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直井 洋介; 北端 琢也; 森田 聡; 高城 久承; 八木 正邦; 新沢 達也
第13回環太平洋原子力会議2002, 0 Pages, 2002/00
原子炉冷却系の応力腐食割れ予防対策として1985年から「ふげん」に水素注入法を適用しSCCは発生を予防している。「ふげん」では還元法による系統化学除染法を開発し、1989年と1990年の定検時に適用して大幅な被ばく低減に成功した。長期的な水素注入の適用によって原子炉冷却系配管の酸化皮膜中のCr濃度が高くなり、開発した還元法による除染法では効果が期待できないため、新たな酸化還元法を開発し1999年と2000年に適用し、大幅な被ばく低減を図った。また、除染後の再汚染を抑制するため亜鉛注入法を1999年から適用して再汚染を大幅に抑制した。
小池 通崇; 秋山 隆; 石川 敬二; 永松 健次; 新沢 達也; 柴原 格
PNC TN9410 92-321, 30 Pages, 1992/10
「ふげん」第2回取り出し圧力管材料監視試験片(照射期間8年、高速中性子照射量 5.61021n/CM2(E 1MeV))の結果について健全性評価を行った。試験項目は、引張、曲げ、腐食及び水素分析である。照射後試験データにより圧力管材料の延性及び脆性上の評価を行った結果、健全であることがわかった。また、腐食による材料の減肉量及び材料への水素吸収量も設計値よりも小さく、良好な結果が得られている。
速水 義孝; 新沢 達也
配管技術, 35(9), p.51 - 56, 1992/00
ATRは重水を減速材としてしようしているために、柔軟な燃料利用特性および天然ウランやウラン濃縮量を削減できるという特長を有している。原型炉「ふげん」は、昭和45年12月に建設に着干し、昭和54年3月に運転を開始した。事業団は、この開発のために大洗工学センタ- に規模試験装置を設置し、ATR特有な技術である核特性、伝熱流動特性、機器の耐久性、安全等の試験を行った。実証炉はR&Dの成果と「ふげん」の運転実績にもとづいて、設計基準及び設計手法を高度化している。また、実用化に向けての基盤技術の開発として、燃料の高燃焼度化及び安全研究を実施している。
今津 彰; 林 卓; 竹下 徳人; 新沢 達也
International Meeting "Lessons of Chernobyl", ,
「ふげん」は約17年にわたって、この形式の原子炉としての優れた性能と信頼性を実証し、貴重な運転・保守経験を積み重ねてきた。燃料利用としては、620体のMOX燃料を装荷した他に、濃縮ウラン、回収ウラン、更には使用済MOX燃料から回収されたプルトニウムを用いて製造されたMOX燃料等、各種燃料を積極的に利用してきた。また高燃焼度MOX燃料開発のために、照射試験も行ってきた。圧力管の健全性を確認するために、遠隔操作の圧力管モニタリング装置を開発して「ふげん」で使用した。その結果圧力管の健全性は確認された。また圧力管材料の監視試験の結果でも、予期しない材料挙動は認められていない。「ふげん」を活用した各種技術開発も積極的に実施してきた。その例としては、冷却系構成材料の応力腐食割れ防止のための冷却材への水素注入、冷却系全系統を対象とした化学除染、給水系における水位制御へのファジ制御方式の適用が挙げられ