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小野 俊雄*; 田中 秀数*; Kolomiyets, O.*; 三田村 裕幸*; 後藤 恒昭*; 中島 健次; 大沢 明; 小池 良浩; 加倉井 和久; Klenke, J.*; et al.
Journal of Physics; Condensed Matter, 16(11), p.S773 - S778, 2004/03
被引用回数:64 パーセンタイル:89.38(Physics, Condensed Matter)磁化過程及び中性子散乱実験を用いて=1/2二次元三角格子反強磁性体CsCuBrの磁性を調べた。その結果、以下のようなことがわかった。この系は零磁場中ではT=1.4Kで波数=(h,k,1)=(0,0.575,0)に対応する不整合構造を持つ磁気秩序を起こす。またこの系に、b軸及びc軸方向に磁場を印加していくと、飽和磁化の約1/3のところに磁化プラトーを示す。a軸方向に磁場をかけた場合は、特に異常は示さない。また磁場印加に伴って零磁場磁気構造の波数=(0,0.575,0)からkが増加をはじめ、1/3プラトー領域で=(0,0.662,0)でロックされることがわかった。これは、1/3プラトー領域では量子揺らぎによってuud構造が安定化されていることを示している。また、1/3領域からさらに磁場を印加していくと2/3プラトーも発現しているような振る舞いも見られた。
稲見 俊哉*; 網代 芳民*; 後藤 恒昭*
Journal of the Physical Society of Japan, 65(8), p.2374 - 2376, 1996/08
被引用回数:66 パーセンタイル:95.45(Physics, Multidisciplinary)三角格子反強磁性体RbFe(MoO)とCsFe(SO)を合成し、その強磁場磁化過程を測定した。その磁化過程は、飽和磁化の丁度1/3のところに異常が現れるもので、弱いIsing型の異方性を持った2次元三角格子反強磁性体に特徴的なものであった。