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中村 博雄; 新倉 節夫*; 内川 高志*; 小野塚 正紀*; 山尾 裕行*; 名山 理介*; 伊尾木 公裕*
JAERI-M 86-048, 48 Pages, 1986/03
トカマク装置のリミタ材としての炭化チタン被覆モリブデン、高級黒鉛(IG-11,AXF-5Q、ATJ)及び熱分解黒鉛(PYROID)の熱衝撃特性・熱疲労特性を調べる為に、120KW級の電子ビ-ム加熱装置を用いて光熱負荷試験を行った。試験形状は、JT-60リミタ形状(TiC/M、平板形状(IJ-11,AXF-5Q,ATJ,PYROID)及びバンパ-リミタ形状(IJ-11)の3種類とした。実験条件は、熱サイクル試験の場合、340W/cm3sec1000回とした。また熱衝撃試験の場合、0.9~2.2KW/cm2.5~21secとした。TiC/Moは、1.1KW/cm11secでは 損傷はないが、1.1KW/cm21sec及び2.2KW/cm2.5secでは表面溶融・TiC層の剥離が見られた。IG-11,AXF-5Q,ATJの平板形状黒鉛の場合、1.1KW/cm11secでは損耗はないが、1.1KW/cm21sec、2.2KW/cm2.5secでは蒸発による損耗があった。PYROIDは、損耗が見られなかった。
山尾 裕行*; 岡本 芳三; 佐野川 好母
JAERI-M 7034, 128 Pages, 1977/04
高温ガス冷却炉(High-Temperature Gas-Cooled Reactor)は、従来の原子炉と比較して著しく高温であり、そのような環境のもとで使用される熱交換器の開発には、かつて経験しなかった多くの新しい問題点が生じている。NSA(Nuclear Science Abstracts)に掲載された過去10年間の熱交換器に関する文献索引を利用し、その開発上の問題点を抽出し、検討を行なった。文献を、炉型、熱交換器の型式、国別、冷却材、研究テーマの種類、の各項目について分類した。その結果、炉型としては世界的には、LMFBRとHTGRと軽および重水炉用の開発に重点がおかれていることが明らかになった。一方、HTGR用熱交換器の開発研究は、耐熱材料、腐食に関するテーマのものが、他の炉に比べて多くなされており、また、水素透過防止は、多目的高温ガス炉では重要な課題であることが認識された。