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古川 登; 近藤 利幸; 星 真之*
JNC TN8450 2001-005, 255 Pages, 2001/08
アスファルト固化処理施設は、1997年3月11日(平成9年)の火災爆発事故により、昭和57年から開始した低レベル放射性濃縮廃液をアスファルト固化体へ変換処理する技術開発を終了した。この約15年間に廃液7,438m3を処理し、29,967本の固化体を製作した。固化体に関する製作、放射能データ等は、ドラム缶毎に製品管理情報を大洗工学センターの大型コンピュータ及び処理第二課パソコン内に収納し保存を行っている。これら情報は、アスファルト固化処理施設が開発運転を行ってきた貴重な情報であり、また将来の固化体処分に向けた技術基準整備作業には必要不可欠な情報である。本製品データ集は、アスファルト固化体ドラムNo.毎の塩成分量、アスファルト量および比率、固化体重量、全、TRU核種、核種濃度、貯蔵位置等をデータベース化して一覧にまとめ報告書とした。なお、施設の運転履歴と合わせて固化体製作履歴を把握する場合は、「廃棄体の確認に向けたアスファルト固化体の製作履歴調査結果」を参照されたい。
竹内 正行; 久保田 昌宏; 星 真之; 坂内 信行; 中島 靖雄; 内山 軍蔵; 野島 康夫*; 藤根 幸雄*
no journal, ,
Ti-5Ta製再処理機器の経年変化に関する基盤データを取得するため、硝酸凝縮部を主対象として、Ti-5Ta材の長期腐食試験を実施した。その結果、本試験条件での結果から、硝酸凝縮部におけるTi-5Ta材の腐食は全面腐食を呈し、ほぼ一定の速度で進展する傾向を示した。また、回収される凝縮液の硝酸濃度の増加に伴って腐食が促進されるとともに、材料表面上の凝縮液の流下現象が腐食を促進する可能性が示された。一方、加熱溶液部の環境では、硝酸濃度7Mの条件での腐食速度が極大となる傾向が得られ、気相部では形成される酸化皮膜の影響により、すべての条件で重量増を示した。以上の長期腐食試験結果から、Ti-5Ta製再処理機器の硝酸凝縮部の腐食は、長期間にわたり一定の速度で進展するものと考えられる。
佐野 雄一; 竹内 正行; 星 真之; 坂内 信行; 平野 弘康; 内山 軍蔵; 野島 康夫*; 藤根 幸雄*
no journal, ,
再処理施設の経年変化に関する研究として、チタン合金製機器の硝酸凝縮部を対象に、腐食速度に及ぼす加熱溶液中の金属イオンの影響をコールド試験により評価した。Ti-5Ta材の腐食速度は金属イオン濃度及び金属イオンの水和エンタルピーと関係する凝縮部酸濃度の変動に影響されていることを確認した。
佐野 雄一; 竹内 正行; 星 真之; 坂内 信行; 平野 弘康; 内山 軍蔵; 野島 康夫*; 藤根 幸雄*
no journal, ,
再処理施設の経年変化に関する研究として、Ti-5Ta製再処理機器の硝酸凝縮部を対象に、腐食速度に及ぼす各種因子の影響を評価した。Ti-5Ta材の腐食速度は主に凝縮部の温度及び凝縮液の硝酸濃度により決定されることを確認した。
安倍 弘; 佐野 雄一; 竹内 正行; 星 真之; 坂内 信行; 青瀬 晋一; 荻野 英樹
no journal, ,
塩化物を含む溶液において、線照射下での炭素鋼の浸漬試験を実施した結果、10%60%程度の腐食速度の増加が認められた。また、高pH条件及び窒素脱気条件では腐食速度が抑制される傾向を示した。
安倍 弘; 佐野 雄一; 竹内 正行; 坂内 信行; 星 真之; 荻野 英樹; 青瀬 晋一
no journal, ,
福島第一原子力発電所事故の汚染水処理によって発生した廃スラッジを一時保管する貯槽材料(炭素鋼)の耐食性評価の一環として、静置系でスラッジとの接触や放射線等の因子を考慮した腐食試験等を実施した。その結果、いずれの条件においても腐食速度は0.1mm/y程度であり、局部腐食を含む顕著な腐食の進行は認められなかった。
安倍 弘; 佐野 雄一; 竹内 正行; 坂内 信行; 星 真之; 荻野 英樹; 小泉 健治
no journal, ,
大気送気による撹拌系において廃スラッジ貯槽材料である炭素鋼の腐食挙動を評価した。大気送気により腐食速度は上昇するが、廃スラッジの共存により上昇傾向は抑制された。送気流量の低減や不活性ガスへの変更が防食策として有効であることを確認した。