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高貝 慶隆*; 古川 真*; 長橋 良隆*; 高瀬 つぎ子*; 敷野 修*; 亀尾 裕
分析化学, 60(12), p.947 - 957, 2011/12
被引用回数:13 パーセンタイル:40.48(Chemistry, Analytical)マイクロウェーブ分解/ICP-MS分析による土壌中のU及びUの同位体比分析法を開発した。マイクロウェーブ加熱分解では、硝酸-過酸化水素の混酸を用いることで、ケイ酸塩中の天然ウランの溶解を抑制した。岩石標準物質中のウラン同位体比を実試料の同位体比の指標とした結果、放射能を含む標準線源を使用せずに、0.37%の精度でウランの同位体比を測定できることがわかった。U及びUの検出下限値はそれぞれ0.010g/kgであった。本法は、従来法である完全酸分解/ICP-MSあるいは線スペクトロメトリーと比較し、迅速な分析が可能である。