Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
下司 和男; 小沢 国夫; 弘津 俊輔*
Journal of the Physical Society of Japan, 38(2), p.463 - 466, 1975/02
被引用回数:42CsPbCl、CsPbBrの常温以上の構造相転移温度に対する静水圧の効果を約8Kbarまでの圧力範囲にわたって測定した。等軸一立方転移温度(CsPbClで、320K、CsPbBrで404K)のP=0Kbarでの圧力係数はCsPbClに対して+7.65deg kbar、CsPbBrに対して+11.3deg kbarであった。これらの値は類似の機構の相転移を示すKMnF、SrTiOの場合にくらべて大きく、Soft phononの振動数が転移点のかなり上まで近い値をもつことに対応していると考えられる。
弘津 俊輔*; 原田 仁平*; 飯泉 仁; 下司 和男
Journal of the Physical Society of Japan, 37(5), p.1393 - 1398, 1974/05
被引用回数:234ペロブスカイト型構造をもつCsPbBr の構造相転移を中性子回折法により調べた。相転移は88Cと130Cにあって、それぞれ2次、1次である。130Cの相転移はブリルアン帯のM点におけるMフオノンの凍結によって起り、88Cの相転移は正方晶ブリルアン帯のZ点におけるR5的モードの凍結によって起ることがわかった。これらの結果と群論的考察とにより、空間群は上の相から順次O-Pm3m、D-P4/mbm、DPmbnであることがわかった。又ソフト・モードの固有ベクトルから、各相での原子変位が求められた。