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外池 幸太郎; 中村 剛実*; 山根 祐一; 三好 慶典
Nuclear Technology, 143(3), p.364 - 372, 2003/09
被引用回数:2 パーセンタイル:19.02(Nuclear Science & Technology)JCO東海事業所の第1加工棟に設置されている線エリアモニターは、臨界事故の発生から終息に至るまで、転換試験棟の沈殿槽で発生していた核分裂連錯反応の出力に比例した線量率を計測,記録していた。この記録の事故発生後25分から事故終息までの部分(「プラトー」部)について、核分裂数2.210で規格化することにより、核分裂連錯反応の絶対出力の履歴を評価した。
佐藤 正泰; 三浦 幸俊; 木村 晴行; 川島 寿人; 仙石 盛夫; 山本 正弘; 小池 常之; 柴田 孝俊; 秋山 隆*; 阿部 充志*; et al.
プラズマ・核融合学会誌, 75(6), p.741 - 749, 1999/06
JFT-2Mでは、低放射化フェライト鋼(FS)にかかわる先進材料プラズマ試験を行う計画である。これはFSを用いてリップルの少ないトロイダル磁場を生成し、高エネルギーイオンの損失を低減するリップル低減試験と、強磁性体であるFSによる不整磁場がプラズマに与える影響を調べるフェライト鋼のプラズマ適合性試験からなる。これら先進材料プラズマ試験計画の全容について述べる。特に、前者では基本モードのリップルのみならず2倍のモード数のリップル低減の重要性を指摘し、その実現のためのFS設置法を明らかにした。後者ではJFT-2Mの真空容器をフェライト鋼製のものに改造するための設計検討を行っており、フェライト鋼のプラズマ平衡への影響は小さいことなどを明らかにした。
安積 正史; 長谷川 満*; 亀有 昭久*; 栗原 研一; 中村 幸治; 西尾 敏; 下村 安夫; 新谷 吉郎*; 杉原 正芳; 山根 実*; et al.
JAERI-M 92-041, 100 Pages, 1992/03
ITER(国際熱核融合実験炉)ポロイダルコイル(PF)システムの概念設計に対する日本の貢献の主な結果をまとめる。まずPF系の最適配置の決定、準DN配位やSN配位の検討および磁力線の精密な追跡がなされた。さらに中心ソレノイドコイルに働く反発力が求められた。次に垂直位置制御の指針が導出され、受動安定化シェルの性能評価が行なわれた。またTULFEX法によるプラズマ位置・形状同定法の適用や水平位置制御法が調べられ、遅い制御法に関するアルゴリズムが開発された。次にセパラトリックス掃引と周辺磁気面エルゴード化の検討がなされた。最後にTSCコードによるプラズマ動的挙動の検討を示した。以上の結果の多くはまだ完結してはいないが、ITERの成立性を示す概念設計としては十分であり、EDA(工学設計活動)でさらに深められる予定である。
中島 国彦*; 石垣 幸雄*; 尾崎 章*; 山根 実*
JAERI-M 87-144, 112 Pages, 1987/09
61年度のFER炉型選択作業における電源系検討の一部を述べている。
片岡 敬博*; 閨谷 譲; 佐藤 和義; 山根 実*; 佐藤 俊治*; 下村 哲朗*
no journal, ,
ITER接地系については、敷地面積が広く、電源,制御機器が多数の建家を経由して広がっていることから接地系の低インピーダンス化,メッシュ導体を適用して等電位化を図る設計が必要となる。ITERではコイルの中性点を高抵抗接地することから、地絡電流は制限されるものの、接地系を決定する主要要因である地絡,雷撃電流を元に、接地メッシュの構成,避雷系接地との接続有無,建家間の連係接地の有無を比較した解析結果を紹介する。
小泉 徳潔; 松井 邦浩; 辺見 努; 梶谷 秀樹; 高野 克敏; 山根 実; 井口 将秀
no journal, ,
原子力機構では、ITER計画において、9個のTFコイルと19個(予備1機を含む)のTFコイル構造物の調達を担当している。TFコイル及び構造物の調達は、3段回に分けて段階的に行われており、2012年より、第2段階であるTFコイル及び構造物の第一号機の製作準備に着手した。また、第1段階の一部の試作、及び製作技術の最終確認のために実施される実規模ダブル・パンケーキ(DP)の製作も第2段階に先立て実施する。加えて、2,3号機用ラジアル・プレート(RP)及び構造物材料の製作にも着手した。さらに、当初計画を加速して、TFコイル巻線部2機の製作準備にも着手した。
