Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
木下 詩織*; 阿部 弘亨*; 阿部 友紀*; 國井 大地*; 宇田川 豊; 松川 義孝*; 佐藤 裕樹*
no journal, ,
燃料被覆管の強度評価手法の一つとして従来用いられてきた、局所的なペレット-被覆管相互作用(PCMI)を模擬する中子拡管(EDC)試験を改良し、試験片をより小さく摩擦の影響も減少させた新しいEDC試験法を開発中である。本研究では、改良型EDC試験についてFEMAXI-7及びANSYSを用いた数値解析を行い、試験手法の実機適用性を検討した。実機を想定したFEMAXI-7の解析条件として、近年の国内における一般的な加圧水型原子炉(PWR)を想定し、高燃焼度1717型4サイクル13か月炉心燃料とした。解析の結果、燃焼度が20GWd/tU近傍でPCMIが開始した。ANSYSによる解析結果との比較から、PCMI開始後に想定される範囲の周方向ひずみについては、改良EDC試験により十分に模擬可能である。本解析により、試験実施時の中子の変形の様子や応力分布について、実機条件と試験体系の間に生じる違いを始めとする詳細な情報が得られた。