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黒田 健太*; 新井 陽介*; Rezaei, N.*; 國定 聡*; 櫻木 俊輔*; Alaei, M.*; 木下 雄斗*; Bareille, C.*; 野口 亮*; 中山 充大*; et al.
Nature Communications (Internet), 11, p.2888_1 - 2888_9, 2020/06
被引用回数:14 パーセンタイル:74.84(Multidisciplinary Sciences)Solids with competing interactions often undergo complex phase transitions. Among them, CeSb is the most famous material where a number of the distinct magnetic phases called devil's staircase appear. We observed the electronic structure evolution across the devil's staircase transitions using bulk-sensitive angle-resolved photoemission spectroscopy.
新井 栄揮; 米澤 悌*; 岡崎 伸生*; 松本 富美子*; 柴崎 千枝; 清水 瑠美; 山田 貢*; 安達 基泰; 玉田 太郎; 河本 正秀*; et al.
Acta Crystallographica Section D, 71(3), p.541 - 554, 2015/03
被引用回数:7 パーセンタイル:50.91(Biochemical Research Methods)蛋白質を利用した希少・有害金属捕集材料の研究開発の一環として、中度好塩菌Chromohalobacter sp.560由来・高酸性-Lactamase(HaBLA)のX線結晶構造を解明するとともに、X線異常分散測定により、HaBLA分子上のCs, Sr結合部位の抽出を試みた。PFのNW3AにてHaBLAのX線結晶構造を解明した後、Cs吸収端(=2.175)近傍のX線を利用できるSAGA-LSのBL7やPFのBL17A、及び、Sr吸収端(=0.770)近傍のX線を利用できるSPring-8のBL38B1やPFのBL5Aなどを使用して、HaBLA分子に結合したCs及びSrを同定した。その結果、HaBLA分子上に少なくとも1ヶ所のCs結合部位、3ヶ所のSr結合部位を発見した。特に、今回発見したCs結合部位は、NaがCsの9倍量存在する条件下(Na/Cs = 90mM/10mM)でもCsを選択的に結合できることが明らかになった。このCs選択的結合部位は、Trp側鎖のベンゼン環によるカチオン-相互作用、および、主鎖の2つの酸素原子によってCsを結合していた。本研究で得たCs結合部位の立体構造情報は、原発事故によって放出された放射性Csを捕集する蛋白質材料の設計(人工的Cs結合部位の設計)の土台として利用できる。
白井 稔三; 岡崎 清比古*; Sugar, J.*
Journal of Physical and Chemical Reference Data, 24(4), p.1577 - 1608, 1995/00
被引用回数:25 パーセンタイル:75.53(Chemistry, Multidisciplinary)波長、エネルギー準位、電離エネルギー、遷移、強度、遷移確率のデータを評価してまとめた。但し、KrXIからKrXVIIについては、測定するデータは無かった。スペクトル線同定と波長測定に関するレビューを各電離状態について与えた。調査した文献は、1995年2月までに発表された文献である。
白井 稔三; 中垣 智晶*; 岡崎 清比古*; Sugar, J.*; Wiese, W. L.*
Journal of Physical and Chemical Reference Data, 23(2), p.179 - 294, 1994/00
被引用回数:20 パーセンタイル:74.84(Chemistry, Multidisciplinary)Mn VIIMn XXVの波長、エネルギー準位、振動子強度、遷移確率の批判的評価を行い表としてまとめた。各電離状態のイオンに対するスペクトル線同定及び波長測定に対する精度、光源に関するコメントをまとめ付記した。また、グロトリアン図として電子項別に遷移をまとめた。
岡崎 隆司*; 西尾 敏; 渋井 正直*; 小泉 興一; 清水 克祐*; 佐々木 崇*; 多田 栄介
JAERI-M 92-108, 62 Pages, 1992/07
国際熱核融合実験炉(ITER)のダイバータ支持構造体の概念設計を行った。ダイバータ支持構造体は、ダイバータ板とダイバータ遮蔽体を連ぐもので、機械的強度を持たせるために枠組構造とした。本ダイバータ支持枠は、(1)電気絶縁を施し、ディスラプション時に発生する電磁力に耐える構造としたこと、(2)ダイバータ遮蔽体に上記枠を納める台形状の突部を設け、上記枠をダイバータ遮蔽体に設置する時のガイドの役目と遮蔽性能向上の役目を持たせたこと、(3)ダイバータ板と上記枠の、ダイバータ遮蔽体からの脱着に水圧コッターを用いること、(4)ダイバータ支持枠の冷却性能向上のために、支持枠内に直接冷却材を流し込む構造にしたこと、に特徴を持つ。この概念を基に、ダイバータ支持枠の実規模部分モデルを試作し、水圧コッターによるダイバータ遮蔽体からの脱着機能及び支持枠の健全性を試験して、その有効性を確認した。
関 泰; 高津 英幸; 飯田 浩正; 真木 紘一*; 小川 益郎; 野口 宏; 村田 幹生; 小澤 義弘*; 伊東 新一*; 岡崎 隆司*; et al.