松井 邦浩; 山根 実; 辺見 努; 梶谷 秀樹; 高野 克敏; 安藤 真次; 小泉 徳潔
no journal, ,
原子力機構は、ITER計画における日本国内機関として、9個のトロイダル磁場(TF)コイルの調達を担当しており、実機コイルの製作に先駆けて製造設計、実規模試作、TFコイル製作装置の製作をメーカと協力して進めている。この中で0.01%の巻線精度が要求される巻線製作に関して、巻線製作装置の製作を行うとともに、TF導体を用いて実規模の試巻線を実施し、0.01%の巻線精度で管理できることを確認した。これらの結果を踏まえて、模擬導体を用いたダミー・ダブル・パンケーキ用の巻線の製作を実施し、0.01%以下での導体長さの管理を達成した。
山根 実; 松井 邦浩; 梶谷 秀樹; 辺見 努; 高野 克敏; 安藤 真次; 小泉 徳潔
no journal, ,
原子力機構は、ITER計画における日本国内機関として、9個のトロイダル磁場(TF)コイルの調達を担当しており、実機コイルの製作に先駆けて製造設計,実規模試作, TFコイル製作装置の製作をメーカと協力して進めている。この中でTFコイル巻線の超伝導生成熱処理による導体伸縮量及び巻線形状の変化を把握するために、熱処理サンプルによるTF導体熱処理試作を実施した。試作サンプルは導体表面に実機と同一仕様のブラスト処理(Ra=6.3m)を施したものを使用し、熱処理による伸びとして直線部を模擬した直状導体サンプルで約0.05%、曲線部を模擬した曲状導体サンプルで約0.08%の伸びが測定された。この伸び量はTFコイル1ターンあたりでは25mm程度の伸びに相当する。熱処理後の巻線を寸法裕度の小さいラジアルプレート(RP)の溝に精度良くはめ込むためには熱処理前の巻線形状設定へ反映させる必要があり、そのためのデータを取得できた。報告では、熱処理前後の巻線形状の計測方法、および熱処理後の巻線をRP溝に挿入するトランスファー工程に関する装置とその試験結果についても報告する。
辺見 努; 山根 実; 梶谷 秀樹; 松井 邦浩; 高野 克敏; 安藤 真次; 小泉 徳潔
no journal, ,
原子力機構は、ITER計画における日本国内機関として、9個のトロイダル磁場(TF)コイルの調達を担当しており、実機コイルの製作に先駆けて製造設計、実規模試作及びTFコイル製作装置の製作をメーカと協力して進めている。この中で、TFコイル巻線を冷却するために、超臨界圧ヘリウムを導入する冷媒入口部の試作を実施した。冷媒入口部には3万回の繰り返し電磁力が加わるため、これに耐える機械特性を有することが要求される。このため、溶接品質を含む冷媒入口部の製作方法の確立を行うとともに、4Kにおける2体の実規模試験体について疲労試験を行い、TFコイルの運転条件である0.1020.023%の歪を加え、合格基準である26万回の疲労試験に耐えることを確認した。
梶谷 秀樹; 辺見 努; 松井 邦浩; 山根 実; 小泉 徳潔; 尾花 哲浩*; 濱口 真司*; 高田 卓*; 力石 浩孝*; 夏目 恭平*; et al.
no journal, ,
ITER TFコイルでは、ダブル・パンケーキ間の導体は、ジョイント部で電気的に接続される。そのジョイント部の性能を検証することを目的として、2本のTF導体で構成され実機TFコイルと同様のジョイント部を有する試験サンプルを製作し、NIFS(核融合科学研究所)が所有する大型導体試験装置を用いて、ジョイント部の運転条件である68kAの電流、及び、2T以上の磁場の条件でジョイント抵抗を測定した。その結果として、1n程の十分に低い抵抗値を得られ、ITERの要求値である3nを満足した。
小泉 徳潔; 中平 昌隆; 松井 邦浩; 辺見 努; 梶谷 秀樹; 櫻井 武尊; 高野 克敏; 山根 実; 安藤 真次
no journal, ,
日本におけるITER TFコイルの調達の進捗を報告する。日本では、2014年初めにTFコイル第一号機の巻線着手を計画しており、これを実現するための実規模試作の計画及び進捗について説明する。加えて、二号機以降のTFコイルの調達計画について、平成25年度中に契約を完了させる計画であることも報告する。
山根 実; 小泉 徳潔; 松井 邦浩; 辺見 努; 梶谷 秀樹; 高野 克敏; 安藤 真次
no journal, ,
