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山田 好輝*; 松尾 龍人; 岩本 裕之*; 八木 直人*
Biochemistry, 51(19), p.3963 - 3970, 2012/05
被引用回数:19 パーセンタイル:46.96(Biochemistry & Molecular Biology)カルモジュリンは、Caの結合によって特徴的な構造変化を起こす。本研究では、時分割X線回折とケージドカルシウムの光分解を組合せることで、カルモジュリンのCa及びマストパランの結合に伴う構造変化を解析した。本測定は、0.5-180ミリ秒の時間領域をカバーしている。Ca濃度が増加して10ミリ秒以内に、著しく分子サイズの異なるコンパクトな中間体を検出した。このプロセスは非常に速く、ストップトフロー装置で捉えることはできない。このコンパクトな中間体は、マストパラン非存在下でも検出されたため、Ca結合によって形成されるものと考えられる。この構造状態がCa結合及びN端ドメインの構造変化を制御していると考えられる。