JAERI-M 91-126, 511 Pages, 1991/08
核融合実験炉としての基本的構成が類似しているFER/ITERを対象に、安全性の解析と評価を行った。安全性の検討の仕方としては、まず、安全設計の考え方を明確にし、次に、運転状態、すなわち、通常運転時、分解修理時、事故時に分けて、解析・評価した。特に、通常運転時においては、トリチウム及び放射化生成物量の評価を、分解修理においてはトリチウム放出量の評価を、事故時においては冷却水喪失事故・真空破断事故・電源喪失事故の事故シナリオの検討を、それぞれ行った。また、安全に関する法規・基準を付加し、全体として、核融合実験炉の安全性を一通り概観できるようにした。
溝口 忠憲*; 岡崎 隆司*; 藤沢 登; 阿部 哲也; 平山 俊雄; 一木 繁久*; 川村 孝*; 小出 芳彦; 水内 亨*; 毛利 明博*; et al.
JAERI-M 88-045, 126 Pages, 1988/03
本報告書はIAEA主催INTORワークショップ、フェーズIIA、パート3における日本報告書の第3章に相当するものである。
東稔 達三; 関 昌弘; 湊 章男; 堀江 知義; 山本 孝*; 田中 義久*; 阿部 忠*; 渡部 隆*; 小林 武司; 佐藤 瓊介*; et al.
JAERI-M 87-017, 737 Pages, 1987/03
本報告では、トカマク型DT炉の発電用増殖ブランケットシステム概念の代表的候補の比較評価の為に行なった技術検討結果について述べる。ブランケットには、(1)トリチウム燃料の自己供給,(2)In-Situのトリチウム連続回収と低いインベントリ、(3)高い発電効率を与える高温除熱、(4)高稼働率を与える信頼性の高い構造等が要求される。これらを満たすブランケットの性能は、構造材/増殖材/冷却材/中性子増倍材の選択によって支配される。これらの材料の組合わせの主要候補としてPCA/LiO/HO/Be,Mo-alloy/LiO/He/Be,Mo-alloy/LiAlO/He/Be,V-alloy/Li/Li/none,及びMo-alloy/Li/He/none を選んだ。ブランケット概念の相互比較評価は、トリチウム回収システム、冷却/発電系統、及び遠隔操作による分解組立てを考慮したト-ラス分割構成法も含めて総合的に検討を行なった。
須崎 武則; 岡崎 修二; 岡下 宏; 小林 岩夫; 鈴木 敏夫; 河野 信昭; 大貫 守; 篠原 伸夫; 園部 保; 大野 秋男; et al.
Journal of Nuclear Science and Technology, 23(1), p.53 - 72, 1986/00
被引用回数:9 パーセンタイル:70.06(Nuclear Science & Technology)JPDR-I使用済燃料集合体72体に対し、非破壊線スペクトロメトリ法を適用した。それらの集合体は東海再処理工場にて溶解された。溶解槽から採取した19バッチの試料について詳細な化学分析を行った。非破壊測定によるCsの放射能強度およびCs/Cs強度比から、それぞれ、燃焼度およびPu/U原子数比を求めた。その際、典型的な1体の集合体の燃料棒を用いた実験において確立された相関関係を利用した。非破壊測定と化学分析の結果の間には良い一致が得られた。一部の結果に見られたわずかな偏差は、集合体内の放射能強度の分布の相違に起因するものとして説明された。非破壊測定法により、Pu以外の超ウラン核種の量を推定する可能性についても議論した。
苫米地 顕; 飯田 浩正; 本多 力*; 関 泰; 岡崎 士朗*; 菊池 康之; 竹下 英文; 渡辺 斉; 森 清治*; 山崎 誠一郎*; et al.
