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浜本 貴史*; 澁谷 早苗*; 石田 圭輔*; 藤崎 淳*; 山田 基幸*; 舘 幸男
Proceedings of 6th East Asia Forum on Radwaste Management Conference (EAFORM 2017) (Internet), 6 Pages, 2017/12
NUMOでは日本における地層処分の成立性と安全性を示すためのジェネリックなセーフティケースを開発している。このセーフティケースにおける安全評価のために、3種類の母岩を対象として分配係数及び実効拡散係数パラメータを設定するとともに、その不確実性や今後の課題について議論した。
濱 克宏; 見掛 信一郎; 西尾 和久; 川本 康司; 山田 信人; 石橋 正祐紀; 村上 裕晃; 松岡 稔幸; 笹尾 英嗣; 真田 祐幸; et al.
JAEA-Review 2014-038, 137 Pages, 2014/12
日本原子力研究開発機構東濃地科学センターでは、「地層処分技術に関する研究開発」のうち深地層の科学的研究(地層科学研究)の一環として、結晶質岩(花崗岩)を対象とした超深地層研究所計画を進めている。本計画は、「第1段階; 地表からの調査予測研究段階」、「第2段階; 研究坑道の掘削を伴う研究段階」、「第3段階; 研究坑道を利用した研究段階」の3段階からなり、2013年度は、第2段階および第3段階の調査研究を進めた。本報告書は、2010年度に改定した「超深地層研究所地層科学研究基本計画」に基づいた、超深地層研究所計画の第2段階および第3段階の調査研究のうち2013年度に実施した(1)調査研究、(2)施設建設、(3)共同研究等の成果を取りまとめたものである。
近藤 裕昭*; 山田 哲二*; 茅野 政道; 岩崎 俊樹*; 堅田 元喜; 眞木 貴史*; 斉藤 和雄*; 寺田 宏明; 鶴田 治雄*
天気, 60(9), p.723 - 729, 2013/09
第93回米国気象学会年会は、2013年1月6日から1月10日に米国テキサス州オースチン市で開催された。この初日の1月6日に、日米気象学会の共催のシンポジウムとして「福島第一原子力発電所からの汚染物質の輸送と拡散に関する特別シンポジウム; 現状と将来への課題(Special Symposium on the Transport and Diffusion of Contaminants from the Fukushima Dai-Ichi Nuclear Power Plant; Present Status and Future Directions)」が開催された。本シンポジウムへの参加者は40名程度で、日本からは発表者を含めて約20名の参加者があり、発表はすべて主催者側の招待講演という形で実施された。発表件数は20件で、概要、放出源推定、観測結果、領域モデルによる解析、全球、海洋モデルによる解析と健康影響、国際協力の6つのセッションに分かれて発表された。本稿は、日本からの発表を中心に、セッション順にその概要を報告するものである。
山西 敏彦; 林 巧; 山田 正行; 小林 和容; 野澤 貴史; 大平 茂; 岩井 保則
no journal, ,
日本六ヶ所サイトにおいて、RI取り扱い設備の設計・建設を行った。日本において、トリチウム,ベータ及び核種,ベリリウムを同時に取り扱うことができる、初めての特徴的な設備である。許認可のために、設備の安全解析を行い、外部被曝,内部被曝、ともに規制値よりも十分に小さいことを確認した。トリチウムの分析,計量管理,トリチウム安全にかかわる基礎データ(材料との相互作用)に関する予備的研究を、大学等との共同研究により、大学及び原子力科学研究所のトリチウムプロセス研究棟において、科学研究費補助金による特定領域研究と連携して開始した。
古内 雄太; 佐藤 信二; 谷田部 仁史; 横田 知; 山田 貴史; 矢作 文男; 照沼 宏隆; 所 武司; 高橋 晃浩; 飯嶋 静香; et al.
