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報告書

太陽光発電の習熟特性に関する調査

山口 雅教; 佐藤 治

JAERI-Review 2002-013, 29 Pages, 2002/07

JAERI-Review-2002-013.pdf:1.41MB

エネルギーシステムモデルを使用してエネルギー技術の将来的役割を解析する際に、発電システム間の競合の状態を合理的に模擬するため、発電システムの習熟特性を用いて価格の変動を内生的に表す方法の採用を検討している。今回は、日本のエネルギーシステムの中でその重要性が増加していくと考えられる分散型電源のうち、太陽光発電について習熟特性の調査を行い以下のことがわかった。日本の住宅用太陽光発電システム価格の進歩率(累積設置規模増倍時の価格低下率)は0.88程度であり、システム価格の68%は太陽電池モジュール部分で占められている。したがって、今後のシステム価格低下にはモジュール部分の価格低下が重要な役割を果たす。次に、モジュールの進歩率は日本及び米国ともに0.82であった。この値は、いずれも約20年間の価格調査の結果であるとともに、生産される電池の種類の変化も含んでいるため、長期的な価格低下予測には有効なデータと考えられる。現状の太陽光発電のシステム価格から計算される発電価格の習熟特性を外挿し、2010年の日本の導入目標である5000MWeにおいて、太陽光発電システムによる発電価格が市場競争力を持つ31円/kWh以下となる条件を求めると、これまでの習熟特性が継続するとの仮定の下では、耐用年数20年の場合に0.8%以下の低金利が必要となることがわかった。

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