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玉熊 佑紀*; 山田 椋平; 岩岡 和輝*; 細田 正洋*; 黒木 智広*; 水野 裕元*; 山田 宏治*; 古川 雅英*; 床次 眞司*
Perspectives in Science (Internet), 12, p.100414_1 - 100414_4, 2019/09
緊急時において放射性プルーム(例えば、I, Cs及びCs)を検知するために、シリコンフォトダイオードを用いた可搬型の放射性プルームモニタを開発した。バックグラウンド計数率は周辺線量当量率に比例し、ISO11929に従って算出した周辺線量当量率20Sv h下におけるモニタの検出限界は187Bq mであった。これらの結果は、最適な厚さを有する鉛遮蔽体によってシステムの検出限界を効果的に低減することができることを示唆している。
高村 秀一*; 門 信一郎*; 藤井 隆*; 藤山 寛*; 高部 英明*; 足立 和郎*; 森宮 脩*; 藤森 直治*; 渡辺 隆行*; 林 泰明*; et al.
カラー図解,プラズマエネルギーのすべて, P. 164, 2007/03
核融合並びにプラズマに興味を持ってもらい、またその有用性,将来性を広く理解してもらうための一般向け解説書として、プラズマ・核融合学会の企画(日本実業出版社から出版予定)に共同執筆で出版するものである。読者の対象範囲は、理科に興味を持つ高校生,大学生・一般社会人,ある種のプラズマに仕事で関連している人で、他分野からのヒントを求める人など、広い層に読んでもらえることを想定している。(目次:はじめに/プラズマってなんだ?/プラズマ技術のひろがり/実験室の超先端プラズマ/核融合プラズマエネルギーとは?/プラズマエネルギーへの道/核融合プラズマエネルギー発電所を目指して/プラズマエネルギーと未来社会)
佐々木 新治; 前田 宏治; 山田 篤*
no journal, ,
高速実験炉「常陽」で使用されるウラン-プルトニウム混合酸化物燃料は、径方向の温度勾配によって高温での中性子照射により、組織変化が生じる。この照射による変化を詳細に観察、元素分析するために、高分解能のFE-SEM(WDS)を導入することとした。しかし、燃料試料からの放射線を遮へいするとともに、装置内から放出核種(U,Pu)が漏えいしないように気密を保持する必要があるため、改造を行った。放出核種の漏えいを避けるため、遮へいセル及び装置の気密を維持したまま、燃料試料を遠隔操作で試料室に導入するための試料移送機構を設置した。また、燃料試料からの放射線からの作業者の被ばく及び装置の損傷を避けるため、FE-SEMの周囲に遮へい体を設置し、制御系等を遮へい体の外側に移設して遮へい体の外部からFE-SEMを操作できるようにした。設置後、高速実験炉「常陽」で短期照射した燃料を観察,分析した。観察の結果、良好な像が得られ、元素分析においてもU, Pu等の特性X線ピークを良好に測定することができた。今後、より高放射線量の燃料試料を用いて観察・分析を行い、性能確認を行う予定である。