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論文

$$R$$-dependence of spin exchange interactions in $$R$$MnO$$_{3}$$ ($$R$$ = Rare-Earth Ions)

梶本 亮一; 望月 秀記*; 吉澤 英樹*; 新谷 寛*; 木村 剛*; 十倉 好紀*

Journal of the Physical Society of Japan, 74(9), p.2430 - 2433, 2005/09

 被引用回数:35 パーセンタイル:79.62(Physics, Multidisciplinary)

A型反強磁性秩序を示すPrMnO$$_{3}$$と長距離磁気秩序を示すTbMnO$$_{3}$$のマグノン励起を中性子非弾性散乱実験によって調べた。LaMnO$$_{3}$$の結果(K. Hirota $textit{et al.}$)も合わせて議論することで$$R$$イオンの違いによるスピン交換相互作用の系統的な変化を明らかにした。$$R$$イオンの半径が小さくなるにつれて$$ab$$面内の最近接サイト間の交換相互作用は急激に減少し、TbMnO$$_{3}$$では有限の次近接サイト間交換相互作用が存在する。対照的に$$c$$軸方向の交換相互作用の$$R$$依存性は非常に小さい。これらの結果は、$$R$$MnO$$_{3}$$における磁気構造の変化は最近接サイト間相互作用と次近接サイト間相互作用の競合によって引き起こされるという説(T. Kimura $textit{et al.}$)と整合している。

報告書

Engineering Aspects of the JAERI Proposal for INTOR, 1

迫 淳; 東稔 達三; 関 泰; 飯田 浩正; 大和 春海*; 真木 紘一*; 伊尾木 公裕*; 山本 孝*; 湊 章男*; 坂本 寛己*; et al.

JAERI-M 8503, 64 Pages, 1979/10

JAERI-M-8503.pdf:1.66MB

現在IAEA主催による次期トカマク型核融合炉(INTOR)の国際共同設計の建設を目ざしたワークショップにおいて、炉概念及び設計の指針の作成作業が進められている。このレポートでは、INTORの設計条件に基づいて設計を行い、その指針パラメータの妥当性をトリチウムブランケットの設置の可能性について検討した結果を報告する。日本が不純物制御と灰の排気の観点から提案した2つの炉概念、即ち、ポロイダル・ダイバータ付の場合とダイバータなしの場合について予備設計を行い、その結果次のことが明らかになった。1)INTORの設計条件のなかには工学上かなり厳しく余裕のないものもあるが、設計条件を満す炉概念は不可能でない。2)トリチウム増殖比に関してはHe冷却によるLi$$_{2}$$Oブランケットの採用によって、ダイバータなしで0.5以上、ダイバータ付の場合で0.4を得ることが可能である。

報告書

Plasma Engineering Test Facility Conceptual Studies

平岡 徹; 田島 輝彦; 杉原 正芳; 笠井 雅夫*; 新谷 吉郎*; 坂本 寛己*

JAERI-M 8198, 94 Pages, 1979/04

JAERI-M-8198.pdf:2.31MB

炉心工学試験装置の概念検討を行なった。この装置はJT-60の次の装置として、実験炉に先立って建設されるものである。その物理的目標は自己点火条件を検証する事である。一方この装置は将来の核融合炉に必要な全ての技術を備えたものである。従って超電導磁石、遠隔操作技術、遮へい、ブランケット試験モジュール、トリチウム取扱い技術の確立等が必須となる。この概念検討では、予備設計に先立ち、一つの構造体として成立し得るかどうかに重点を置いて検討を行なった。

口頭

TbMnO$$_3$$ の低エネルギー磁気励起

梶本 亮一; 三井 由佳利*; 吉澤 英樹*; 阿曽 尚文*; 新谷 寛*; 木村 剛*; 十倉 好紀*

no journal, , 

${it R}$MnO$$_3$$は長周期磁気秩序相で強誘電性を示すことで最近注目されている。TbMnO$$_3$$ではスピンは${it T}$ $$_{N}$$=42Kで波数ベクトル$$mathbf{q}_mathrm{spin}=0.29mathbf{b}^*$$のサイン波的な非整合秩序を示すが、$$T_mathrm{C}=28$$Kでは磁気秩序が$$mathbf{q}_mathrm{spin}=0.28mathbf{b}^*$$の楕円型らせん秩序に変化するとともに強誘電性が生じる。われわれのこれまでの中性子散乱実験の結果、TbMnO$$_3$$では10K($$< T_mathrm{c}$$)においてA型反強磁性のゾーン全体にわたって磁気励起が存在し、その分散関係は$$mathbf{q}=mathbf{Q}-mathbf{G}$$($$mathbf{G}$$はゾーン中心)の小さいところを除いて、最近接間相互作用と次近接間相互作用の競合を取り入れたハイゼンベルクモデルでよく記述できることがわかった。さらに、$$mathbf{q}$$の小さいところには複雑な構造の励起が存在していることがわかったが、分解能の不足のために詳細な構造は不明であった。今回、TbMnO$$_3$$$$mathbf{q}$$の小さい領域における磁気励起を、分解能の高い冷中性子を用いた中性子散乱実験によって観測した。その結果、10Kにおいて磁気秩序の波数付近で図のような3つの分散を持つ特異な励起が観測された。一番上の分散はゾーン中心からゾーン境界まで連続しているのに対し、他の2本は$$mathbf{q}_mathrm{spin}$$で極小を持ち、$$mathbf{q}_mathrm{spin}$$より$$mathbf{q}$$が大きくなるにつれ急速に強度を失う。この磁気励起は楕円型らせん秩序という特殊な磁気秩序に起因する可能性がある一方で、電気分極あるいはフォノンと結合した新規な励起である可能性も期待される。

口頭

原子力用オーステナイト鋼における強磁性相の生成と組織自由エネルギーに基づく評価

新谷 剛志*; 塚田 祐貴*; 白木 厚寛*; 村田 純教*; 森永 正彦*; 高屋 茂; 小山 敏幸*

no journal, , 

SUS316鋼のクリープ中の磁束密度変化量は、SUS304鋼に比べて極めて小さい。本研究では、この違いを組織自由エネルギーに基づき検討した。その結果、強磁性相であるbcc相の析出に寄与すると考えられる炭化物近傍でのひずみエネルギーは、ほぼ等しいことがわかった。このことから、磁束密度変化の鋼種による違いは、おもにSUS304鋼よりもSUS316鋼のほうが強磁性相析出の活性化エネルギーが大きいことに起因すると考えられる。

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