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横林 正雄; 木下 直樹*; 田村 一雄*
JAERI-Data/Code 2000-015, p.102 - 0, 2000/03
人間信頼性解析(HRA)手法は種々開発されているが、いずれもそれらを用いるためには熟練を要し、実施にはイベントツリー(ET)の作成や不確定幅の計算などの煩雑さを伴う。さらにいずれの方法も単独で評価するには不十分である。そこでHRAを実用的、効率的に実施するために、PC上で稼働するHRA支援システムJASPAHRを開発した。JASPAHRは、詳細な評価方法としてHRA-ET/DeBDAとOATを組み合わせた方式を、簡単な評価方法としてTHERPを簡略化したASEP法を用いており、評価方法により使い分けている。評価に必要なヒューマンエラー率については、データを収集し、支援システムと連動して使用可能なデータベースとして用意されている。誤診断解析手法としてINTENT法を加えるとともに使いやすさ等の面でも改善を行うなどして改良を図った。本報告書はこの改良版JASPAHR(Ver.1.5)のマニュアルである。
本橋 純; 寺内 誠; 山下 卓哉; 田川 明広; 石川 智之*; 山口 勝義*; 小菅 史明*; 木下 直樹*; 本間 亮平*
no journal, ,
原子力機構では、福島県において除染を行う際の除染計画立案、任意の経過年数における空間線量等を、インターネット上に設置したクラウドコンピュータによって予測し、効率的・効果的な除染の実施を支援するための「除染活動支援システムRESET(The Restoration Support system for Environment)」を開発した。本システムの妥当性を検証するため、除染モデル事業における除染後の空間線量率の実測値と本システムで予測した除染後の空間線量率による比較を行った。その結果、空間線量率の測定に用いたサーベイメータが最大で15%程度の誤差を有していることを考慮に入れると、両者の空間線量率の値はよく一致しており、本システムによる予測結果は妥当であると言える。
山下 卓哉; 寺内 誠; 本橋 純; 田川 明広; 石川 智之*; 山口 勝義*; 小菅 史明*; 木下 直樹*; 本間 亮平*
no journal, ,
除染を行う際の除染計画立案、任意の経過年数における空間線量等を、インターネット上に設置されたクラウドコンピュータによって予測し、効率的・効果的な除染の実施を支援するためのシステム開発の概要を紹介する。
山下 卓哉; 田川 明広; 寺内 誠; 本橋 純; 本間 亮平*; 石川 智之*; 山口 勝義*; 小菅 史明*; 木下 直樹*
no journal, ,
除染活動を支援するために、広領域を対象とした除染前後の空間線量率を推定評価し、除染による線量率の低減効果を評価するシステムの開発を行った。