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論文

A New Diagnosis Method Using Alarm Annunciation for Nuclear Power Plants

尾崎 禎彦; 須田 一則; 小沢 健二

Journal of Nuclear Science and Technology, 34(11), p.1053 - 1066, 1997/00

原子力プラントの安全性、信頼性向上を目的とした自律型プラントの開発を進めている。ここでは、診断の信頼性向上を目指した診断方式の多様化の一環として、異常発生時での警報(アナンシエータ:ANN)の発報パターンから、その異常原因を同定する方法について検討し、3ループFBRの水/蒸気系廻りの異常事象を対象としたプラントシミュレータ試験を実施した。発報警報の異常事象毎の時間推移を含めて比較、評価した。その結果、事象進展に伴う発報警報パターンの変化を含めて考えることにより異常原因の推定が可能であること、また、異常事象に対応した発報警報パターンをテンプレートとするパターンマッチング法、および、認知心理学分野でのカテゴリー化手法であるCOBWEB法が異常原因推定に有効であることを確認することができた。

報告書

自律型運転制御システムにおける警報(ANN)ベース診断法の開発,1; プラントシミュレータによる基礎試験結果

尾崎 禎彦; 須田 一則; 吉川 信治; 小澤 健二

PNC TN9410 96-114, 145 Pages, 1996/04

PNC-TN9410-96-114.pdf:6.83MB

原子力プラントの安全性、信頼性向上を目的とした運転制御の高度化、知能化の観点から、プラントでの運転制御、保守において果たしている人間(運転員、保守員)の役割を人工知能で代替することを目指し、平成3年度から原子力クロスオーバー研究の一環として自律型プラントの開発を進めてきている。自律型プラントでは、診断、制御に際して原理の異なる独立した方式を同一対象に対して適用し、方式の多様化(methodology diversity)を図り、診断の信頼性、制御の最適化を実現する。ここでは、診断方式の多様化の一環として、異常発生時での警報(アナンシエータ;ANN)の発報パターンからその異常原因を同定する方法について検討し、いくつかの異常事象について、プラントシミュレータを用いた試験を実施した。異常事象をシミュレータで発生、その時の代表的プロセス量データとともに発生イベントリストを取得し、異常事象毎の時間推移を含めたANN発報パターンを比較、評価した。今回、水/蒸気系廻りの異常事象37例を対象としたが、警報を発報しない異常事象以外のものについては、警報発報パターンでその事象進展に伴う発報警報パターン変化を含めたもので異常原因の推定が可能との期待が持てるものであった。今後は、異常事象に対応した発報警報パターンをテンプレートパターンとしたパターンマッチング手法、さらに、認知心理学分野でのカテゴリ化法の一つであるCOBWEBアルゴリズムを用いた手法による異常原因推定手法の具体的な検討を行っていく予定である。

報告書

大規模・実時間ベースシステムの開発(1)-基本概念と機能-

尾崎 禎彦; 須田 一則; 吉川 信治; 小澤 健二

PNC TN9410 96-101, 40 Pages, 1996/04

PNC-TN9410-96-101.pdf:1.73MB

原子力プラントの安全性,信頼性向上を目的とした運転制御の高度化,知能化の観点から,プラントで人間(運転員,保守員)が運転制御,保守において果たしている役割を人工知能で代替することを目指し,平成3年から原子力クロスオーバー研究の一環として自律型プラントの開発を進めてきている。自律型プラントにおいては,運転制御,保守保全に係わる人工知能や知的ロボットが必須であるが,それらが有効,かつ,適応的に稼働するためには,プラントに関する膨大な量の知識,情報の中から,必要な知識,情報が適切な形,タイミングで遅滞なく,これら人工知能や知的ロボットに与えられる必要がある。自律型プラントにおける知識ベースの特徴として,原子力プラントの設計,運転,保守といったプラントの全ライフサイクルをカバーする多様で,大規模なものとなること,そして,プラント運転制御の使用に耐え得る実時間性が保証されたものであることが必要となる。この知識ベースの,正にこの大規模であることと実時間性との両立が可能となる知識ベースの構築,運用手法,方式の開発が愁眉の課題となっている。大規模実時間知識ベースシステム構築に関する研究開発は,平成6年度からのクロスオーバー研究第2期の中で実施に着手された。平成7年度には,自律型プラントにおける人工知能の役割を整理し,また,過去の軽水炉での事故例における事象進展に対応した運転員操作を整理,分析し,自律型プラントという人工知能システムでの知識ベースに期待される機能と課題について検討した。自律型プラントにおける大規模・実時間知識ベースの基本概念と機能に関して,特に,診断を含めたプラント運転制御における診断推論機構と知識,また,大規模と実時間の両立のための知識の共有化と動的合成,再配列,さらには,未知,未経験事象への対応という点からの学習による知識の更新(修正)の必要性を明らかにした。本報告では,軽水炉での事故例の整理,分析結果を含めてこの知識ベースの基本概念と機能についての検討結果を報告する。

論文

AN ANNUNCIATION-BASED DIAGNOSIS FOR ENHANCED AUTONOMY OF NUCLEAR POWER PLANTS

須田 一則; 尾崎 禎彦; 吉川 信治; 小沢 健二

1997 IEEE CONFERENCE ON DECISION AND CONTROL, , 

原子力プラントの安全性、信頼性向上を目的とした運転制御の高度化の観点から、プラントでの運転員の役割を人工知能で代替させることを目指した自律型プラントの開発を実施している。自律型プラントでは、診断・制御において原理原則の異なる独立した方式を同一対象に対し適用し、方式の多様化を図り診断の信頼性向上と制御の最適化を図っている。ここでは、診断の多様化の一環として、異常時の警報発報パターンからその異常原因を同定する方法について検討し、いくつかの異常事象についてプラントシミュレーションを用いた試験を実施した。その時の発生イベントリストを所得し、異常事象ごとの事象進展による警報発報パターンの経時変化を比較検討した。今回、水・蒸気系回りについてパターンマッチング診断法を試作し、その警報発報パターンの経時変化を含めて比較すると、異常原因の同定が可能との結果を得ることができた。

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