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戸根 弘人; 山本 克宗; 岡川 誠吾; 横内 猪一郎; 後村 正勝*
JAERI 1213, 30 Pages, 1972/02
JMTRの一次冷却水の化学的特性を知るために、JMTRに時性期間中、種々の分布を行なった。分析対称としては、腐食生成物、腐食に大きく影響する酸素等溶存ガス核分裂生成物特にヨウ素を選んだ。これらの測定値をJMTR設計時の想定値を比較し、概して想定値が妥当であることを確認した。また、放射線物質の濃度を計算によってある程度推定できることもわかった。Naについてはその生成機構に関して若干の考慮を試みた。核分裂生成物としては放射性ヨウ素が検出されたが、濃度は低く、燃料ヨウ素の表面汚染によるものと考えられる。放射性ヨウ素の求め方について多少の検討を行なった。
戸根 弘人; 山本 克宗; 岡川 誠吾; 横内 猪一郎; 後村 正勝*
JAERI-M 4594, 211 Pages, 1971/09
1969年6月に「JMTR分析手順」を作成したが、その後、改訂の必要が生じたので分析対象を大巾に増加して改訂版を作成した。この報文には、JMTRで行なわれる分析法、分析装置を示している。分析操作は基準化することによって作業効率を高め、迅速なモニタリング、異常事故時の早急な原因究明と対策の確立をとることができるようになっている。記載されている分析法は、各種の分析法を十分に検討し、JMTRの目的に合致した迅速、簡単、高感度な方法のみを選び、また、必要に応じて新たな分析法及び測定装置の開発を行なった。
戸根 弘人; 山本 克宗; 岡川 誠吾; 横内 猪一郎; 後村 正勝*
JAERI 1204, 11 Pages, 1971/03
この論文の目的はJRR-2およびJMTRの一次冷却水の放射分解を研究し、水分解に与える温度、PH、溶存酸素、過酸化水素の効果をしらべることである。更に、原子炉内で速中性子および線の混合照射を受けた場合の水分解の正味のG値をもとめ、原子炉の再結合器、脱気装置の設計資料として必要な水分解量をもとめることである。JMTRの水分解に与える温度効果は、次式で表すことができる。Ft=(2.3-2.610t) JRR-2およびJMTRの炉出力1MWあたり比分解量は、炉心の出力密度P(Kw/l)の平方根の函数として次式で表すことができる。Q=§exp(-入P) gr(HO)/MW、hr 水分解の正味のG値は、温度50C、出力50MWのJMTRでは、8.61020%、JRR-2の10MWでは、8.81020%であった。