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山下 直彦*
PNC TN8420 90-005, 27 Pages, 1990/04
再処理工場において発生する廃液は貯槽に貯蔵される。廃液には放射性物質が含まれているため廃液中の水は放射線により分解され水素が生成される。本書では,水の放射線分解により生成する水素分子の個数(G(H2):100eV 当たり生成した水素分子の個数)について文献調査した結果をまとめた。本結果から,貯槽における水素爆発評価ではプラントスケールの実験で得られているG(H2)より大きい値を使用し,安全裕度のある評価を行っていることが分かった。しかし,今後,プラントスケールの実験で得られる現実に則したG(H2)を基に水素爆発評価を行うことは不必要に安全ファクタを取らないということからも必要であると考えた。なお,本書は動力炉・核燃料開発事業団がガラス固化技術開発で得た技術を日本原燃サービス株式会社が建設を計画している六ヶ所再処理工場の高レベル廃液固化・貯蔵施設に反映させるため実施している安全審査助勢業務の一環として行った文献調査の結果をまとめたものである。
山下 清信; 堀 直彦; 岸 敏明; 中村 剛実; 熊田 博明
no journal, ,
原子力機構の研究用原子炉、JRR-4を使ってホウ素中性子捕捉療法の臨床研究が行われている。平成17年度内に京都大学研究用原子炉KURが休止し、JRR-4は国内唯一のBNCT施設となる。これを受けKURを使用していた研究グループがJRR-4を利用することから、医療照射が増大することが考えられる。また近年では、脳腫瘍,悪性黒色腫以外のガン(頭頚部ガン,肝癌)への適用拡大も開始されており、これらのJRR-4で経験のない部位への照射に対応するための技術開発と体制の整備を進めている。これらの状況に対応するために整備した照射技術と実施体制等について報告を行う。