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阿部 真也*; 仲田 裕; 飯塚 知章; 山岸 耕二郎*
JAERI-Tech 2003-077, 233 Pages, 2003/10
わが国においては、経済の成熟化,市場の国際化等々の状況に適切に対応できるよう、地方分権化の推進,民間活動領域の拡大等の観点から行政改革が進められている。その一環として原研とサイクル機構は統合して独立行政法人となることとなった。独立行政法人制度には、効率的で透明性の高い組織・運営の実現を図るねらいがこめられている。本考察は、新法人が事務処理の効率化のみならず、情報公開に対応し、研究活動を効果的に支援できる財務・会計処理を行う基幹業務システムを構築することに資することを目的としている。
阿部 真也; 仲田 裕; 飯塚 知章; 山岸 耕二郎*
JAERI-Tech 2002-072, 142 Pages, 2002/10
国の電子政府化政策を原研で推進するにあたり、国の計画,社会,各省庁の取り組み,諸外国並びに民間企業の取り組みなどを調査した。次に原研における申請・届出システムを国の推進する電子証明と認証局に基づき構築する方策の検討を行った。本報告書は、これらを纏めたものである。
永井 士郎; 山岸 耕二郎*
原子力工業, 39(10), p.40 - 45, 1993/00
原研のSANTA(原子力技術応用推進計画)データベースは、去る4月から、一般のユーザーもVANを通じて検索できるようになっている。本稿では、SANTAデータベースの概要を述べた後、検索法を詳しく解説した。
米川 出; 下野 貢; 戸塚 俊之; 山岸 耕二郎
Proc. of the 14th Symp. on Fusion Engineering,Vol. 2, p.798 - 801, 1992/00
JT-60の実験運転を統括的に制御する全系制御設備は、制御用ミニコンピュータ、CAMACシステムを用いて、約5年間の運用を経験した。JT-60の大電流化への改造に伴ない、全系制御設備もプラズマ制御系およびマン・マシン・システムにおいて、改造を実施し、今後の実験に備えることとした。マン・マシン・システムにおいては、これまでの経験に基づく知識を活用し、最新の技術を利用したワークステーションを標準ネットワークで結合したシステムを構築し、放電条件の自動設定機能による作業の効率向上、運転監視機能の強化、制御室の環境改善を図り、利用効率の向上を図った。本報告では、これらの開発研究における要求分析、試験報告および、実験運転における活用状況と、今後の展望を述べる。
弘田 実彌; 飯島 勉; 溝尾 宣辰; 渡辺 秀明; 小川 弘伸; 藤崎 伸吾; 山岸 耕二郎; 草野 譲一; 大沢 誠; 富田 悟; et al.
JAERI-M 9059, 32 Pages, 1980/09
FCAでは高速原研炉「もんじゅ」の模擬実験が進行中である。最初の物理的なモックアップであるVI-1集合体は「もんじゅ」の外側炉心の組成を模擬した試験領域をUのドライバーでとりかこんだゾーン型である。非均質臨界量、バンチング効果、中心における核分裂比および核分裂率の半径方向分布について研究が行われた。現在までに得られた解析結果に関するかぎり、実験値と計算値は、ブランケットにおける核分裂率分布の問題を除いて満足すべき一致を示している。
飯島 勉; 弘田 実彌; 溝尾 宣辰; 白方 敬章; 藤崎 伸吾; 渡辺 秀明; 小川 弘伸; 山岸 耕二郎; 三田 敏男*; M.Cho*
JAERI-M 7888, 50 Pages, 1978/10
FCAでは高遠原型炉「もんじゅ」の模擬実験が進行中である。FCAVI-2集合体はVI-1集合体に続くその物理的モックアップ炉心の一つで、VI-1が「もんじゅ」の外側炉心のモックアップであったのに対し、VI-2は「もんじゅ」の内側炉心の組成を模擬した試験領域を、U-235を燃料とするドライバーで取り囲んだゾーン系である。VI-2集合体では昭和48年3月から49年4月まで1年以上にわたって種々の実験が行われたが、本報告はそれらのうち非均質臨界量、特性試験、プルトニウム高次同位元素の効果、サンプル反応度価値空間分布、核分裂比および核分裂率分布、燃料板パンチング効果、模擬ブランケット効果、ピン状燃料アッセンブリーによるピン-プレートの比較など主として臨界性に関する実験結果についてまとめたものである。
山岸 耕二郎
JAERI-M 7540, 76 Pages, 1978/02
CAMACプラグインにより構成された4096チャネルの波高分析器は原研で開発されたものである。この波高分析器はADC、CRTディスプレイの他メモリコントローラ、MCAタイマ等のCAMACプラグインで構成され、クレート・コントローラと呼ばれるCAMACインターフェースを介してFACOM U-200小型計算機と結合されている。このシステムを用いてオンラインでデータ処理を行う制御プログラムが開発された。制御プログラムは4つのユーティリティプログラムとCAMACプラグインを制御するCAMACプログラムパッケージおよび基本入出力装置用プログラムパッケージであり、この2つのプログラムパッケージのサブルーチンはFORTRANから容易に呼び出すことができる。本報告にはこのシステムの概要とユーティリティプログラムおよび2つのプログラムパッケージの使用法が詳細に述べられている。
山岸 耕二郎
JAERI-M 6866, 61 Pages, 1977/01
FCAにおける核燃料物質の在庫管理を電子計算機で行なうシステムが開発された。現在FCAで管理されている核燃料物質はプルトニウム(Pu)、濃縮ウラン(EU)、天然ウラン(NU)、天然ウランブロック(NUB)、劣化ウラン酸化物(DUO)、劣化ウランブロック(DUB)の6種の材料が合計55種類あり燃料板総枚数で約12万枚であり、これらがこのシステムによる管理の対象となっている。このシステムの最大の特長はデ-タの入出力においてFCAに設置されているFACOM U-200リモート・ステーションよりオンラインで計算センタ-の大型計算機のデータ・ファイルをアクセスする事のできる点である。
飯島 勉; 弘田 実彌; 大部 誠; 草野 譲一; 山岸 耕二郎; 渡辺 秀明; 小川 弘伸
JAERI-M 6062, 9 Pages, 1975/03
高遠原型炉「もんじゅ」の外側炉心の物理的モックアップであるFCA VI-1集合体において行なった密度係数の測定結果をまとめたものである。VI-1集合体の基準系は二領域ゾーン炉心であるが、テストゾーン一領域だけの炉心の密度係数を実験的に求めるためドライバー部分90をテストゾーン組成にしたセクター系(VI-1-S集合体)で測定を行なった。ウラン、プルトニウムについては同位元素組成の異なるサンプル物質の密度係数から各同位元素別の値に精度良く分離することができた。反応度スケールは燃料物質(U-235およびプルトニウム)の組成密度係数を計算値に規格化する方法に依って較正した。セクター方式による測定の妥当性を実験、計算両面からチェックした結果についても述べられている。この密度係数を用いて大型炉の臨界性を予測する場合の精度、適用可能範囲等については別の報告書にまとめられる。