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報告書

金属燃料の過渡時挙動に関する基礎的研究(平成10年度)

馬場 護*; 平野 豪*; 川田 賢一; 丹羽 元

JNC TY9400 99-002, 97 Pages, 1999/03

JNC-TY9400-99-002.pdf:2.96MB

従来の高速増殖炉の燃料の主流を占める酸化物燃料に代わる新型燃料として、金属燃料が注目されているが、過渡時の金属燃料の挙動については解明されていない点が多い。そこで、金属燃料高速炉炉心の炉心損傷事故時における過渡時挙動の特徴、及び放出エネルギーに係わる基本的傾向を明らかにすることにより、新型燃料の採用検討に際しての基本的知見の整備を図ることを目的に、東北大学・サイクル機構の共同研究として、「金属燃料の過渡時挙動に関する基礎的研究」を実施した。本年度は2カ年計画の最終年で、研究成果は以下の通りである。(1)解析対象および解析結果解析対象はATWSの代表的事象である炉停止失敗を伴うLOF事象(ULOF)とした。解析対象炉心は電力出力600MWの2領域均質の金属燃料炉心および減速材を添加した金属燃料の初装荷炉心である。炉心損傷事象起因過程解析コードを金属燃料炉心に適用出来るようにするため物性値や入力パラメータを検討し、必要な改訂を行った。解析条件は、基準となるLOFと電磁ポンプを想定した全電源喪失型LOF事象とした。その結果、金属燃料炉心では基準となるLOFにおいてある程度の流量が確保される場合、および減速材添加金属燃料炉心では全ての場合において起因過程においては再臨界に至ることなく、穏やかに遷移過程へ移行することが示された。減速材添加の効果として、炉心損傷事象が大幅に緩和されることが示された。ただし、起因過程以降の再臨界の可能性については遷移過程解析が必要である。(2)起因過程解析コードの核計算部の改良現行の起因過程解析コードでは、過渡時の炉心の大きな核的変化に対応するのが困難であった。そこで、空間依存動特性(断熱近似)の採用によるコードの核計算部の改良を行い、金属燃料が炉心に適用してその妥当性の検討を行った。(3)まとめ金属燃料高速炉の炉心損傷事象時の挙動を起因過程解析コードを用いて解析し、起因過程における過渡時挙動の特徴についての知見を得た。

報告書

金属燃料高速炉における炉心損傷事象起因過程に関する基礎的研究

平野 豪*; 川田 賢一; 平川 直弘*; 丹羽 元

PNC TY9601 98-002, 69 Pages, 1998/03

PNC-TY9601-98-002.pdf:4.06MB

従来の高速増殖炉の燃料の主流を占める酸化物燃料に代わる新型燃料として、金属燃料が注目されているが、過渡時の金属燃料の挙動については解明されていない点が多い。そこで、金属燃料高速炉炉心の炉心損傷事故時における過渡時挙動の特徴、及び放出エネルギーに係わる基本的傾向を明らかにすることにより、新型燃料の採用検討に際しての基本的知見の整備を図ることを目的に、東北大学・動燃の共同研究として、「金属燃料高速炉における炉心損傷事象起因過程に関する基礎的研究」を実施した。本年度は2カ年計画の1年目で、研究成果は以下の通りである。(1)解析対象および解析結果解析対象はATWSを伴うLOF事象とした。解析対象炉心は電気出力600MWの2領域均質の金属燃料炉心および減速材を添加した金属燃料の初装荷炉心である。炉心損傷事象起因過程解析コード(SAS-3Dコード)を金属燃料炉心に適用出来るようにするため物性値や入力パラメータを検討し、必要な改訂を行った。解析条件は、基準となるLOFと電磁ポンプを想定した全電源喪失型LOF事象とした。その結果、金属燃料炉心では基準となるLOFにおいてある程度の流量が確保される場合、および減速材添加金属燃料炉心では全ての場合において起因過程においては再臨界に至ることなく、穏やかに遷移過程へ移行することが示された。減速材添加の効果として、炉心損傷事象が大幅に緩和されることが示された。ただし、起因過程以降の再臨界の可能性については遷移過程解析が必要である。(2)起因過程解析コードの核計算部の改良現行の起因過程解析コードでは、過渡時の炉心の大きな核的変化に対応するのが困難であった。そこで、空間依存動特性(断熱近似)の採用によるコードの核計算部の改良を行った。サンプル解析(金属燃料、初装荷炉心)によって、改良の妥当性を確認した。(3)まとめ金属燃料高速炉の炉心損傷事象時の挙動を起因過程解析コードを用いて解析し、起因過程における過渡時挙動の特徴についての知見を得た。

報告書

金属燃料高速炉における再臨界事故の起因過程に関する研究

平野 豪*; 川田 賢一; 平川 直弘*; 丹羽 元

PNC TY9601 97-001, 113 Pages, 1997/03

PNC-TY9601-97-001.pdf:3.37MB

従来の高速増殖炉の燃料である酸化物燃料に代わる新型燃料として、金属燃料が注目されているが、過渡時の金属燃料特有の挙動について解明されていない点が多い。そこで、金属燃料高速炉の炉心損傷時の再臨界の可能性を評価することを目的に、東北大学・動燃の共同研究として「新型燃料高速炉におけるCDAの研究」を実施した。本年度の成果は以下の通りである。(1)解析対象及び解析コード解析対象はATWSを伴うLOF事象とした。解析対象炉心は出力60万kWeの2領域均質金属燃料炉心の他に、減速材を添加した金属燃料に対しても解析を行った。解析コードには炉心損傷事象起因過程解析コードSAS-3Dコードを用いた。ただし、金属燃料高速炉の解析に適用できるよう必要な箇所は、適切なモデルを用いて得られた定数に変更した。(2)解析結果解析条件として、流量半減時間を0.5秒(全電源喪失時)と5.5秒(代表的なLOFとしたが、その条件によらず、すべての場合について即発臨界に至らないことが示された。解析条件によっては、遷移過程の解析が必要になるものの、燃料移動によって再臨界に至らない可能性があることが示された。ただし、採用した物性値等の問題点から、解析結果は燃料移動を過大評価しているものと考えられる。また、炉心損傷時においても事象の早期終息に減速材の効果があることが示された。(3)まとめ金属燃料高速炉の炉心損傷事象の挙動をSAS-3Dコードを用いて金属燃料炉心に適用できるよう定数を変更して解析した。その結果、炉心損傷時において再臨界にいたらない可能性があることが示された。

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