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論文

A Numerical analysis of the heavy-ion reaction based on the linear response theory

佐藤 憲一*; 山路 修平*; 原田 吉之助; 吉田 思郎*

Z.Phys.,A, 290(2), p.149 - 156, 1979/00

2つの原子核間の距離と変形を集団運動座標と採用し、2次元の摩擦を含む古典的運動方程式を解いた。摩擦力は線型応答理論に基づき計算したもの(Z.physik A288,383(1978))を用いた。質量とポテンシャルは、それぞれ流体および液滴模型で計算したものを用いた。入射エネルギー120MeVの$$^{2}$$$$^{0}$$Ne+$$^{2}$$$$^{8}$$Si系に対する計算結果は、エネルギー損失と角度分布はよく実験データを再現し、入射チャネルで扁平な形状に、出射チャネルで偏長な形状に原子核が変形していくことを示している。

論文

Microscopic calculation of friction in heavy ion reaction using linear response theory

佐藤 憲一*; 岩本 昭; 原田 吉之助; 山路 修平*; 吉田 思郎*

Z.Phys.,A, 288(4), p.383 - 390, 1978/00

重イオン核反応においては、入射エネルギーの殆ど全部が失われるような深層非弾性数乱が起こる。この現象に対して、古典的な摩擦模型が導入され定性的な理解に一応成功しているが、微現的な研究はまだされていない。本論文は、線型応答理論を二中心殻模型に適用し、$$^{2}$$$$^{8}$$Si+$$^{2}$$$$^{0}$$Neの系について、摩擦係数を微現的に解析したものである。二つの重イオン間の相対距離、各々の核の変形を集団運動の座標として選び、これらの座標に対する摩擦係数を計算した。摩擦係数は、核の表面で大きな値をもつこと、核の変形の自由度は摩擦係数の値に重要な影響を与えることを指摘している。

論文

Potential energy surfaces for the fission of the actinide nuclei

岩本 昭; 山路 修平*; 末包 昌太*; 原田 吉之助

Progress of Theoretical Physics, 55(1), p.115 - 130, 1976/01

 被引用回数:54

二中心殻模型を用いて、アクチナイド領域核の核分裂の性質を調べた。計算は質量数232から252に到る約30の核種につき行ない、Strutinskyの方法でポテンシャルエネルギー表面を求めた。特に核分裂の第2障壁付近における分裂片質量の非対称性について詳細に調べた結果、非対称変形によってポテンシャルエネルギーは大部分の核において2~3MeV下がることが分った。又このようにして求まった第2障壁、第2極小点及び第1障壁の高さは、実験値をほぼ再現している。さらに特徴的な結果は、実験的には古くから知られていた事実-非対称分裂の際、重い分裂片の質量は親核の質量によらずほぼ一定になる-をうまく再現できることである。この性質が生じた原因を、一粒子エネルギーの振舞いを通して説明した。

論文

Asymmetric fission of $$^{2}$$$$^{3}$$$$^{6}$$U

岩本 昭; 末包 昌太*; 山路 修平*; 原田 吉之助

Progress of Theoretical Physics, 51(5), p.1617 - 1619, 1974/05

 被引用回数:2

二中心穀模型を用いて、$$^{2}$$$$^{3}$$$$^{6}$$Uの核分裂の計算を行なった。最初に、対称分裂の配位につき、Strutinskyの方法に従って全ポテンシャルエネルギーを二中心穀模型のエネルギーを用いて求めた。この結果を分裂片間の距離と分裂片の変形を二軸とする等ポテンシャル面図で表わして、基底状態、第一障壁、第二極小点、第二障壁等の位置及び高さを決定した。次に分裂片質量の非対称より来る効果を調べるため、分裂片の質量比を新たなパラメーターとして、上記の各特異点で計算を行なった。その結果、基底状態、第一障壁、第二極小点では、対称分裂がエネルギー的に有利であることが分った。しかし第二障壁では、質量比が約1.5あった場合に最もエネルギーが得になり、非対称分裂が起ることを示した。さらに、第二障壁の高さも、非対称性を入れることにより、実験値をよく再現した。

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