Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
小林 大志*; 手島 健志*; 佐々木 隆之*; 北村 暁
Journal of Nuclear Science and Technology, 54(2), p.233 - 241, 2017/02
被引用回数:6 パーセンタイル:51.46(Nuclear Science & Technology)グルコン酸およびイソサッカリン酸共存下におけるジルコニウムの溶解度について、水素イオン濃度指数(pH)および全グルコン酸もしくはイソサッカリン酸濃度の依存性を調査した。ジルコニウムの溶解度に及ぼすpHおよびグルコン酸濃度依存性からは、中性水溶液中ではZr(OH)(GLU), pHが10以上のアルカリ性水溶液中ではZr(OH)(GLU)(GLU)の存在が示唆された。イソサッカリン酸共存下では、グルコン酸共存下と同様の化学形であるZr(OH)(ISA)およびZr(OH)(ISA)(ISA)が、中性アルカリ性水溶液中で支配的であると推定された。粉末X線回折の結果、グルコン酸およびイソサッカリン酸いずれの共存下においても、溶解度を制限する固相は非晶質ジルコニウム水酸化物(Zr(OH)(am))であると考えられた。ジルコニウムのグルコン酸およびイソサッカリン酸錯体の生成定数は、溶解度データの最小二乗解析によって決定され、既往の4価アクチニドの値と比較検討した。
小林 大志*; 手島 健志*; Wang, P.*; 佐々木 隆之*; 北村 暁
no journal, ,
ウラン(IVおよびVI)とイソサッカリン酸との錯生成に着目し、イソサッカリン酸共存下でのウラン(IVおよびVI)の溶解度測定を実施した。得られた溶解度の水素イオン濃度指数(pHc)およびイソサッカリン酸濃度の依存性から、支配的なウラン(IVおよびVI)のイソサッカリン酸錯体を同定するとともに、その錯生成定数を決定した。また、4価アクチニド元素の類似元素であるジルコニウムについて、ヒドロキシル基の数が異なるいくつかの有機酸との錯生成を調べるための溶解度測定を通して、イソサッカリン酸の強い錯生成能を明らかにするための調査を実施した。