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中原 将海; 渡部 創; 小木 浩通*; 荒井 陽一; 粟飯原 はるか; 本山 李沙; 柴田 淳広; 野村 和則; 梶並 昭彦*
Proceedings of International Nuclear Fuel Cycle Conference / Light Water Reactor Fuel Performance Conference (Global/Top Fuel 2019) (USB Flash Drive), p.66 - 70, 2019/09
高レベル放射性物質研究施設では、先進湿式分離試験に由来する多種多様な有害性及び放射性液体廃棄物が発生する。そのため、これらを安全に取り扱い及び管理するために安定化処理を行う必要がある。今回は、これらの溶液に含まれる有害物質の沈殿処理若しくは酸化処理、核物質回収のための溶媒抽出による分離、フリーズドライ法を用いた濃縮処理について報告する。
豊嶋 厚史; 水飼 秋菜; 村上 昌史*; 佐藤 大輔*; 本山 李沙*; 大江 一弘*; 小森 有希子*; 羽場 宏光*; 浅井 雅人; 塚田 和明; et al.
no journal, ,
本研究の目的は、Dbフッ化物錯体を同定することである。今回、Nbのオキシフッ化物錯体からフッ化物錯体への形成反応に着目し、Dbに対する同様の反応を検証するためのモデル実験として、1.0-24M HF/2.0M HNO水溶液中におけるNbとTaの陰イオン交換挙動を調べた。原子力機構タンデム加速器と理化学研究所AVFサイクロトロンにおいて生成したNbとTaをイオン交換法により無担体トレーサーとして調製し、バッチ法により陰イオン交換実験を行った。その結果、調べたHF濃度範囲において、Nbの分配係数(値)は3M HFまでほぼ一定で、6M以上で急激な増加を示した。一方、Taの値はHF濃度の増加に対して単調減少を示した。Nbは6M以上のHFでオキシフッ化物錯体からフッ化物錯体を形成し、Taはフッ化物錯体として存在していると考えられる。本実験条件でDbの値の変化を調べる事によりその化学種の情報が得られると期待される。
本山 李沙; 比内 浩; 市毛 良明; 柴田 淳広; 野村 和則
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原子力機構高レベル放射性物質研究施設(CPF)では、福島第一原子力発電所にて発生した廃棄物の処理・処分方法の検討に資するため、廃棄物の性状に係る核種分析を行っている。及びスペクトル測定対象核種に加え、線放出核種の分析にも対応するため、2014年度より、核種分析法の検討を開始した。CPFの設備の特性上、ハロゲン系試薬を使用しないこと等を前提条件に、開発を行っている。これまで既にH-3, Sr-90及びI-129の分析法を確立してきた。本報告では、これらの中からI-129分析法について紹介するとともに、現在検討中であるSe-79分析法について、開発状況を報告する。
本山 李沙; 比内 浩; 市毛 良明; 柴田 淳広; 野村 和則
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福島第一原子力発電所の汚染水処理では、様々な固体廃棄物が発生している。この廃棄物は、従来の原子力発電所で発生する廃棄物と性状が異なるため、廃棄物の処理・処分の安全性の見通しを得る上で、放射能等の性状を測ることが不可欠である。そこで、高レベル放射性物質研究施設(CPF)へ実固体廃棄物試料を輸送し、汚染水処理で発生した廃棄物の処理処分技術開発のための試験や分析を行っている。固体廃棄物試料の放射能測定の際は、試料を溶かし、測定対象核種を分離する操作が必要となる。一例として、凝集沈殿スラッジの結果を紹介する。測定結果は、廃棄物の安全な処理処分方法を検討するために利用されている。今後も、廃吸着材の分析方法の開発を継続し、開発された分析方法はCPFやその他の施設での分析に反映される。
本山 李沙; 比内 浩; 市毛 良明; 柴田 淳広
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原子力機構高レベル放射性物質研究施設(CPF)では、福島第一原子力発電所で発生した汚染水や廃棄物の分析を実施している。廃棄物等の性状把握において、線放出核種の分析も重要であり、2014年度より、核種分析法の検討を開始した。CPFの設備の特性上、腐食の要因となるハロゲン系試薬の使用を避け、硝酸溶液系における分析法の開発を行っている。これまで既にH-3, Sr-90及びI-129の分析法を確立してきた。本報告では、現在検討中であるSe-79分析法について、開発状況を報告する。
本山 李沙; 比内 浩; 市毛 良明; 駒 義和; 柴田 淳広
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原子力機構高レベル放射性物質研究施設(CPF)では、福島第一原子力発電所にて発生した廃棄物の処理・処分方法の検討に資するため、汚染水や水処理二次廃棄物の放射化学分析を行っている。及びスペクトル測定対象核種に加え、線放出核種の分析にも対応するため、核種分析法の検討を行った。CPFの設備の特性上、ステンレスを腐食させるハロゲン系試薬の使用は避け、硝酸溶液系における分析法の開発を行い、複数の処理を組み合わせたSe-79分析法を確立した。当該手法の福島汚染水試料への適用を開始した。
本山 李沙; 比内 浩; 駒 義和; 柴田 淳広
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原子力機構高レベル放射性物質研究施設(CPF)では、福島第一原子力発電所にて発生した廃棄物の処理・処分に向けた性状把握のため、汚染水や水処理二次廃棄物を受け入れ、放射化学分析を行っている。CPFの設備の特性上、ステンレスを腐食させるハロゲン系試薬の使用は避ける必要があり、既存の分析法で塩酸が用いられているNi-63について分析法の検討を行った。Ni-resinで粗分離した後、Cs, Sr, TRU核種等を複数工程で除去し、再度Ni-resinでNiを精製することにより、従来法と同程度の検出下限値を有する硝酸溶液系における分析法を確立した。当該手法の福島汚染水試料等への適用を開始した。
本山 李沙; 比内 浩; 駒 義和; 北脇 慎一
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東京電力ホールディングス福島第一原子力発電所(1F)にて発生した廃棄物の処理・処分に向けた性状把握のため、汚染水試料等のNi-63分析を実施し、Ni-63と同様に放射化生成物として生成するCo-60と比較した。炉内構造物によく用いられるステンレス鋼を発生源と想定したCo-60/Ni-63比との差異が大きい試料も見られ、炉心外で発生して炉水によって運ばれ、炉心での放射化の後、炉心外配管へ付着・蓄積した腐食生成物の影響等が示唆された。