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四竈 樹男*; 角田 恒巳; 成井 実*; 石原 正博; 佐川 勉; 荒井 長利
ECN-R--98-005, p.125 - 143, 1998/00
HTTRを用いた先端的基礎研究の一環として、高温耐放射線光ファイバを用いた高温ガス炉炉心の直接観察の可能性を研究している。本論文はこれまでの研究の現状を概説した。試作開発している光ファイバは直径約1mm、コアのOH含有率が900ppmの溶解シリカ線材である。耐熱性については、炉外の空気中及びヘリウム中加熱試験により、温度800C、300時間までの範囲で、可視光から赤外線(350~1850nm)において透光性の劣化が無いことを確認した。また、高温自己発光(ルミニッセンス)の強度が高温ほど高いことから、光ファイバによる温度測定の可能性を見出した。JMTRでの放射線環境下短時間(1h)特性試験により、700nm以上の赤外線については放射線効果が認められないことを確かめた。更に、サファイアのルミニッセンス強度を分析し、可視光域の強度により炉出力(放射線強度)を、黒体放射強度により温度を測定するなど、光ファイバモニターの可能性も例示した。
志知 大策; 清水 昭郎; 成井 惠子; 小池 邦雄; 津田 信義; 古谷 実; 土生 健
JAERI-M 5144, 71 Pages, 1973/02
1962年以来、図書資料管理に電算機システムを導入し、機械化適用範囲を拡げながら実施して約10年を経過した。本報告書は、その機械化の現状を報告し、さらに効果および今後の検討課題を述べたものである。内容は、つぎの6システムに分け、各システムごとの概況、データの入出力部分およびプロセスについて述べられている。(1)図書資料購入システム(2)貸出システム(3)雑誌管理システム(4)冊子体の目録および索引の作成(5)複写、印刷、写真の予算管理システム(6)電算機入出力システム なお、これまで実施してきた機械化を第一次機械化として区切りをつけ、今後に開発をすすめるそれを第二次機械化とした。第一次が、図書資料そのものに重点をおいたLibrary-oriented-systemであったのに対し、第二次は情報に重点をおいた、より高度なサービスを可能とするUser-oriented-systemを目途としている。