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論文

イオンビームを利用したイチジクの有用遺伝子資源創成

浅見 逸夫*; 福田 至朗*; 黒柳 悟*; 山田 眞人*; 長谷 純宏; 吉原 亮平; 鳴海 一成

JAEA-Review 2009-041, JAEA Takasaki Annual Report 2008, P. 78, 2009/12

日本のイチジク産地で栽培されている品種は、ほとんどが「桝井ドーフィン」である。また、日本での栽培に適したフィッグ型イチジク品種はほとんど雌花しか着生しないことから他品種との交雑育種は困難であり、これまで遺伝子資源の拡大はされてこなかった。そこで本研究では、イオンビームを利用して高品質で特徴ある新品種開発につながる遺伝子資源を創成することを目的とした。本年度は、過去2年間とは異なるイチジク品種の培養苗腋芽に炭素イオンビームを照射し、放射線感受性の品種間差の有無を調査した。イチジク品種「ヌアードカロン」では、10Gyを超えると生存率がやや低下した。また、伸長した腋芽の茎長及び重量は5Gy照射で非照射区の50%程度にまで低下した。イチジク品種「ホワイトノゼア」でも同様の結果であった。これらの結果は、前年度までに調査した、「桝井ドーフィン」と「バナーネ」での結果と同じであり、培養苗腋芽に照射する本方法においては、放射線感受性の品種間差がほとんどないと判断できた。

口頭

イオンビーム照射したキク苗からの無側枝性有望個体のインビトロ選抜法

浅見 逸夫*; 福田 至朗*; 黒柳 悟*; 山田 眞人*; 長谷 純宏; 鳴海 一成

no journal, , 

本研究は、愛知県育成一輪ギク品種にイオンビームを照射して、無側枝性や低温開花性を持つ新品種を創成することが最終目標である。しかし、無側枝性や低温開花性は、それぞれの形質が発揮される季節でしか評価できないため、選抜・育成に時間がかかる。そこで、イオンビーム照射したキク苗を、一年中、同条件で栽培できる組織培養室内で評価する方法を検討した。その結果、インビトロ選抜法を用いることによって、イオンビーム照射がいつの時期であっても、無側枝性を評価することが可能であることがわかった。有望個体が得られた場合は、さらに、セルトレイ選抜法や実際に栽培施設内で評価することによって、育成期間を短縮化できると考えられた。

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