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奥村 進; 石堀 郁夫; 倉島 俊; 吉田 健一; 湯山 貴裕; 石坂 知久; 宮脇 信正; 柏木 啓次; 百合 庸介; 奈良 孝幸; et al.
JAEA-Review 2012-046, JAEA Takasaki Annual Report 2011, P. 172, 2013/01
東日本大震災のため、2011年度のAVFサイクロトロンの運転は5月9日から開始し、4月に計画されていたすべての実験は中止となった。全運転時間は3,038.4時間であった。4月の中止分を補てんするため、土曜日の運転を8回実施した。例年の整備を実施した。
奈良 孝幸; 石堀 郁夫; 倉島 俊; 吉田 健一; 湯山 貴裕; 石坂 知久; 奥村 進; 宮脇 信正; 柏木 啓次; 百合 庸介; et al.
JAEA-Review 2011-043, JAEA Takasaki Annual Report 2010, P. 172, 2012/01
TIARAの主要加速器であるAVFサイクロトロンの、2010年度における運転及び整備の状況、また、東北地方太平洋沖地震の影響並びに新しく開発したイオンビームや多重極電磁石を用いた大面積高均一照射などの技術開発の現状を報告する。
奈良 孝幸; 石堀 郁夫; 倉島 俊; 吉田 健一; 湯山 貴裕; 石坂 知久; 奥村 進; 宮脇 信正; 柏木 啓次; 百合 庸介; et al.
JAEA-Review 2010-065, JAEA Takasaki Annual Report 2009, P. 180, 2011/01
TIARAの主要加速器であるAVFサイクロトロンの2009年度における運転及び整備の状況、また、新イオンビーム開発及びビーム計測技術並びにサイクロトロンのイオン種・エネルギー短時間切替技術開発の現状を報告する。
上松 敬; 宇野 定則; 千葉 敦也; 山田 圭介; 横山 彰人; 齋藤 勇一; 石井 保行; 佐藤 隆博; 大久保 猛; 横田 渉; et al.
JAEA-Review 2009-041, JAEA Takasaki Annual Report 2008, P. 175, 2009/12
平成20年度にTIARAの3台の静電加速器は順調に稼動し、計画されたイオン照射実験はユーザーの都合で中止したものを除いてすべて実施した。年間運転時間は、タンデム加速器,シングルエンド加速器,イオン注入装置についてそれぞれ2009, 2426, 1882時間と例年並であった。整備では、タンデム加速器の制御系の更新を行うとともに、ターミナルの機械的振動による加速電圧の不安定をペレットチェーンの駆動機構の調整により改善した。また、シングルエンド加速器のSFガスの高純度化及びストレージタンクの再塗装を行った。新ビーム開発においては、イオン注入装置でBiイオンについて0.5A程度の生成が可能となった。
奥村 進; 倉島 俊; 石本 貴幸*; 横田 渉; 荒川 和夫; 福田 光宏; 中村 義輝; 石堀 郁夫; 奈良 孝幸; 上松 敬; et al.
Proceedings of 13th Symposium on Accelerator Science and Technology, p.283 - 285, 2001/00
サイクロトロンの磁場の変化によるビームの不安定性が近年大きく取り上げられている。前回の本研究発表会では、原研AVFサイクロトロンにおいては運転開始後、電磁石ヨークが主にメインコイルの放熱により数十時間にわたって上昇を続け、このためにビーム電流が減少することを突き止めたことを報告した。その後、さらに詳細なヨーク温度の分布泳ぎ磁場強度の時間変化を測定するとともに、熱解析コードによるシミュレーションも加えて検討した結果、主な熱源がメインコイルとトリムコイルであることを明らかにした。これに基づいて、メインコイルの放熱を断熱する装置と、ハーモニックコイルの温度をコイル電流に依らずに一定にする装置を設置した。試験運転では、運転開始50時間後もビーム電流を初期値の90%に保つという良好な結果を得た。一方で、これまで見えなかったサイクロトロン室の空気温度の影響が現れるなどの問題も出てきた。
須永 博美; 橘 宏行; 田中 隆一; 岡本 次郎; 寺井 寛*; 斉藤 敏夫*
Radiation Physics and Chemistry, 42(4-6), p.749 - 752, 1993/00
被引用回数:3 パーセンタイル:38.1(Chemistry, Physical)加速器から放出される電子線をターゲットに衝突させることにより発生する制動放射線を用いる加工処理における線量計測法について検討した。制動放射線は電子エネルギーに対応する高エネルギー成分を含む連続エネルギースペクトルの放射線で、一般にコバルト60ガンマ線照射の場合よりも線量率が高いなどの特徴を有し、線量計測を行う場合に問題となる可能性がある。これらの特徴を考慮して、基準線量計としては試作した円筒型電離箱を、実用線量計としてPMMA(Radix)、CTA(FIR-125)およびアラニン(アミノグレイ)線量計についての特性を調べた。その結果、円筒型電離箱では1.810R/h程度の高線量率まで電離電流の飽和が生じない状態で測定を行うことができ、実用線量計ではPMMAとアラニン線量計が510~310R/hrの範囲で線量率依存性を示さず、有用な線量計となり得ることが明らかとなった。
奈良 孝幸; 石堀 郁夫; 倉島 俊; 吉田 健一; 湯山 貴裕; 石坂 知久; 横田 渉; 奥村 進; 宮脇 信正; 柏木 啓次; et al.
