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岡部 和彦*; 小林 太志郎*; 小野 義弘*; 真下 透*; 湯浅 久子*; 山中 英寿*; 浅野 雅春; 大道 英樹; 吉田 勝
Pharm. Sci., 1, p.307 - 309, 1995/00
17-アセトキシ-6-クロロ-2-オキサ-4,6-プレグナジン-3,20-ジオン(TZP-4238)は、前立腺肥大の治療薬の一つである。この薬の治療効果を高める目的で、生体分解型のポリマー粒子にTZP-4238を包括し、前立腺組織に直接埋め込むことにより、局所治療薬としての適合性の検討を行った。その結果、7週にわたって、薬物が除放され前立腺の萎縮が観察された。この成果は、局所療法へ除放性製薬を応用した最初である。
亀本 雄一郎; 柴 是行; 小野田 義弘*
日本化學雜誌, 83(1), p.57 - 58, 1962/00
白金、ロジウム、パラジウム、金などの資金属中に合まれるイリジウムを非破壊的に定量する放射化分析法を検討した。これらの試料を2時間程度照射すると比較的短い半減期をもつ放射性核種のみを生じ、イリジウムのみは長寿命の半減期(74.4d)をもつIrを生ずる。適当な冷却期間をおいて短寿命の放射能の消滅をまって、線スペクトロメトリーを適用してIrの各光電ピークを比較標準と比較して定量した。この方法は結果を得るまでに長時間を要する欠点はあるが、非破壊的に行なえる特徴をもっている。
小野崎 公宏*; 佐藤 淳也; 鈴木 眞司*; 加藤 潤; 榊原 哲朗; 中澤 修; 目黒 義弘; 見上 寿*; Platzka, M.*; Blazsekova, M.*
no journal, ,
福島第一原子力発電所における汚染水処理によって発生したスラッジの模擬物を、ジオポリマー固化材を用いて固化し、一軸圧縮強度や溶出特性等を調査した。ジオポリマー固化材は、チェコ共和国やスロバキア共和国で樹脂やスラッジ等の実廃棄物の固化に実績を持つ、Amec Foster Wheeler社のジオポリマー固化材"SIAL"を用いた。試験の結果、養生に伴い強度は向上し、28日目には約20MPaとなった。また、溶出試験を実施し、核種の保持性の高さを確認した。ジオポリマー固化材SIALが汚染水処理二次廃棄物の固形化材として、一定の適応性を持っていることを確認した。