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山岸 明子
動燃技報, (97), p.87 - 93, 1996/03
航空機搭載の多バンド光学センサーは,変質鉱物や炭酸塩鉱物が特徴的な吸収スペクトルを示す波長域に,10数10のバンドを有する.したがって衛星データでは,バンド間の演算などにより試行錯誤で,興味ある岩相の強調を行っていたのに対し,多バンドデータの場合,地質的な解釈の加わった画像を作成することが可能となる.東濃地科学センター/技術開発課では,前報(No.87)の反射スペクトルデータベースを基に各鉱物に特有の吸収特性を定量化し(スペクトル指標),そこで求まった変換係数を,Logarithmic Residual法により,あらかじめ反射率の次元に直した画像データに適用し,岩相識別を行った.その結果,ウラン探査に重要な鉱物である緑泥石の分布について,現地調査と整合性が確認された.使用したデータは砂漠地域で取得したものであったが,手法の有効性が示された.
坪田 浩二*; 落合 洋治*; 長谷川 健*; 永崎 靖志*; 山岸 明子*; 中野 勝志*; 宗藤 勝*
JNC TN7400 2005-021, 166 Pages, 1995/04
本報告書は,東濃地科学センター・技術開発課が,平成6年度に実施した研究開発業務の内容をとりまとめたものである。成果については,探鉱や採鉱に関連する技術開発と,地層科学研究に関連する技術開発および,共通的な業務,の三つに分類して報告した。平成6年度において技術開発課では,30件の技術資料登録と11件の外部発表を実施した他,工業所有権では特許3件と実用新案1件が公開され,各1件ずつ広告された。
長谷川 健*; 小出 馨*; 宗藤 勝*; 永崎 靖志*; 中野 勝志; 山岸 明子*; 沖田 正俊*
JNC TN7400 2005-020, 199 Pages, 1994/04
本報告書は、東濃地科学センター・技術開発課が平成5年度に実施した研究開発業務の内容を取りまとめたものである。成果については、地層科学研究に係る技術開発と、探鉱や採鉱に関する技術開発、及び、共通的業務に関するものの三つに分類して掲載した。
山岸 明子; 小出 馨
PNC TN7450 93-005, 226 Pages, 1993/12
本カタログは、動力炉・核燃料開発事業団(以下、事業団という)が、オーストラリアの事業団のウラン資源探査地域において平成元年度から2年度にかけて採取した岩石の表面反射スペクトルデータ(分光反射率)をまとめたものである。各岩石毎の反射スペクトルデータの他にX線回析による鉱物同定の結果も掲載しており、岩石中の鉱物と反射スペクトル特性との関係が把握できるようにした。反射スペクトルの形状に現れる特徴を把握することにより、ウラン鉱化作用に関連する鉱物を含む岩石と他の岩石との判別が可能となり、今後のウラン資源探査でのリモートセンシング調査において、ウラン鉱床胚胎母層の抽出法の検討などの基礎データとして活用できる。さらには、地質分野においてより広くリモートセンシング解析の基礎的な資料として供するものである。岩石の採取地域は、オーストラリアの北部準州アリゲーターリバー地域、同州ウエストパインクリーク地域および西オーストラリア州ルーダル地域、同州タナマイ地域であり、ここでは、23岩種、88件の岩石について掲載している。
山岸 明子; 小出 馨; 和田 洋明
動燃技報, (87), p.71 - 75, 1993/09
中部事業所・技術開発課では、ウラン資源探査においてリモートセンシグ技術を応用し、ウラン鉱床胚胎母岩あるいはそれに関連する岩石の分布を、広域に捉えて探査地域を絞り、効率的な探査を行う方法の確率を目指ている。リモートセンシングデータは地表状況の情報を含んだものでありそのデータから探査の指標となる岩石の特徴を、室内試験で得られた岩石の特徴と照合して抽出出来れば、リモートセンシング解析による、地表の石分布の把握が可能となる。 このような技術開発の一歩として、平成元度および2年度にオーストラリアの事業団のウラン資源調査プロジェクト地域において、岩石サンプルを収集し、岩石の特徴の一つである反射スペトルの測定を行い、反射スペクトルデータカタログ集としてまとめた。
沖田 正俊*; 宗藤 勝*; 長谷川 健*; 永崎 靖志*; 小出 馨*; 山岸 明子*; 仙波 毅
JNC TN7400 2005-018, 241 Pages, 1992/04
本報告書は,中部事務所・技術開発課が平成3年度に実施した研究開発業務の成果を取りまとめたものである。探鉱・採鉱に関連した技術開発の成果と,地層科学研究に係る技術開発の成果に大別して報告した。なお,安全部が所掌している安全評価研究の中の1テーマである「地質と環境放射線の変動要因に関する研究」は,探鉱・採鉱に関連した技術開発の成果の中に入れて報告した。探鉱技術開発では,オーストラリア不整合関連型鉱床を対象とした物理探査手法の開発として,複雑地形での探査を効率的に進めるために周波数領域空中電磁(探査)法シュミレーションプログラムの作成と電磁探査解析用のプログラムTDEM2D出力部の機能強化を行ったほか,中国・遼東半島で鉱業事情調査の一部として実施したVLF-比抵抗法の適用試験結果を報告した。また,リモートセンシング技術開発として衛星からの反射スペクトルを解析するための画像処理システムの機能強化と,オーストラリア探査地区の岩石を反射スペクトル測定した同データカタログ作成について中間報告を行った。平成3年度に海外調査探鉱予算で更新したX線回折装置については,技術的な解説も含めて自動化された鉱物組成同定法を報告した。更に,東濃鉱山のインプレスリーチング跡地から湧出する坑水の処理プロセスを合理化する目的で実施した現場試験の成果についても報告した。採鉱技術開発に関する研究については,ラドン湧出抑制試験結果と採鉱エキスパートシステムの構築の2件について報告した。
山岸 明子
IAEA Technical comitee meeting, ,
鉱物のスペクトル情報に基づいて人工衛星あるいは航空機リモートセンシングデータを処理,解析することにより,岩相マッピングが可能となる. 動力炉・核燃料開発事業団では,特にウラン探査対象岩石を抽出するための岩相マッピング手法に関する研究を行っている.岩相マッピングを行うためには,a)岩石の分光反射率特性とリモートセンシングデータとの対比 手法の検討b)地表に分布する岩石の分光反射率特性の把握が必要である.そのためまず,ランドサットTMデータを利用してa)の検討を行った.その結果,対数残差法による処理を施すことによって岩石の分光反射率パターンとの対比が可能となり特定の分光反射率パターンを有する岩石の分布地を抽出できることが明らかになった.その解析例として,砂岩分布地域からウラン鉱徴を伴う絹雲母変質部を抽出した画像を示す.