原子力機構は、ITER計画における日本国内機関として、9個のトロイダル磁場(TF)コイルの調達を担当しており、実機コイルの製作に先駆けて製造設計、実規模試作、TFコイル製作装置の製作をメーカと協力して進めている。この中で、これまでのコイル製作の要素検証の最終段階として、実規模コイル(ダミーDP)の試作を行った。ダミーDPの実施内容として、(1)D型巻線およびジョイント・冷媒入口部施工、(2)ダミーDP熱処理、(3)導体のRPへのトランスファーと導体絶縁、などについて概要を報告した。D型巻線では、巻線形状と導体長を高精度に管理する必要があり、管理目標である0.01%の高精度の巻線を達成した。また、熱処理では実機同等のD型巻線を実際に熱処理し、平均で約0.06%の導体の伸びが計測された。この結果は、次に巻線を実施する実機巻線の巻線時形状へ反映される。これらの結果を踏まえて、実機コイル1号機の製作に着手した。報告では、これらの実規模試作結果および実機製作状況について報告する。
小泉 徳潔; 中平 昌隆; 松井 邦浩; 高野 克敏; 安藤 真次; 山根 実; 井口 将秀; 水谷 拓海
no journal, ,
ITER計画では、TFコイル10個の製作を欧州国内機関(F4E)が担当し、日本国内機関(原子力機構)は、9個のTFコイルと19個(予備1機を含む)のTFコイル構造物の調達を担当している。TFコイル及び構造物の調達は、3段階に分けて段階的に行われている。欧州,日本ともに、製作技術の最終確認のために実施する実規模試作(ダブル・パンケーキ(DP)の製作等)を進めるとともに、実機製作に着手している。日本では、TFコイルについては、2013年10月より、構造物については2014年4月より、第2段階である第1号機の製作に着手した。
辺見 努; 松井 邦浩; 梶谷 秀樹; 水谷 拓海; 山根 実; 安藤 真次; 高野 克敏; 小泉 徳潔
no journal, ,
原子力機構は、ITER計画における日本国内機関として、9個のトロイダル磁場(TF)コイルの製作を担当している。TFコイルでは、絶縁材の信頼性向上のため、導体周りの絶縁材に他のターンの電磁力が重畳されないように、ラジアル・プレート(RP)構造を採用している。また、超伝導生成熱処理後に0.1%以上の曲げ歪を超伝導導体に加えることができないため、D型形状に巻線した後、超伝導生成熱処理を実施し、RP溝に導体を挿入する。RP溝と導体のギャップから、導体をRPに挿入するためには、導体長として0.02%(1ターン約34mに対して7mm)で巻線形状を管理する必要がある。そこで、(1)RP組立時のRP溝長の調整、(2)高精度巻線技術の確立、及び(3)熱処理前後の導体収縮量の予測により、この技術的困難に立ち向かうこととし、その結果、許容できる導体長の裕度の範囲で巻線形状を管理できることを実証し、導体をRP溝に挿入可能であることを示した。これより、TFコイルの製作技術が確立した。
松井 邦浩; 辺見 努; 梶谷 秀樹; 高野 克敏; 安藤 真次; 山根 実; 水谷 拓海; 中野 俊英; 片山 賢治; 井口 将秀; et al.
no journal, ,
原子力機構は、ITER計画における日本国内機関として、9個のトロイダル磁場(TF)コイルと、予備1機を含む19個のTFコイル構造物の調達を担当している。これまでに実施してきた実規模試作の結果を踏まえて、実機TFコイル及びTFコイル用構造物の製作に着手した。これまでに、TFコイル第1号機用の5体の巻線を製作し、全ての巻線について導体長さが目標の0.01%以内であることを確認した。さらに、そのうち1体について超伝導生成熱処理を実施して熱処理による導体の伸縮量を評価し、短尺導体の伸縮量を元に想定した0.060.02%の範囲であることを確認した。また、TFコイル第1号機用構造物のうちA1セグメントの組み立て作業に着手し、本作業を継続して実施しているところである。
辺見 努; 梶谷 秀樹; 松井 邦浩; 水谷 拓海; 山根 実; 坂口 香織; 安藤 真次; 高野 克敏; 小泉 徳潔
no journal, ,
原子力機構は、ITER計画における日本の国内機関としてITERトロイダル磁場(TF)コイルの製作を担当している。実機TFコイルの製作に先立ち、実規模試作として、模擬ダブル・パンケーキ(DP)の製作に着手し、装置及び製作手順の検証を実施した。模擬DPの製作において、導体巻線では0.01%の精度での導体長管理、ラジアル・プレート製作では加工及び溶接変形を含めた2mmの平面度の確保、カバー・プレート溶接における溶接変形を含めた2mmのDPの平面度の確保を達成し、さらに超伝導生成熱処理による導体の伸び量を評価した。これらの実規模試作の結果を元に、2014年3月からTFコイル第1号機の製作に着手し、これまでに11体の巻線の製作を完了した。さらに、それらの超伝導生成熱処理を実施して、熱処理による導体の伸び量を評価し、予測値の0.02%以内であることを確認した。