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論文

Second-order structural transition in (Ca$$_{0.5}$$Sr$$_{0.5}$$)$$_3$$Rh$$_4$$Sn$$_{13}$$

Cheung, Y. W.*; Hu, Y. J.*; Goh, S. K.*; 金子 耕士; 筒井 智嗣; Logg, P. W.*; Grosche, F. M.*; 金川 響*; 谷奥 泰明*; 今井 正樹*; et al.

Journal of Physics; Conference Series, 807(3), p.032002_1 - 032002_4, 2017/04

BB2016-0329.pdf:0.86MB

 被引用回数:5 パーセンタイル:83.59(Physics, Condensed Matter)

(Ca$$_{0.5}$$Sr$$_{0.5}$$)$$_3$$Rh$$_4$$Sn$$_{13}$$ is a member of the substitution series (Ca$$_{x}$$Sr$$_{1-x}$$)$$_3$$Rh$$_4$$Sn$$_{13}$$ which has recently been argued to feature a structural quantum critical point at $$x_c$$ = 0.9. In the stoichiometric compound Sr$$_{3}$$Rh$$_{4}$$Sn$$_{13}$$, the structural transition at $$T^*$$ $$approx$$ 138 K has been shown to be a second-order phase transition. Moving towards xc, we examine the character of the structural transition in (Ca$$_{0.5}$$Sr$$_{0.5}$$)$$_3$$Rh$$_4$$Sn$$_{13}$$ (i.e. $$x$$ = 0.5, $$T^*$$ $$approx$$ 55 K) using electrical resistivity, heat capacity and X-ray scattering. The absence of the thermal hysteresis in specific heat around $$T^*$$, and the continuous evolution of the superlattice reflection detected by X-ray diffraction are consistent with the scenario that the structural transition associated with a modulation vector $$q$$ = (0.5, 0.5, 0) in (Ca$$_{0.5}$$Sr$$_{0.5}$$)$$_3$$Rh$$_4$$Sn$$_{13}$$ remains second-order on approaching the quantum critical point.

口頭

篭状構造をもつ超伝導体Sr$$_3$$Ir$$_4$$Sn$$_{13}$$における相転移

金子 耕士; 松田 雅昌*; 筒井 智嗣*; Goh, S. K.*; 松元 卓也*; 今井 正樹*; 吉村 一良*

no journal, , 

篭状構造をもつSr$$_3$$Ir$$_4$$Sn$$_{13}$$は、常圧では$$T_{rm c}$$=5 Kの超伝導に加え、$$T^*{sim}$$150 K近傍にも転移を示す。高温の転移点である$$T^*$$は、物理・化学的圧力の印加により急激に減少し、転移が消失する近傍で、量子臨界点を示唆する振る舞いが現れる。$$T^*$$の転移は非磁性の構造相転移だと考えられていることから、この物質では、従来の磁気的とは異なる、非磁性起源の量子臨界点の出現が期待されている。今回、この$$T^*$$での転移について、X線及び中性子散乱を用いてその詳細を調べた。$$q$$=(1/2, 1/2, 0)で表される逆格子点において、$$T^*$$以下で格子系起源の超格子反射が出現することを観測した。温度変化では、反射強度が$$T^*$$以下から連続的に成長していることに加え、ヒステリシスを示さないことを明らかにした。さらに高温から$$T^*$$に向けて、臨界散乱的な強度の増加も見られることから、$$T^*$$の構造相転移は2次であると結論づけられる。この結果は、加圧によって現れる量子臨界点への連続性と、矛盾しない。本発表では、上記回折実験に加え、$$T^*$$転移近傍におけるダイナミクスの結果についても合わせて報告する。

口頭

Complementary use of neutron and X-ray scattering to explore structural quantum criticality in superconducting stannides

金子 耕士; 松田 雅昌*; 筒井 智嗣; Cheung, Y. W.*; Hu, Y. J.*; Goh, S. K.*; 松元 卓也*; 今井 正樹; 谷奥 泰明*; 金川 響*; et al.

no journal, , 

スクッテルダイトに類似した篭状構造をもつSr$$_3$$Ir$$_4$$Sn$$_{13}$$は、常圧で$$T_{rm c}$$=5Kの超伝導に加え、$$T^*{sim}$$150K近傍にも転移を示す。高温の転移点である$$T^*$$は、物理・化学的圧力の印加により急激に減少し、転移が消失する近傍で、線形的な電気抵抗等、量子臨界点を示唆する振る舞いが現れる。$$T^*$$の転移は非磁性の構造相転移だと考えられていることから、この物質では、従来の磁気的とは異なる、非磁性起源の量子臨界点の出現が期待されている。今回、この現象の鍵となる$$T^*$$での転移について、X線及び中性子散乱を用いてその詳細を調べた。その結果、$$T^*$$以下で格子系起源の超格子反射が出現することを観測し、その温度変化では、反射強度が$$T^*$$以下から連続的に成長していること、ヒステリシスを示さないことを明らかにした。さらに高温から$$T^*$$に向けて、臨界散乱的な強度の増加も見られることから、$$T^*$$の構造相転移は2次であると結論づけられる。この結果は、加圧によって現れる量子臨界点への連続性と矛盾しない。本発表では、上記回折実験に加え、$$T^*$$転移近傍におけるダイナミクスの結果についても合わせて報告する。

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