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論文

Ground-state phase diagram of an anisotropic S=1/2 ladder with alternating rung interactions

利根川 孝*; 岡本 清美*; 引原 俊哉*; 坂井 徹

Journal of Physics; Conference Series, 683(1), p.012039_1 - 012039_7, 2016/02

 被引用回数:2 パーセンタイル:70.08

主として数値的解析法を用いて、空間的に一様で等方的な鎖方向相互作用と、交代してイジング異方性のある桁方向相互作用を持つ、異方的なS=1/2スピンラダーの基底状態相図について研究し、いくつかの典型的な場合の基底状態相図を決定した。

論文

Effect of monomer-monomer interactions on the phase diagrams of the S=1/2 distorted diamond type quantum spin chain

岡本 清美*; 利根川 孝*; 坂井 徹

Journal of Physics; Conference Series, 683(1), p.012038_1 - 012038_6, 2016/02

 被引用回数:2 パーセンタイル:70.08

主として数値対角化とレベルスペクトロスコピー法を用いて、モノマー間相互作用と強磁性相互作用のあるS=1/2ダイアモンド・タイプのスピン鎖の基底状態相図について研究した。その結果、強磁性相互作用が強い場合には3分の1磁化プラトーが消失するこが判明した。

論文

Edge modes in the intermediate-D and large-D phases of the S=2 quantum spin chain with XXZ and on-site anisotropies

岡本 清美*; 利根川 孝*; 坂井 徹; 鏑木 誠*

JPS Conference Proceedings (Internet), 3, p.014022_1 - 014022_7, 2014/06

XXZ異方性とラージD異方性を持つS=2量子スピン鎖について、数値的対角化と密度行列繰り込み群法により研究した。その結果、中間D相ではエッジモードが現れるのに対し、ラージD相では現れないことがわかった。

論文

Exotic quantum phenomena of the spin nanotubes

坂井 徹; 岡本 清美*

JPS Conference Proceedings (Internet), 1, p.012025_1 - 012025_4, 2014/03

数値的厳密対角化と密度行列繰りこみ群による数値計算を用いて、スピンナノチューブを理論的に研究した。その結果、格子ひずみによりスピンギャップ状態からギャップレス状態への量子相転移が起きることが示された。また、カイラリティの自由度により誘起される超伝導の可能性についても議論する。

論文

Exotic magnetism of the quantum spin nanotubes

坂井 徹; 岡本 清美*

JPS Conference Proceedings (Internet), 2, p.010208_1 - 010208_4, 2014/03

S=1/2量子スピンナノチューブの磁性について、数値対角化と現象論的繰り込みにより研究した。その結果、異方性について、ギャップ相とギャップレス相の間の量子相転移が起きることがわかった。

論文

Haldane, large-$$D$$ and intermediate-$$D$$ states in an $$S$$=2 quantum spin chain with on-site and $$XXZ$$ anisotropies

利根川 孝*; 岡本 清美*; 中野 博生*; 坂井 徹; 野村 清英*; 鏑木 誠*

Journal of the Physical Society of Japan, 80(4), p.043001_1 - 043001_4, 2011/04

 被引用回数:37 パーセンタイル:82.5(Physics, Multidisciplinary)

おもに数値計算の手法により、オンサイト異方性と$$XXZ$$タイプの異方性を持つ$$S$$=2量子スピン鎖の基底状態相図を調べた。その結果、よく知られたハルデン相とラージ$$D$$相の間に新しい中間相があることがわかった。レベルスペクトロスコピー法により精度の高い相図を示す。

論文

Magnetization plateau of the quantum spin nanotube

岡本 清美*; 佐藤 正寛*; 奥西 巧一*; 坂井 徹; 糸井 千岳*

Physica E, 43(3), p.769 - 772, 2011/01

 被引用回数:3 パーセンタイル:25.44(Nanoscience & Nanotechnology)

3本の量子スピン鎖が結合したスピンナノチューブの磁化過程について、有限系の数値的厳密対角化と密度行列繰り込み群法によって理論的に解析した。その結果、鎖間の結合が十分に大きい場合には、飽和磁化の3分の1のところに磁化プラトーが現れることがわかった。また、鎖間の結合が非対称になる格子ひずみがある場合には、磁化プラトー形成のメカニズムが2種類あることも判明し、メカニズムの違いによる磁化プラトーの相図を得ることに成功した。

論文

Quantum spin nanotubes; Frustration, competing orders and criticalities

坂井 徹; 佐藤 正寛*; 岡本 清美*; 奥西 巧一*; 糸井 千岳*

Journal of Physics; Condensed Matter, 22(40), p.403201_1 - 403201_13, 2010/10

 被引用回数:34 パーセンタイル:39.2(Physics, Condensed Matter)

