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髭本 亘; 佐藤 一彦*; 伊藤 孝; 大石 一城*; 才賀 裕太*; 小坂 昌史*; 松林 和幸*; 上床 美也*
Journal of Physics; Conference Series, 2462, p.012039_1 - 012039_5, 2023/03
立方晶構造を持つYbCoZnは極めて大きい電子比熱係数を持つことが知られ、またその基底状態は量子臨界点の近傍に位置するものと考えられている。実際に1-2GPaの圧力をかけると長距離磁気秩序状態が確認されている。我々はこの物質の常圧での磁気的基底状態を確認するためにミュオンスピン緩和測定を行った。その結果小さな磁気モーメントが作る揺らいだ磁場が観測された。
髭本 亘; 伊藤 孝; 大石 一城; 佐藤 一彦*; 才賀 裕太*; 小坂 昌史*; 松林 和幸*; 上床 美也*
no journal, ,
YbCoZnは低温において極めて大きな電子比熱係数を持つ重い電子系物質である。われわれは基底状態を調べる目的で、ミュオンスピン緩和法による磁性研究を行った。その結果、20mKまでの温度域で静的な磁気秩序がないことを確認した。一方、低温域では揺らいだ内部磁場が検出され、量子臨界点の極めて近くに位置する物質であると考えることができる。