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論文

Using two detectors concurrently to monitor ambient dose equivalent rates in vehicle surveys of radiocesium contaminated land

武石 稔; 柴道 勝; Malins, A.; 操上 広志; 村上 晃洋*; 三枝 純; 米谷 雅之

Journal of Environmental Radioactivity, 177, p.1 - 12, 2017/10

AA2016-0534.pdf:1.79MB

通常の車両サーベイでは、地上1m高さの空間線量率に換算するために、同じ場所で車両の検出器及び車両を移動し1m高さの空間線量率を手持ち測定器で測定し、両者を比較している。車両測定結果を地上1m高さ値に、より正確に換算するため、2個の検出器を原子力機構の専用のモニタリング車の異なる高さに設置し、福島の避難区域等で測定、地上1m高さの測定結果と比較した。その結果、車両の異なる高さに設置した単一の検出器測定値から地上1m高さ値に換算した場合に比べて、車両2検出器を両者とも用いて換算した方が精度が高く、手持ち測定値に対して$$pm$$20%の範囲内にあった。また道路上の放射性セシウムの存在量が周辺より少ない場合は、車両の検出器の測定高さを高くすることにより道路周辺の空間線量率に近づいた。また、車両検出器の設置高さにについてモンテカルロシミュレーションコードを用いて検討した。

論文

福島県内の空間線量率トレンドの解析; 環境半減期、積雪の影響

三枝 純; 依田 朋之; 村上 晃洋; 武石 稔

環境放射能除染学会誌, 5(2), p.79 - 93, 2017/06

2011年3月に発生した東京電力福島第一原子力発電所の事故後、福島県内各地において放射線モニタリングが継続して行われている。事故から5年が経過したのを機に、原子力発電所から20$$sim$$60kmに位置する15地点で得られた空間線量率のトレンド(2011年5月$$sim$$)を解析し、線量率の減衰傾向や積雪による遮蔽効果について考察した。線量率のトレンドは放射性セシウムの物理的減衰とウェザリング等その他の要因を加味した関数に適合することができ、この結果から環境半減期は3$$sim$$27年(平均10年)と評価された。また、積雪による遮蔽の影響で線量率は下がり、積雪深20cmで15%から50%低下した。この影響により、5年間の積算線量は積雪がなかった場合に比べて最大約7%低くなることがわかった。

口頭

福島県内の空間線量率トレンドの解析と考察; 環境半減期、積雪効果

三枝 純; 依田 朋之; 村上 晃洋; 武石 稔

no journal, , 

福島第一原子力発電所事故後、福島県内各地において放射線モニタリングが継続して行われている。今般、発電所から20$$sim$$60km地点において得られた空間線量率のトレンド(2011年4月$$sim$$)を解析し、線量率の環境半減期を求めた。また、積雪深と線量率の関係について考察した。対象とした地点について線量率は積雪の影響により積雪前に比べて30$$sim$$65%低減していた。積雪深と線量率との関係は、地殻からの天然核種について長岡ら(1992)や藤元(1986)によって報告されているが、今回の解析結果はこれらの報告値と矛盾しないものであった。平均雪密度は0.2$$sim$$0.25g cm$$^{-3}$$と推定された。

口頭

モニタリング車を用いた福島環境における1m高さ空間線量率の測定・評価方法について

武石 稔; 柴道 勝; 村上 晃洋; 三枝 純

no journal, , 

原子力機構福島環境安全センター所有のモニタリング車は、屋根上から検出器を約15cm吐出させ樹脂カバーで覆った構造であり、地上約2m高さの空気吸収線量率を測定している。しかし、空間線量率マップ作成や公衆の個人線量を評価するためには、地上1m高さの1cm線量当量率に換算する必要がある。福島は山間部が多く、また、ホットスポット等により地上2m高さの空間線量率が地上1m高さより高い場所が多く見られる。そこで車内の地上0.9m高さにNaIサーベイメータを追加設置、その空間線量率を用いて測定高さの違いを考慮した換算手法を検討した。31地点において測定した結果、従来法に比べ2m高さの空間線量率が1m高さの空間線量率が高い場所においてもほぼ20%以内で換算できることを確認した。

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