スピンナノチューブについての最近の理論的研究をレビューする。特に、S=1/2 3本鎖スピンチューブに焦点をあてる。3本鎖スピンラダーと違って、正三角形のユニットセルを持つスピンチューブはスピンギャップが開いている。ハバード模型に基づく有効理論によると、このユニットセルが二等辺三角形になる格子ひずみによりスピンギャップが消失する量子相転移が起きることが予測される。このことは、数値対角化と密度行列繰り込み群による数値解析により立証された。さらに、われわれは新しい磁場誘起秩序として、ネール秩序,ダイマー秩序,カイラル秩序,不均一秩序などが生じることや、新しいメカニズムによる磁化プラトー現象が起きることも、理論的に示すことに成功した。最近合成された実際のスピンチューブ物質についても簡単にレビューする。

論文

Field induced exotic phenomena of the S=1/2 three-leg quantum spin nanotube

坂井 徹; 奥西 巧一*; 岡本 清美*; 糸井 千岳*; 佐藤 正寛*

Journal of Low Temperature Physics, 159(1-2), p.55 - 59, 2010/04

 被引用回数:8 パーセンタイル:37.53(Physics, Applied)

S=1/2三本鎖スピンナノチューブに対する数値的厳密対角化と密度行列繰り込み群による数値解析により、この系の非対称性によって異なる二つのメカニズムにより、飽和磁化の3分の1のところに磁化プラトーが現れることが判明した。

論文

Field-induced nematic phase in the spin ladder system with easy-axis anisotropy

坂井 徹; 利根川 孝*; 岡本 清美*

Physica Status Solidi (B), 247(3), p.583 - 585, 2010/03

 被引用回数:4 パーセンタイル:22.02(Physics, Condensed Matter)

磁場中の容易軸異方性を持つスピンラダー系について、数値的厳密対角化,密度行列切り込み群,有限サイズスケーリングを用いて理論的に研究した。その結果、臨界磁場よりも項磁場側で、スピン・ネマティック相が実現することがわかった。さらに、別の臨界磁場で、ネマティック相から従来の朝永・ラッティンジャー液体相への量子相転移が起きることもわかった。結合異方性と磁化による相図を数値対角化により求めた。また幾つかの典型的な磁化曲線を密度行列繰り込み群により計算した。

論文

Magnetization process of the S=1/2 distorted diamond spin chain with the Dzyaloshinsky-Moriya interaction

坂井 徹; 岡本 清美*; 利根川 孝*

Journal of Physics; Conference Series, 200, p.022052_1 - 022052_4, 2010/02

 被引用回数:4 パーセンタイル:80.52

アズライトと呼ばれる化合物Cu$$_3$$(CO$$_3$$)$$_2$$(OH)$$_2$$が候補物質として知られることから、歪んだダイヤモンド鎖が注目されている。この物質については多くの理論的研究があるにもかかわらず、磁化過程で観測されている大きな異方性の原因が解決されていない。この問題を解くため、われわれはジャロシンスキー・守谷相互作用を導入した歪んだダイヤモンド鎖を理論的に研究した。数値的な理論解析の結果、十分に大きいジャロシンスキー・守谷相互作用を考えれば、このモデルにより磁化過程の大きな異方性を再現することができることがわかった。

論文

Two-step quantum spin flop transition in spin ladders

坂井 徹; 岡本 清美*; 利根川 孝*

Journal of Physics; Conference Series, 150, p.042169_1 - 042169_4, 2009/03

 被引用回数:2 パーセンタイル:74.2

桁方向に強磁性的な交換相互作用を持つスピンラダー系の磁化過程について、数値的厳密対角化と有限サイズスケーリングの手法を用いて理論的に解析した。その結果、容易軸タイプの異方性がある場合には、外部磁場によって誘起される新しい2段階スピンフロップが起きることが判明した。

論文

Field-induced incommensurate order and possible supersolid in the S=1/2 frustrated diamond chain

坂井 徹; 岡本 清美*; 利根川 孝*

Journal of Physics; Conference Series, 145, p.012065_1 - 012065_4, 2009/01

 被引用回数:3 パーセンタイル:55.76

スピン1/2歪んだダイヤモンド鎖の磁化過程について、有限系の数値的厳密対角化と有限サイズスケーリングにより解析した。その結果、飽和磁化の3分の1で生じる磁化プラトーの周辺で、磁場誘起非整合秩序が起きることが判明した。また、スーパーソリッドが実現する可能性についても議論する。