no journal, ,
東海再処理施設では新たな使用済燃料の再処理を行わないため、施設の廃止へ向けた準備として、使用済燃料をせん断するセル内、せん断機等に滞留した使用済燃料のせん断粉末等を回収する必要があった。セル内は高線量下であるため、クレーンやマニプレータによる遠隔での取扱いを考慮し、市販の吸引装置の改造や治具類の製作を行い、モックアップ後に実機に適用した。本報告では本作業で得られた知見を報告する。
石寺 孝充; 浜本 貴史*; 岡崎 充宏*; 山田 良英*; 戸村 努*
no journal, ,
炭酸濃度の高い地下水を想定し、モンモリロナイトへのZr, Np(IV)の収着分配係数の炭酸濃度依存性を取得した。その結果、炭酸濃度の変化に伴う収着分配係数の変化は、モンモリロナイト結晶端面での炭酸を含む表面錯体の形成を考慮した収着モデルにより予測できると考えられた。
三枝 祐; 西野 紗樹; 堀江 幸次; 谷田部 仁史; 山田 貴史; 大山 大輔; 内田 直樹
no journal, ,
東海再処理施設の分離精製工場に貯蔵されている使用済燃料は、施設の廃止措置に伴い、国外の再処理施設への全量搬出を予定している。使用済燃料の搬出にあたっては、使用済燃料の受入時に使用していた湿式輸送容器ではなく、新たに乾式輸送容器を製作して使用するため、今後、湿式輸送容器の設備(カスクアダプタ、吊具等)の使用予定はない。また、これら設備は使用済燃料の搬出経路上にあるため、輸送容器と干渉する可能性があった。そこで使用済燃料の搬出に向けた準備作業として、これら受入貯蔵工程設備の解体作業を実施した。解体作業では、一般的に用いられているダイヤモンドワイヤーソー、チップソー、セーバーソー等の中から解体対象設備の寸法・形状、汚染状況、作業性等を精査した上で切断機器を選定し、火災対策、汚染防止対策等の作業における安全対策を講じた上で実施し、計画通りに解体作業を完了した。
渡邉 一樹; 岡田 純平; 横田 知; 大山 大輔; 山田 貴史; 谷田部 仁史; 堀江 幸次; 内田 直樹
no journal, ,
使用済燃料のせん断工程では、使用済燃料の被覆管内のペレット(ウラン酸化物等)や被覆管の一部が砕けて粉末状になったもの(以下「せん断粉末」という。)がせん断機及び分配器の内部に滞留し、セル床上にも飛散していた。今回、工程洗浄の第一段階としてせん断工程から回収した、これらせん断粉末を2022年6月から9月にかけて溶解槽で溶解し核燃料物質を計量した。せん断粉末は微細な粉末状で表面積が大きく、溶解時に硝酸と急激に反応することで溶解槽の内圧が上昇し瞬時に正圧となり、溶解液のミスト等に含まれる核燃料物質が換気系統に移行する可能性があることから、内圧上昇を抑制する(9.98kPa以下で制御)運転モードにより、せん断粉末の溶解を行った。
横田 知; 岡田 純平; 渡邉 一樹; 谷田部 仁史; 山田 貴史; 堀江 幸次; 古内 雄太; 内田 直樹
no journal, ,
東海再処理施設は、運転再開を見越した状態で2014年に廃止措置へと移行したため、せん断処理工程内には使用済燃料せん断粉末(以下「せん断粉末」という。)等の核燃料物質が残存しており、廃止措置(除染、解体)を進めていくためには、工程洗浄としてせん断粉末を取り出す必要があった。せん断粉末の取出しでは、せん断機及び分配器の分解・清掃で回収したせん断粉末を濃縮ウラン溶解槽へ直接装荷するため、本操作に適した遠隔治具を考案し、セル内外でのモックアップ後に適用した。また、要領書及び体制を整備した上で操作訓練を入念に行うとともに、2007年から停止していた溶解槽等の機器設備の点検を計画的に実施することでせん断粉末の取出しの準備を完了させた。