間ステップ$$Delta$$t中の多くの電離/再結合過程を考慮できる。さらに従来のモンテカルロ法における時間ステップの制限、$$Delta$$t≪t$$_{min}$$(t$$_{min}$$:原子過程の最小の特徴時間)は適用されない。この方法を1次元不純物輸送モデルに適用した。従来のモンテカルロ法に比べて、10倍程度の時間ステップ幅で不純物イオンの輸送計算を行うことができた。ダイバータプラズマの電子温度Teにおける、不純物の平均荷電数と放射損失計数を計算した。これらの結果を簡単な非コロナ平衡モデルの結果と比較した。

論文

Nonlinear saturation of dissipative trapped ion instability and anomalous transport

杉原 正芳; 小笠原 正忠*

Journal of the Physical Society of Japan, 43(6), p.2062 - 2067, 1977/06

 被引用回数:4

散逸性捕捉イオン不安定性の、乱流衝突による非線形飽和レベルを求めるために、摂動展開の各次数の項から最も支配的な項を加え合わせる方法で、乱流衝突周波数に対する表式を導いた。数値計算により飽和レベルでの異常拡散係数を求めたところ、シャーによるイオンランダウ減衰の効果を考えに入れると、Kadomtsev-pogntse等の結果とほぼ一致することが確かめられた。

報告書

Nonlinear Saturation of Dissipative Trapped Ion Instability and Anomalous Transport

杉原 正芳; 小笠原 正忠*

JAERI-M 7050, 10 Pages, 1977/04

JAERI-M-7050.pdf:0.27MB

散逸性捕捉イオン不安定性の、乱流衝突による非線形飽和レベルを求めるために、振動展開の各次数の項から最も支配的な項を加え合わせる方法で乱流衝突周波数に対する表式を導びいた。数値計算により飽和レベルでの異常拡散係数を求めたところ、シャーの効果を考えに入れると、Kadomtseu-Pogutse等の結果とほぼ一致することが確かめられた。

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