JAERI-M 85-082, 352 Pages, 1985/07
この報告書はIAEA主催のINTORワークショップ、フューズIIA パート2の日本のナショナル・レポートの第X章に相当するものである。INTORのニュークリア技術のデー夕べースを評価したもので次の4つの分野に着目している。すなわち、ブランケット、遮蔽、トリチウム及び安全性である。これらの分野で現在進められているR&Dプログラムをレヴューしまた新たに必要とされるプログラムについて検討した。
岡崎 正規*; 平田 栄一*; 天正 清
Soil Science and Plant Nutrition, 29(4), p.489 - 497, 1983/00
被引用回数:13 パーセンタイル:61.85(Plant Sciences)湛水土壌中におけるTTCの還元活性を調べるため、線照射土壌を用いて検討し、微生物、細胞外デヒドロゲナーゼおよび還元性物質の3者がその還元に関与していると思われる結果を得た。
岡崎 正規*; 和田 秀徳*; 天正 清; 高井 康雄*
日本土壌肥料学雑誌, 47(7), p.289 - 295, 1976/07
水田土壌作土層からの鉄、マンガンの溶脱機構をFe、Mnをトレーサーとして実験室モデルで検討を加えた。すなわち、各種水田土壌を湛水静置して得られる土壌溶液について、イオン交換分離、除菌等の処理を行なった後、標識水酸素化鉄、標識二酸化マンガンの溶液能力を調べた。その結果、鉄、マンガンとも、同位体交換によるとみられる溶出作用が大きな役割を占めるが、一部土壌については水溶性の代謝産物、恐らくフェノール性物質によると思われる溶解作用を認めた。
岡崎 正規*; 和田 秀徳*; 天正 清; 高井 康雄*
日本土壌肥料学雑誌, 47(4), p.148 - 151, 1976/04
水田土壌作土層からの鉄の溶脱機構をFeとトレーサーとして、実験室モデルで検討した。その結果、浸透水中のFeイオンと沈着Fe(OH)との急速な同位体交換と、水溶性の還元性代謝産物によるとみられるFe(OH)の溶解作用とが重要であることを認めた。さらに、これら2要因のいずれが優越するかは、土壌の種類、とくに遊離鉄と有機物の含量によって変動することを明らかにした。
大野 新一; 長山 尚; 岡崎 清*; 佐藤 伸*
Bulletin of the Chemical Society of Japan, 48(7), p.2153 - 2157, 1975/07
被引用回数:1810-KEV電子照射のさいの水の各分子軌道からのイオン化および励起収量を古典力学による2次衝突近似を用いて計算した。さらに、報告されている光化学および質量分析の結果に基づいて、励起およびイオン化状態のフラグメンテーション過程を仮定し、水蒸気の放射線分解収量を求めた:すなわちG(電子)=3.25、G(OH )=0.04、G(H-3O-+)=3.29、G(H)=5.06ー5.46(このうちG(ホットH原子) 0.09を含む)、G(H-2)=0.29-1.21、G(0)=0.87-1.27、G(OH)=7.16-7.56、およびG(-H-2O)=8.39.
岡崎 清*; 佐藤 伸*; 大野 新一
Bulletin of the Chemical Society of Japan, 48(5), p.1411 - 1416, 1975/05
被引用回数:11Gryzinskiの二重イオン化に対する取り扱いを利用して、100keVの電子照射で希ガス中に生ずるイオン化と励起に対する二重衝突過程の寄与を計算した。ヘリウム以外で、二重衝突は電子全体の収量の5~15%を説明する。最終的に計算で得たG値はHe、Ne、Ar、Kr、Xeの順に示すとつぎのようになった。電子のG値、2.28,2.53、3.09、3.41、3.67。励起一重項状態のG値、0.84、1.37、1.78、1.54、1.41、三重項状態のG値、0.17、0.07、0.13、0.23、0.39。
佐藤 伸*; 岡崎 清*; 大野 新一
Bulletin of the Chemical Society of Japan, 47(9), p.2174 - 2180, 1974/09
被引用回数:37二体衝突理論を使って、100keVの電子照射によって希ガス中に生じるイオン化と励起のG値を計算した。求まったG値は、He、Ne、Ar、Kr、Xeの順につぎのようになった。電子のG値、2.27、2.19、2.81、3.20、3.45。一重項励起のG値、0.85,1.55,1.92,1.64,1.51。三重項励起のG値、0.17,0.07,0.13.0.23,0.39。計算方法と計算結果の意味について論じた。
石井 康雄; 清田 佳美*; 舘 幸男; 岡崎 充宏*; 黒澤 精一*
no journal, ,
高収着性核種であるAmの圧縮ベントナイト中の核種の収着・拡散現象を評価するため、バッチ系収着データ及びトレーサー減衰法による圧縮系収着・拡散データの信頼性の高い取得・評価手法の開発を行った。
寺島 元基; 清田 佳美*; 岡崎 充宏; 岩月 輝希; 飯島 和毅; 油井 三和
no journal, ,
既存の錯形成モデル/モデルパラメータの国内深部地下水に溶存する腐植物質の錯形成評価への適用性を明らかにすることを目的に、幌延の深部地下水から分離・精製した腐植物質の共存下におけるEuの溶解度試験データとNICA-Donnanモデル/一般化モデルパラメータによるシミュレーション値との比較・検討を行った。その結果、NICA-Donnanモデル/一般化モデルパラメータは、国内の深部地下水腐植物質共存下におけるEuの溶解度を比較的よく再現できる可能性があることを確認した。
石井 康雄; 高橋 宏明; 清田 佳美*; 舘 幸男; 中澤 俊之*; 黒澤 精一*; 岡崎 充宏*
no journal, ,
高収着性核種であるAm及びThの幌延堆積岩中の核種の収着・拡散現象を評価するため、バッチ系収着データ及びトレーサー減衰法による圧縮系収着・拡散データの信頼性の高い取得・評価手法の開発・検討を行った。