no journal, ,
TIARAの主要加速器であるAVFサイクロトロンは2009年度においても年間の照射計画を順調に遂行し、ファーストビーム以降の積算運転時間は59,535時間に、サイクロトロンを用いての延実験件数は8,125件に達した。老朽化した機器の故障やトラブルを防ぐため計画的に保守・整備を進めたほか、利用効率を向上するための迅速切換技術,均一ビーム照射におけるリアルタイムビーム計測システム等の技術開発を行った。新ビーム開発においてはD-12MeV, H-25MeV, Si-98MeV並びにOs-490MeVの4種類のビームを開発し、利用可能とした。
奈良 孝幸; 石堀 郁夫; 倉島 俊; 吉田 健一; 湯山 貴裕; 石坂 知久; 横田 渉; 奥村 進; 宮脇 信正; 柏木 啓次; et al.
no journal, ,
TIARAの主要加速器であるAVFサイクロトロンは2010年度の年間の照射計画を順調に遂行し、ファーストビーム以降の積算運転時間は62,878時間に、サイクロトロンを用いての延実験件数は8,719件に達した。機器の故障やトラブルを防ぐため計画的に保守・整備を進めたため、東北地方太平洋沖地震によるものを除く装置の故障やトラブルによる実験中止件数はゼロであった。東北地方太平洋沖地震の影響は、大きな揺れにより本体室遮へい扉ロックピンの破損及び入射系ターボ分子ポンプ1台に故障であり、その他の機器及び建屋に損傷はなかった。技術開発では、多重極電磁石を用いた均一ビーム照射技術の開発ではLBコースに設置した大面積均一照射用真空チェンバーを用いて10MeV-Hの大面積均一ビーム形成実験を実施し、ビーム輸送及び照射が設計どおりにできることを確認した。新ビーム開発では、実験者からの要望でN-190MeVとXe-490MeVの2種類のイオンビームを開発し、利用可能とした。
奥村 進; 石堀 郁夫; 倉島 俊; 吉田 健一; 湯山 貴裕; 石坂 知久; 奈良 孝幸; 宮脇 信正; 柏木 啓次; 百合 庸介; et al.
no journal, ,
AVFサイクロトロンの平成23年度の運転・整備状況及び技術開発について報告する。4月は東日本大震災の影響で、すべての照射が中止となったが、その後は順調に照射計画を遂行した。積算運転時間は65,916.7時間、延実験件数は9,241件にそれぞれ達した。装置の故障やトラブルによる実験中止件数はゼロであった。計画停電等、被災による年度当初の施設稼働時間減のため、土曜日運転を8回実現する等、施設稼働時間減の回復に努めた。また、電力不足への対応が必要となったため、7月と9月における昼間の照射計画を見直した。
石堀 郁夫; 倉島 俊; 吉田 健一; 湯山 貴裕; 石坂 知久; 奥村 進; 奈良 孝幸; 宮脇 信正; 柏木 啓次; 百合 庸介; et al.
no journal, ,
TIARAの主要加速器であるAVFサイクロトロンでは、平成24年度における照射計画を順調に遂行し、積算運転時間は69,092時間に、延べ実験数は9,788件に達した。サイクロトンの不具合は225件発生したが、その都度適切に処置を施し利用への影響はなかった。これら運転及び整備の状況、新イオンビーム開発状況を述べる。また、特にパルスビーム形成について、間引き率の可変幅を大きくするために、従来の正弦波電圧型チョッパーから、立ち上がり時間の早いパルス電圧型に置き換えた技術開発の成果も加えて報告する。
石堀 郁夫; 倉島 俊; 吉田 健一; 湯山 貴裕; 石坂 知久; 宮脇 信正; 柏木 啓次; 百合 庸介; 奥村 進; 奈良 孝幸; et al.
no journal, ,
AVFサイクロトロンでは、平成25年度の運転計画を順調に遂行し、装置の故障やトラブルによる実験中止件数は1件だけであった。定期整備ではサイクロトロン本体、電源及びクライオポンプの点検整備を実施した。また、補正予算を用いて高経年化した放射線モニタ監視盤、及び19台の検出器、ビーム輸送系のHCコースロータリーシャッターを更新した。その他、真空排気系チラーユニット、真空排気系の制御モジュール、イオン源入射系冷却塔の制御をON/OF制御からインバータ方式に更新した。ビーム開発では、D-40MeV, Ar-385MeVを新たに開発するとともに、Xe-650MeVは660MeVに増強した。また、Kr-520MeV及びKr-400MeVについては、パラメータ等を改良してビームの品質を改善した。