論文

Quantum phase transitions of the asymmetric three-leg spin tube

坂井 徹; 佐藤 正寛*; 奥西 巧一*; 大塚 雄一*; 岡本 清美*; 糸井 千岳*

Physical Review B, 78(18), p.184415_1 - 184415_11, 2008/11

 被引用回数:47 パーセンタイル:83.66(Materials Science, Multidisciplinary)

対称性の破れた構造を持つS=$$frac{1}{2}$$三本鎖スピンチューブの量子相転移を理論的に解析した。われわれは、電子系チューブに基づく新しい有効理論を提案し、広域に渡る相図を導くことに成功した。密度行列繰り込み群による詳細な解析により、正三角形の対称性に近い狭い領域でスピンギャップが出現し、対称性の破れた構造では急激に消失することが判明した。

論文

One-third magnetization plateau in an anisotropic (${it S,S'}$)=(1,2) spin-alternating chain

利根川 孝*; 坂井 徹; 岡本 清美*; 鏑木 誠*

Journal of the Physical Society of Japan, 76(12), p.124701_1 - 124701_8, 2007/12

 被引用回数:5 パーセンタイル:41.76(Physics, Multidisciplinary)

スピン(1,2)交代鎖の飽和磁化の3分の1の磁化プラトーの性質について、数値対角化と密度行列繰り込み群法により理論的に解析した結果、異方性の大きさによってプラトー形成のメカニズムが2種類あることがわかり、異方性とプラトー形成メカニズムの関係を相図にまとめた。

論文

Quantum spin flop transition in nanowire ferrimagnets

坂井 徹; 岡本 清美*; 利根川 孝*

Physica E, 40(2), p.359 - 362, 2007/12

 被引用回数:1 パーセンタイル:6.71(Nanoscience & Nanotechnology)

スピン量子数1と2の量子スピンが交互に結合した鎖状の磁性化合物ナノワイヤーマグネットの磁化過程について、数値対角化と有限サイズスケーリングを用いて解析したところ、二つの異なる朝永・ラッティンジャー液体間の相転移として新しい量子スピンフロップ転移が起きることが理論的に予測された。

論文

Field-induced incommensurate order in frustrated spin ladder

坂井 徹; 岡本 清美*

Journal of Physics; Condensed Matter, 19(14), p.145231_1 - 145231_5, 2007/04

 被引用回数:1 パーセンタイル:6.71(Physics, Condensed Matter)

フラストレーションのあるスピン1/2スピンラダー系について、数値的厳密対角化と有限サイズスケーリングを用いて理論的に解析した。その結果、フラストレーションが十分強い場合には、磁場中で非整合長距離秩序を持つ新しい相が出現する可能性のあることが判明した。

口頭

リング交換のあるスピンラダー系における磁場誘起非整合秩序

坂井 徹; 岡本 清美*

no journal, , 

以前の理論的研究により、リング交換相互作用のあるS=1/2スピンラダー系では、飽和磁化の半分のところに磁化プラトーが生じることがわかっている。この磁化プラトー前後の磁場の強さにおいて、磁場に垂直な反強磁性スピン相関よりも、磁場に平行な非整合スピン相関の方が強くなる場合があることを、数値的対角化を用いた解析により示し、ラダー間相互作用がある場合には、磁場誘起非整合長距離秩序が生じ得ることを示す。

口頭

Quantum magnetization plateau of an anisotropic mixed spin chain

坂井 徹; 利根川 孝*; 岡本 清美*

no journal, , 

S=1とS=2の混合スピン鎖からなるフェリ磁性体に容易軸型の異方性がある場合の磁化過程について、数値的厳密対角化と密度行列繰り込み群の手法を用いて異理論的に解析した。その結果、飽和磁化の3分の2のところに出現する量子効果による磁化プラトー形成のメカニズムが、異方性の値によって変わる量子相転移が起きることがわかった。選られた相図には3つ異なるプラトー相が存在する。

口頭

一次元混晶フェリ磁性体における量子機構による3分の2磁化プラトー

坂井 徹; 利根川 孝*; 岡本 清美*

no journal, , 

最近合成された金属錯体からなる一次元混合スピンフェリ磁性体における磁化過程を数値的厳密対角化と有限サイズスケーリング及び密度行列繰り込み群によって理論的に解析した結果、量子効果により飽和磁化の3分の2のところに新しい磁化プラトー状態が実現することが示された。また、この磁化プラトー状態が生じる機構には3種類あることも判明し、異方性パラメータを変化させた場合の磁化3分の2における相図を得た。

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