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山本 惠一*; 吉田 清
JAERI-M 93-079, 29 Pages, 1993/03
国際熱核融合実験炉(ITER)で使用される中心ソレノイド(CS)コイルのような大型強制冷却型超電導コイルでは、コイル保護の観点からクエンチ時のヘリウムの圧力上昇・温度上昇を評価するクエンチ解析が重要となる。局所的なクエンチをとり扱うため数値解析によりクエンチ解析を行なった。解析コードとして強制冷却型超電導コイルの安定性解析を目的に開発された「QSFC」を使用し、各種実験結果との比較により、適用の妥当性を確認し、ITER用CSコイルのクエンチ解析を行なった。局所的なクエンチにおける圧力上昇は、時定数10秒の場合では、J.Millerの式でのものの1/3程度で問題ないが、時定数20秒の場合では、1/2以上となり、導体の大型化が必要である。
山本 惠一*; 吉田 清; 保川 幸雄*; 塚本 英雄*; 佐々木 崇*; 奥野 清; 西 正孝; 小泉 徳潔; 礒野 高明; 杉本 誠; et al.
Proc. of the 17th Symp. on Fusion Technology, 0, p.971 - 975, 1993/00
ITER用超電導磁石の開発を目的としてCSモデルコイルが計画され設計が進められている。CSモデルコイルはボア径2mで、実機で要求されるBmax=13T、磁場変化2T/sを満足するコイルの開発を目的としている。CSモデルコイルの設計を中心に、解析結果等を含めて発表する。