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廣瀬 玉紀*; 大谷 敏郎*; 村松 宏*; 田中 淳
Photochemistry and Photobiology, 76(2), p.123 - 126, 2002/08
被引用回数:15 パーセンタイル:35.15(Biochemistry & Molecular Biology)DNA分子上の損傷部位の直接的な可視化法を開発した。伸長させたDNA分子における蛍光in situハイブリッド法を改変して脱塩基部位の検出を行った。脱塩基部位はビオチン化したアルデヒドリアクティブプローブ(ARP)によって特異的に標識され、蛍光色素を結合したストレプトアビジンによって検出した。単一の蛍光色素-DNA複合体からの蛍光を定量し、個々の複合体からの光量を計測して定量した。本法により単一DNA分子上の脱塩基損傷部位が可視的に評価されるようになった。
宮本 旬子*; 廣瀬 玉紀; 秋山 征夫*; 福井 希一*
Proceedings of 16th International Botanical Congress, P. 618, 1999/00
ゲノム画像情報には、塩基配列情報のみならず、タンパク質とDNAの複合体である染色体、さらには細胞核に至るまでの高次元の構造情報も含まれる。そこで染色体画像のデータベースシステム「CAJ」を構築した。ゲノム解析研究、生物多様性などバイオテクノロジーの著しい進歩により一般社会からも遺伝子の働きと遺伝情報の総体であるゲノム(細胞核・染色体)が注目されている。しかしながら当該分野の研究者においてすらゲノム(細胞核)や染色体の実際の姿を知る機会は極めて限られており、大部分の情報は専門の研究者個々人のファイル中に個別的・分散的に保存され、一般には触れにくい状況にある。本データベースは、ゲノム関連研究者はもちろん、種々の生物科学の進展に関連して必要とされるゲノム情報を多分野にわたる人々にインターネットを通じて提供し、今後各種トピックのコンテンツを順次追加し、そのニーズに応えるものである。